SUBZERO Interview!
SUBZERO
今回は、数多くのアーティストのプロデュースを手がけてきた、SUBZERO(a.k.a ICE DOWN)さんにインタビューをしてみました。(ICE DOWNは、シンガーをプロデュースするときのSUBZEROさんの別名義です。)ありがとうございます!
SUBZEROさんは、今までに、Crystal Kay, AI, HI-D, Sowel ,ZEEBRA, OZROZAURUSなど、数々の国内アーティストにとどまらず、なんとあのDr.DreやXzibit、Mya、 Brandyなどにプロデュース楽曲提供などをしてきている実力派のプロデューサーです。そして、2003年にはあの有名なBLAST誌(シンコーミュージック)の年間最優秀プロデューサー部門 日本人最高位(5位)を獲得している方です。
この度有名プロデューサーであるSUBZEROさんにインタビューをする機会をいただきまして(STYさんありがとう)、そして全部の質問に、真面目に時に面白く丁寧に答えてもらいました。どのお答えも興味深く面白く、そして、今Produceや楽曲を作ったりしている方にも絶対に参考になることが詰まっています。ぜひぜひご覧ください!
Profileの詳細はDigzへ。では、お楽しみください。
Q1.年齢と、代表作を教えてください。
・31歳です。代表作 Call Me Miss../ Crystal Kay
Q2.現在の主な活動について簡単に教えてください。
・MAY Jちゃんのデビュー作品 キューン・SONYより来月デビュー
Q3.音楽作りを趣味から仕事にしようと思ったきっかけは?最初から仕事にしようと思っていた場合は、現在仕事にそのためにどんな努力をしましたか?
・きっかけは特にないのですが、、、なんか趣味でつくっていたものが、売れたので、本腰いれてやるようになりました。
Q4.どのようなきっかけでプロとしてやっていくことになったのでしょうか?
・なんか未だによくわかっていません。まわりの方に必要としてもらえるなら、、といったことですかねえ
Q5.プロデューサーをはじめたのはいつごろですか?
・音大在学中ってことなのかな。でもその頃(6年くらい前)はまだ打ち込み屋ってかんじで、プロデューサーというよりプログラマーでした。自分でプロデューサーといえる仕事をするようになったのは、ここ一年半くらいの話です。
Q6.現在使っている機材・環境など簡単に教えてください。
AKAI MPC2000XL
AKAI MPC3000
ヤマハ MOTIF ES
ローランド XV
KRK V8 モニタースピーカー
Q7.仕事内容的にプロデューサーといっても、トラックメイキングだったりアレンジや詞だったり様々な仕事があると思うのですが。仕事内容について少し教えてください。プロデューサーと言われた場合は曲にどのように関与しているのでしょうか?
・基本的にはプリプロからミックスまでは全て関わります。
楽器演奏・打ち込みは人の手をとりいれたことは、殆ど日本においてはありません。ただし、曲は前もって決まっているケースも多く、その場合はプログラミングとアレンジ、またヴォーカルディレクションというような作業になります。
Q8.プロデューサーの仕事で、どの仕事が一番好きですか?
・一番好きなことと、一番嫌いなことが一緒です。ミックスですかねえ、、、
Q9.プロデューサーをやってて喜びや、うれしかったことはありますか?
・飲み屋でモテる(ウソ!!)そうなればいいんですが、、
単純にいろいろな人と、ちょっと変わった形で出会えたりすること
Q10.音楽的な経験というのが、プロデューサという仕事をする上では役立つのでしょうか?もしくは、そのような経験がなければできない仕事でしょうか。
・それは絶対に不可欠なものだと思います。ただ、楽器を何年やっていたとか、どこの音大をでているというようなこととかはあまり関係ないと思います。単純にどれだけ自分が意識して、音楽を聴けるかということのような気が、、要するにその部分に費やした時間が経験とか才能とかいわれるものにつながる気がします。
Q11.一つの曲を作るうえで、プロデューサーとアーティストどのような関係でやっていくのが、理想だと思いますか?
・かなりむづかしい質問!!ぶへえ!
アーティストが良く見える部分を引き出し、それをより高い位置にもっていくことがプロデューサーの仕事かも(理想論だが)。だから、まずはアーティストと人間としてのコミュニケーションがとれることが大事なんじゃないですか?
(難しかったですね、す・すいません)
Q12.どんなプロデューサーに影響をうけましたか?(洋邦問わず)もしくは、大好きなプロデューサーは?その方と自分の違いっていうのをどういう面で感じますか?
・やはりDR.DREですかねえ。
一個の音に対するストイックさが生み出す完成形のバランスの良さが非常に高いレベルにあるのでは、、
・自分との違いは
みんなひとりひとり違うのが当たり前で、強いて言うなら肌の色とか年齢とか?飲みに行く店とか、、すいません!答えになってなくて
Q13.最近は、パソコンでのトラックメイキングが定着してメインを担っていると思いますが、そういう面での手軽さなどは感じますか?
・パソコン持ってません。その手軽さに関して、いい事は予算の(時間の)短縮ぐらいで、、ほかには何もない気が、、私は打ち込み音楽をやってますが、ものすごい否定派です。実は、予算が許す限り、アナログな方向に行きたいタイプです
Q14.プロとアマの違いみたいのはありますか?(環境や機材面、もしくは精神的な面や仕事の面でも)
・まったくありません。単純にその作業が生活の中でどれほど重要なのかということだけかと、、
Q15.あなたが考えるプロデューサーに必要なものは?
音に対する意識
人間性
六本木三丁目の飲み屋
音楽以外の趣味
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