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2003年BEST ALBUM TOP50

総評

2003年は、男性R&Bが元気になり始めた年でした。2002年の男性R&Bの不調がうそのように、インディーズ、メジャーともどもいい作品がたくさん出てきた年でした。特に、若手を脱して中堅どころとなっていくようなアーティストが円熟味を見せた作品を多く残しました。代表としては、AVANT, Musiqなど。また、Jagged Edge, 112, Silkなどボーカルグループもそれぞれ復活を見せてくれたのもとてもうれしいところでした。まあsilkなどはインディーズ落ちで、Lil'G不在というのが、やっぱり残念でしたが。また中堅どころ、Joe, Montell Jordan, Jesse Powellなどもいい作品を聞かせてくれました。またベテラン勢、Dave Hollister, Dennis Taylorなども遺憾なくその実力を発揮させてくれました。そのぶん、ちょっと女性陣が元気がなかったかなと思いますが、Blu Cantrellがブルージーないい作品をMYAがPOPSとR&Bの微妙なバランスが取れた作品を残してくれました。Kerry Priceもあまりパッとしなかったし、Beyonceもありがちって感じで・・・驚くほどじゃーなかったのが、残念。Ledisiみたいな強烈なキャラが一人ぐらい出て欲しかったなー・・・
そんな中やはりTOPを飾ったのは、KEITH SWEATの初ライブ盤が、素晴らしかったです!!これほどカッコいいFUNKYなライブをやってくれる人とは思わず、あまりのカッコよさに感動したのは今でも覚えています。改めてあーライブっていいなーって思わせてくれたことも、通好みなベスト盤って内容で、何度聞いてもあきませんよ!
そして、次はインディーズで一番よかったし、オリジナル作品の完成度としては恐ろしいほど完成されている一品Devante「Ready or Not」!この人声はテナーでそんな張れるタイプじゃないのですが、それを補って余りある歌唱力と、メロディーセンス、シャウトのセンスが物凄い!驚異的な新人です。
去年を語る上で欠かせない人はまだいます。それがやっぱり、Javierと、Frank McCombの二人ですね!この二人の作品は完成度、歌の素晴らしさ共に一級品でいて、それぞれが、2003年を代表できる特徴ある作品を残したって意味で3位と4位にランクインです。Barrington、Calvin Richardson、Frankie Jはアルバムとしての水準が高すぎ!それ以降は、そのラインの理由と共にお楽しみください。70位までしかありませんが、それ以外は、思い出せなかったり、ラインインするほどじゃなかったり理由は様々です。

No.1 : Keith Sweat / Live

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Keith Sweatの曲のすばらしさを再認識させ、ライブにいってみたいと思わせる最高のライブアルバムだと思います。ライブの感覚をまざまざと見せ付ける音のすばらしさと、サポートの演奏者、Rapper、Guestの多彩さなどまさに豪華なライブそのものという感じを聞き手に感じさせつつ、選曲も誰もが一度は耳にしたことがあるKeith SweatのBEST ALBUMのような選曲に舌を巻くしかありません・・・見事!

☆☆☆☆☆☆

No.2 : Devante / Ready or Not」

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この作品とKeith Sweatで、かなり悩みました。オリジナルアルバムとしては文句なしに2003年度1番になるすばらしい一枚!統一された雰囲気の中、絶妙なメロディーセンスを見せるHOOKと、歌い手の絶妙なフェイクなど、一度聞くと病みつきになっていくメロディーセンス、ボーカルセンスの良さがなんともいえず、癖になっていきます。これは絶対持っておいてほしい2003年の一枚です。それにしてもこのジャケ写・・・

☆☆☆☆☆☆(Sweet Soulの傑作!)

No.3 : JAVIER / JAVIER

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R&B界に新しく吹いたさわやかさとかっこよさを同居させたようなR&Bです。彼の艶やかな歌声が、聞くもののHeartをつかんで離しません。彼独特の歌世界がとても聞き地がよくて癖になりますよー。今までの若いアーティストにありがちなR&Bの典型的なアイドル系のアーティストとはまた違う、実力派といえるような独特の若さと斬新さを併せ持つ傑作でしょう。

☆☆☆☆☆☆

No.4 : Frank McComb / The Truth Volume One

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この作品ほど、インパクトのある作品もありませんでした。今年のClassicalなSOULの作品のさきがけ的な一枚で、彼のSOULFULな歌声な雰囲気には完全に圧倒されてしまいました。DONNIEから続いた70年代Stevie Wonderの音楽への回帰の最高傑作です!このかっこよさは、体感しなければなりません!絶対聞いてほしい作品です!ライブも最高ですよー!

☆☆☆☆☆☆

No.5 : BARRINGTON SCOTT HENDERSON / BEST KEPT secret....」

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今はGC キャメロンに取って代わられましたが、以前のテンプテーションズのリードボーカル!もちろん現役バリバリのテンプテーションズのリードですから、その歌声は間違いなく本物!しかも、FUNKなノリから、最高に甘いSweet Soul Balladまでその歌声をいかんなく聞かせてくれます!バラードの出来が秀逸!まさに強靭なその歌声に魅了されることでしょう!

☆☆☆☆☆☆(傑作!)

No.6 : CALVIN RICHARDSON / 2:35PM

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CALVIN RICHARDSONの2枚目は、Frank McCombから始まったClassical Soulへの回帰現象を決定付けたものになりました。その古臭くもSOULFULな歌声に誰もが、強烈なインパクトを受けました。シーンへのインパクトも十分で、今年のRicky Fante、Joss Stoneなどへの流れを作るきっかけとなった一枚です。

☆☆☆☆☆☆

No.7 : Frankie J / what's a man to do?

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スパニッシュ系のR&Bシンガー。彼の艶やかなボーカルワークは聞くものの耳を引き付けます!メロディーラインもしっかりしていて、かなり末永く聞ける一枚です!2003年の隠れた名盤の一枚といっても過言ではないでしょう。これは聞いておくべきです。地味に一番聞いているかもしれませんねー。

☆☆☆☆☆☆

No.8 : Will Downing / emotions

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Will Downingの新作は、Jazz Menたちの演奏を多く取り入れた、Smooth JazzとSOULが合わさった、Smoothyな歌のオンパレード。特に最初の「A Million Ways」の歌の艶っぽさといったら、本当にすばらしい!もううっとりして聞き入ってしまいます。絶対に、買って損しませんよー。このMoodyな雰囲気はもう大人な音楽って感じですよー絶対にMoodyな雰囲気を作りたいときに最適!

☆☆☆☆☆☆

No.9 : B-NINJAH & AK-69 / Da Real Thing From The street

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去年の邦楽ではその衝撃度、完成度共にすばらしいレゲエのB-NINJAHとHIPHOP&R&BシンガーのAK-69が折りなす、その唯一無二のサウンドは、誰にもまねできない!彼らにしかできない最高にかっこいい音楽がここにあります。それにこんなレゲエとHIPHOPとR&Bが混ざり合いつつ、HIPHOP好きやR&B好きな人の大好きな雰囲気を作り出せるというのは、凄いです!爆発度というか衝撃度では2003年No.1だったかも。名古屋のシーンにおいてもその存在は稀有で、今はソロ活動をしていますが、また二人で2ndを出してくれるのが、本当に楽しみになってきます!

☆☆☆☆☆☆

No.10 : HI-D / WORD OF MAJESTY

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HI-Dの記念すべき1stアルバム!日本でこれほどR&Bらしい作品を残してくれるアーティストが出てきたことが非常にうれしいです!バラエティーにとんだ内容も聞き飽きずとても完成度が高い一枚です!これを聞かないで今後の日本のR&Bシーンは語れませんよー!特にMissing YouでのAshahとの絡みは絶妙です!

☆☆☆☆☆☆

No.11 : LSG / LSG2

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ついに大復活!スーパーグループが帰ってきました!Keith Sweat, Gerald Levert, Johnny Gillの3人はやっぱりすばらしかった!濃密な歌の応酬です、ただただ、その濃密な絡み合いにやられるばかりです。やっぱりこの3人が組み合わさると、ものすごいですねー。ちょっとGerald Levert色が強いので、他の二人っぽいサウンドも聞いてみたかったなーというのが正直なところですが、うれしい復活!

☆☆☆☆☆☆

No.12 : Big Jim / Commitment Episode 1」

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まさか、彼が復活するとは!R&Bコーラスグループ好きには伝説のグループのひとつとして有名なIII From Tha Soulのバリトンリードボーカルだった、Big Jimが4年の沈黙を破り、ソロデビュー!インディーズで話題となり、メジャー流通までするようになった、話題の一枚です。その唯一無二のバリトンボイスは聞く人の心を揺さぶります。この声が聞けるだけでうれしい!

☆☆☆☆☆☆

No.13 : Kenny Lattimore & Chante Moore / Things That Lovers Do

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僕の大好きなアーティストの一人であるKenny Lattimoreとその彼と結婚したChante Mooreとの夫婦デュエットCD!この歌のうまい夫婦がいて幸せの絶好調でこのCDを出すという奇跡!うーなんともすばらしい一枚です!これはやばいです。こんなCD今まであったでしょうか?聞いていてHappyな気分になれること間違いなしです!特にJam & Lewisが作ったオリジナル曲「Loveable」の出来は、去年の名曲に選ばれるほどすばらしいです!

☆☆☆☆☆☆

No.14 : Jeffrey Osbone / Music Is Life

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いやはや、かっこいいですよ。このおっちゃん!FUNKYでいて、SOULFULなオーソドックスな曲の数々が、この人の声の良さをうまく引き出しています!かっこいいですよー!特に、「Rest Of Our Lives」の素晴らしいことといったら・・・最初の3曲の出来が素晴らし過ぎ!レビューは書いておりませんが、これマジでオススメです!密かな2003年の愛聴盤でした。

☆☆☆☆☆☆

No.15 : George Benson / irreplaceable

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Jazzギターの大御所が送り出す、R&B作品です。これがメロディーが素敵過ぎ!たまらないっす!哀愁漂うリード曲「Six Play」のすばらしさは、ものたまりません。この一曲のためにかってもいいですね〜。そのほかにも哀愁漂うギターサウンドの応酬です!CaseのMissing Youのギターのみによるカバーというのも面白い趣向ですねー。

☆☆☆☆☆☆(最高です!)

No.16 : 瘋癲 / MUSIC IS EXPRESSION

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瘋癲の1stアルバムは、Eri Kamiyaや、akikoなど、Jazz Singerも参加するJazz MusicとHIPHOPサウンドのクロスオーバー的な彼らの特徴が色濃くでた作品になっています。今年の中盤はこれよく聴きましたよー。ちょっと硬質なサウンドがなんとも、癖になるんですよね〜。オススメですよ。しかし、残念です・・・R.I.P FUJITANI

☆☆☆☆☆☆

No.17 : Jagged Edge / HARD

jacket

Jagged Edgeの4枚目は重量級の歌が並ぶ力作!その力強い歌声のバラードをこれでもかと聞かせてくれます。最近のUP SONGの傾向が強かった彼らだけにこういう路線で着てくれるのは、2ndアルバムのPromiseなどの名曲を思い出させてくれて胸を熱くさせます。バラード中心のよく出来たアルバムに仕上がっています。去年の評価を計る上でも重要な一枚!

☆☆☆☆☆

No.18 : SILK / SILKTIME

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LiL'Gが抜け、マイナー落ちもしてしまいましたが、やぱり彼らはすばらしかった!SILKらしい歌声とサウンドで、エロエロでトロトロな世界を展開していきます!どの曲もいいのですが、やぱりカバー曲は本当に秀逸です!そのほかにも、SILKらしいトロトロな歌の世界が展開されています。安定感漂う一枚!

☆☆☆☆☆☆

No.19 : DENNIS TAYLOR / In The Mood

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DOMEから、DENNIS TAYLORの傑作アルバムが、大人なMOODYな世界が展開されていて、Will Downingの作品と並び賞されるべき大人なR&B作品!ホントコンテンポラリーR&Bってこの人のためにあるんじゃないか?っていうぐらいMoodyで待ったりしていて良い曲が多いです!特に、このイギリスレーベルDOMEは今大変注目されていていい作品多いですよー!

☆☆☆☆☆☆

No.20 : Joe / And Than...

jacket

Joeのすでに5作目となる本作品は、適度なJoeらしい安心できる部分と、新しい試みがうまい具合にブレンドされた一品。ギターサウンドが主体となりつつも、しっかり歌で聞かせるところなんかはたまらなく、R.KELLYとの合作「More & More」では、美しくも甘美な歌世界をメローでエロな二人で作り上げていました。

☆☆☆☆☆☆

No.21 : AVANT / Private Room

jacket

3枚目は、今までのエロエロ路線を逸脱し、かなり基本に戻りSOULFULな作品を仕上げてきたのですが、これがいい!今までもAVANTにはない、力強い歌声がたまらない一枚になっています!それに彼のちょっと高い歌声を生かしたSOUL臭い作品が多いのも特徴!これが、今までの彼を脱却して一回り大きくなったなーという意味で、3枚目にして新たな発見をさせてくれたAVANTに感服!

☆☆☆☆☆☆(しっかりとしたSOUL作品です)

No.22 : Brian Mcknight / U-Tarn

jacket

ベテランBrian McKnightのターニングポイントともなる作品でしょう。今までの切ない歌をさらに磨きをかけ、すばらしい一枚に仕上げています。しかもCarl Thomas, Joe, Tankらによる一曲「Good Enough」の出来は恐ろしいものがあります!そのほかにもバラードの名曲が多いですよー!総合的にもいいアルバムです!

☆☆☆☆☆☆

No.23 : LUV and SOUL / blue

jacket

やっぱりよかったですねー。Snowはやっぱり名曲です。その他の曲も非常にバランスが取れているし、詞の世界観も広がって、非常に聞き答えがある一枚に仕上がっています。このままがんばっていってほしいっていう願いも込めてこの順位です!やはり、LUVandSOULといえば、バラードがいいんですよねーでも、この作品では少しUPでもいい曲が出てきてますよ。

☆☆☆☆☆

No.24 : Marques Houston / MH

jacket

R.KELLYサウンドの興隆も2003年の特徴で、そのスタイルを真似つつも斬新な歌を披露したのが、このMarques Houston!ここ最近のUsherスタイルの路線を踏みつつも、それに終わらないすばらしい歌声を披露しています。どの曲もR.KELLYの影響が色濃く出ていて、楽しめます。特に最初のほうのUPの出来は2003年度でも秀逸でしょう!

☆☆☆☆☆☆

No.25 : RUBEN STUDDARD / Soulful

jacket

Luther Vandorossのカバーは秀逸!その太った体から出される歌声はまさにSOULFUL!アイドルオーディションという経歴を吹き飛ばすほどの力のこもった一枚でした。でも、初心者でも聞きやすいけど、玄人をもうならせる、幅が広い人です。R&B初心者にオススメできる一枚ですね。ただ、もう少しHIPHOP寄りじゃないUPのR&Bがあると面白かったな。

☆☆☆☆☆

No.26 : Luther Vandross / Dance With my Father

jacket

グラミーにもノミネートされていた作品ですが、なんといっても病気になる前の貴重なスタジオ盤!これは聞いておきましょう。安定感ある歌声になっとくです。でも、このあと倒れちゃうとは・・・歌声は元気そうなのにね。早く回復して次のアルバムを届けて欲しいものです。このアルバムは、R&Bにしては珍しい父親を歌った曲があります。

☆☆☆☆☆

No.27 : Raphael Saadiq / ALL HITS AT THE HOUSE OF BLUES

jacket

D'AngeloとのBe Hereのライブが凄すぎます。鼻血ものです!あの激しいフェイク合戦には、思わず聞き手は悶絶間違い無しですよ。そのほかにも、いろいろとライブならではの面白みがたくさん詰まっていて、楽しめるようになっており、1stでの意外性も楽しかったけど、それ以上に楽しめる内容になっています!

☆☆☆☆☆

No.28 : Mr Cheeks / Back Again

jacket

Mario Winansの歌声がひさびさに聞けたってだけでもうれしいのですが、このアルバムめちゃめちゃ水準高いです!(この人のFeatから2004年のMario Winansの快進撃は始まりましたしねー、そういう意味でも重要な一枚!)この硬質なHIPHOPは、Talib Kweliなどにも共通するサウンド的な特徴があります!かっこいいぞー!どの曲も特徴があり、思わず一緒に叫びたくなるような雰囲気を持っています!

☆☆☆☆☆☆

No.29 : afra / always fresh Rhythm, Attack!

jacket

すっかりCMでお馴染みになってしまいましたが、日本の誇るヒューマンビートボクサーのAfraの1stアルバムなんといっても、ライブ音源のやつが凄すぎますよー。これ以外で、聞けるのは韻シストのやつぐらいかなー。AIも一応聞けますが。
これは一度聞くべし!2003年もっておいて間違いないでしょう。押さえておきましょうってところでしょうか。

☆☆☆☆☆☆

No.30 : Montell Jordan / Life After Def

jacket

Montell JordanがDef Jamを抜け出して作った最初の作品!UPなサウンドが満載で、最近のR&Bの作品ではUPの名曲が多い一枚です!そういう意味では、突出していましたねー。その独特の歌声を生かしたUPサウンドは奇抜で面白かったのですが、前作ほどバラードで名曲がなかったのが、もうちょっとっという気にさせちゃいました。でも、ベテランらしいすばらしい歌です!

☆☆☆☆☆☆

No.31 : Musiq / Soulstar

jacket

Musiq待望の3枚目のアルバムは、彼のスタイルを確固たるものとする聞けば聞くほど味がでてくるアルバムです。Musiqの独特のボーカルスタイルも耳なじみがよくなってきましたね。彼もこのアルバムで安定感というか、そういうのが出てきています。完成度が非常に高い作品ですねー。今後も楽しみになってきますね!

☆☆☆☆☆

No.32 : Black Eyed Peas / Elephunk」

jacket

4枚目にして、大ブレーク!Black Eyed Peasは、今までもよく参加していた女性ボーカルをメンバー追加して、ついに全世界でブレークしました。もともとサウンド面では突出したものがあったので、さらに、聞きやすさが増したサウンドとHOOKが魅了してくれます!これを聞いてると踊りたくなってきますよー。楽しい一枚です!

☆☆☆☆☆☆

No.33 : R.Kelly / Chocolate Factory

jacket

R.KELLYの傑作アルバム!まさか、ここでこんなステキなアルバムを出してくるとは、今年の活躍も見てもわかるとおり、この辺から、もう作曲ペースの凄さが、わかりますねー。そんな今ののりに乗っている彼を知る上で重要な一枚です。あとは、彼みたいなちょっと弱めな声質をすきかどうかってところですねー。まあ、名作には間違いない。個人的にはもっと重圧な声が好きなのでこの辺で。

☆☆☆☆☆

No.34 : FONS / STILL ALIVE

jacket

地味にゴスペル作品のなかでは最上位を位置した一品。新しいスタイルのゴスペルというのが、よかったです。それに、3曲目の出来が秀逸で、それは何度もききましたー!見た目通り、ゴスペルっていうよりは、なんかフィリーソウルって感じのサウンドでいながら、きちんとゴスペルっぽさも持っているそんな一枚でした!聞きなおすと、良曲が多かったので、ここにきました。

☆☆☆☆☆

No.35 : Blackstreet / Greatest Remix+1」

jacket

やっぱり、オリジナルよりもこっちが上にきちゃいましたね。僕が好きなスティービーのALL I DOを使った一曲「Think About You」が見事だったのと、リミックスのお手本のような素晴らしいプロデュースの数々が、このアルバムを押し上げました。それに、このアルバムで「I Like It」を乗っけたのが、今年前半のHI-DやLUV and SOULがこぞってカバーしたのにつながったようですしねー。

☆☆☆☆☆

No.36 : Alicia Keyes / The diary of Alicia Keys

jacket

本HPでは、あまり彼女には触れることはなかったですが、個人的にはひっそりといつも聞いています。うん、SyleenaほどSOULFULじゃないんだけど、根本に潜むSOUL加減がかなりいい線いってます。それに、これは、Toniesのお兄ちゃんが参加してるって言う時点で、評価が高かったです。結構楽しめる一枚です。末永く聞けそう。

☆☆☆☆☆

No.37 : Blackstreet / LEVEL II

jacket

いやー、祝復活です。そして、やっぱDaveがいないので、吼えれるタイプがいないのが、ちょっと評価が低い理由。いや、まあ、テディーのボコーダーは素晴らしいのですが、やっぱり、1stのころの吼えるところもあるタイプのBlackstreetが好きなものですから。その分、Wizzy Wowの最後の吼え具合に期待したんだけどなー。でも、復活はうれしいってことで。

☆☆☆☆☆

No.38 : Retro G-Style / LIFELIGHTS

jacket

2003年の最初に一番はまってたのがこのアルバム。サウンドとMasayaの歌声がかなりいいんですよね〜。気持ちよくのれるサウンドに、やさしげでどこか儚いMasayaの歌声が絡み、イゴールのRapがアクセントになり、ほんとうに彼らのアーティスト名通りの、Retroな雰囲気をたっぷり出せていた好盤です。特に「So Many Tears」は名作!巷の評判は低いかもしれませんが、そんなの知らん。いいものはいい!

☆☆☆☆☆☆

No.39 : Dave Hollister / Real Talk

jacket

Dave Hollisterもベテランになってきて、定期的に作品を打ち出すようになってきました。この作品は前作よりもさらにDeepで深い味わいの作品になっています。こゆくて、味のある彼の歌声に酔いしれてください。最後の曲の吼え具合はすさまじいのだが、それ以外に決めになる曲が少ないのが、ちょっとかな〜。でも、この人独特の味わいのある歌声は癖になります。

☆☆☆☆☆☆

No.40 : BeBe Winans / My Christmas prayer

jacket

いやー、やっぱり、すごいですよ。BeBeさんは。こんなスタンダードなクリスマスアルバムだからこそ、彼の歌声のすばらしさっていうのを、いやがおうにも、感じさせてくれます。歌のすばらしさでは、一番でしょう!オーソドックスなサウンドほど声の良さっていうのはよくわかるんだなーと改めて勉強になりました。

☆☆☆☆☆

No.41 : Fabolous / Street Dreams

jacket

これかなりスキー。Fabolousのどことなくやる気のないRapが好きです。一度聞いたら耳を離れないフレーズが結構あって、楽しんで聞ける一枚になっています。地味〜に結構去年聞いていた一枚でもあります。D***や、Call Me、など癖のある曲も多くありますし、2002年の名曲「Trade It All Pt.2 feat. Jagged Edge」や「Keep It Gangsta」が入っているのもいいんですよねー!

☆☆☆☆☆

No.42 : 112 / HOT&WET

jacket

112の4枚目となるアルバムはBad Boyでのごたごたのせいでかなり待たされた気分がしましたが、内容的には中堅どころらしい安定した内容です!でも、なんとなく聞き終わった後あっさりしすぎてて物足りない。4人が均等に歌っているので、歌モノとしての一曲の完成度は高いです!「Man's World」なんて、カッコいいしねー。でも、総合的に聞いた後にあっさりなんで、なぜかこの辺に来てしまいました。

☆☆☆☆

No.43 : V.A 〜a musical tribute to toshinobu kubota〜

jacket

巷の久保田再評価につながったという面では、素晴らしいアルバムですー!まあオリジナルを知ってる人には、ちょっと物足りない曲も多々ありましたが、TAWAWAヒットパレードなど、オリジナルなみに、カッコいい曲も多かったです。どうせなら、このコンセプトで、Misia見たく海外のアーティストにカバーなんてのも面白いかもねー。でも、二番煎じはよくないから、却下かな・・・でもAngieとかのってくれると思うんだけどねー(笑)

☆☆☆☆

No.44 : AI / ORIGINAL A.I

jacket

ちょっと曲数的に物足りないものを感じつつも、Thank U、言ノ音、LIFE、My Friendなど、名曲が多い一枚です。AIのDef Jamでの充実振りをします素晴らしい!一枚です。女性R&Bでは、Doubleと二人でシーンを現在でも背負っていってますねー。間違いない一枚です。2003年で邦楽を語るなら、もってなくちゃいけない一枚でしょう。

☆☆☆☆

No.45 : 韻シスト / Hereee we go

jacket

ミニアルバムですが、こちらに、こういうラフで楽しい雰囲気のアルバムも好きだったりする管理人ですが。これは、Hereee we goもいいのですが、5曲目「My Style Your style is」ののりのよさがよかったです。「Relax Oneself」には到底かないませんが、これはこれでいい彼ららしいいい一枚です。たまにはこういうの聞いてマッタリするのもいいのよねー。

☆☆☆☆☆☆

No.46 : Jesse Powell / Jesse

jacket

Jesse Powellひさびさの4枚目。彼のすばらしいハイテナーの魅力を最高に引き出した一曲Debarge「I Like It」のカバーが凄すぎます。もろに彼の声にはまりまくりで、原曲に迫る良さがあります!それを引き立てる他の曲もよくて、アルバムとしてかなり聞ける一枚に仕上がっています。中堅どころらしいすばらしい一枚。もう少しUPの楽曲がよければな〜・・・

☆☆☆☆☆

No.47 : Leon Ware / Love Droppin

jacket

大ベテランのひさびさの新譜!これが、やばいですー!もうエロエロ!エロ大魔神というぐらい、やばいー一枚です。いやー、ホントにねー、どうしてこんなにエロイ曲ができるんでしょう。でも、いい曲なんですよねー。Sweetで、メロウな曲が好きな人にはたまらない一枚でしょう!さすがに大ベテランなので、勢いのある曲はないのですが。でも、ベット聞くには最高!

☆☆☆☆☆

No.48 : OST / The Fighting Temptations

jacket

なんといっても、Levertオヤジと、Angie Stoneの吼え捲くりの一曲「Rain Down - Angie Stone/Eddie Levert, Sr./Walter Williams, Sr./Melba Moore/Montell Jordan/Zane/」のインパクトが強すぎ!この曲のみで、ここまで上がっちゃいました。それ以外にも去年でたOSTでは、一番だと思います。その他の曲も注目所が多いですし!

☆☆☆☆☆

No.49 : Monte / Dreams Come True」

jacket

インディーズ作品です!これのすばらしいところはやっぱり「Because of You」!この曲が本当にいい!これのためにかったともいえます。もうねー、去年の一曲としては、TOP3に入る出来です!イントロから、つぶやくような謡っぷりまで完璧すぎます。メローな雰囲気を漂わせた名曲!芯が強いタイプではないですが、親切に歌いこんでいく様が気持ち良いですよ!ちょっと同じような曲が多いため、さすがに、メロー好きな管理人でも通して聞くのは厳しいのですが・・・

☆☆☆☆☆

No.50 : Ginuwine / The Senior

jacket

「Stingy」「In Those Jeans」の名曲っぷりはさすがです。それ以外にも流行を取り入れたUPの数々!ただ、ちょっとUPの曲に同じような曲調が多いのが、なんてんで、曲数の多さで、ついつい飽きがきてしまいます。ついつい自分の好みの曲だけピックアップして聞いてしまうようなそんな一枚になっています。でも、総合的にいって、GINUWINEのアルバムとしては一番総合力が高いアルバムかもしれません。彼どっちかというと、一曲がいい!ってタイプなものですから。「Differences」がそうなように。

☆☆☆☆☆

No.51 : ROME / Do it

jacket

ROMEのコンスタントに出しているアルバムの最新作!彼のスタイルであるゆったりとしたメローなSOULサウンドは健在!とことん独自のスタイルを突き詰める彼には敬服するばかりです!ただ、前作の「People in the world」のような壮大なバラードがなかったのは、ちょっと評価を下げてしまいましたね〜前作がよかったからねー。でも、とろとろなバラードはいい感じです!

☆☆☆☆☆

No.52 : OUTKAST / Speakerboxxx / The Love Below

jacket

「Hey Ya」の衝撃は凄かったです。あんなHIPHOPありかよー!って誰もが叫びそうな奇抜さ。あの一曲のために買いたくなっちゃいますが、この2枚組み、総合的のもHIPHOPとSOULの両面が楽しめるいい一枚です。ただ、さすがに曲数がありすぎるため飽きます。結局Hey Yaで一緒に手を前にやってフルフルしてアホな顔をして終わりということになりそうな・・・Big Boiの方のアルバムHIPHOPアルバムとして完成度高いんだけどね。

☆☆☆☆

No.53 : MYA / Moodring

jacket

女性モノではかなりがんばっていた一枚!やっぱり彼女は、着実で堅実ですねー。アイドルと、シンガーの中間的な人ではあるのですが、歌となるとかなりディープでカッコいいものを歌いますし、キャッチーな曲もできるという器用な人です。このアルバムも通して聞くと完成度の高さに驚かされます。

☆☆☆☆

No.54 : Gang Starr / The Ownerz

jacket

いやーこちらも大復活!こうしてみると、この2003年は復活モノも多かったんですねー。この一枚、Skillsなど一発でいいっていうのも多いですが、是非通して聞いて欲しい!いやーこれだよねー、Gang Starrっていう感じの硬質なHIPHOPがガンガン続いていきます。やっぱり90年代HIPHOPはこういう感じですよねー。GURUも個人的に大好きなので、やっぱGang Starrは大好きです。

☆☆☆☆☆

No.55 : Blu Cantrell / Bitter Sweet

jacket

まさに姉御的なSOULシンガーであるBlu Cantrellですが、このジャケ写にやられたことは多かったでしょう。それに負けないで内容も結構いいんですよー!ブルージーな感じの曲が多くて、彼女の声質をいかされていて、2003年の女性アーティストで誰を薦めますか?といわれれば、真っ先に彼女を答えますね。コマーシャライズな曲が少ないっていうのはありますが、じっくり聞けば良さがわかる一枚です。

☆☆☆☆☆

No.56 : Chico Debarge / Free

jacket

まさか、Chico Debargeが新譜を出すとは思いませんでしたが、これが彼の細い線を補ってあまりある素晴らしいプロデュースなのです。正統派なR&Bというよりは、ちょっとハウスとか、そういう寄りのトラックなのですが、それが返って彼の声質をいかしています。特にUPなサウンドでのシャウトっぷりは素晴らしいとしかいいようがないですねー。FREEでの透明感溢れる歌いっぷりには参りました。

☆☆☆☆☆

No.57 : Impromp2 / The Definition of Love

jacket

いやーまったりまったり。ほんとに、まったり〜な一枚。日曜の夕方ぐらいに聞きながら、うたた寝って感じの心地よさ。是非このアルバムは楽器の演奏能力の高さを聞いて欲しいですねー。まあ、ホント同じようなマッタリ目が多いので、総合力では劣るのですが、やっぱいいアルバムでしたよ。Mocha Soulはメローな傑作だったし、なんといってもアルバム通しての雰囲気がたっぷりでたまりません。

☆☆☆☆☆

No.58 : YOSHI / Take A Chance

jacket

日本でもR&Bをしっかりがんばっているやつがいるんだよーっていうのを見せてくれた一枚でしたねー。Boyz 2 Menとの一曲はすばらしかったです。もっと自分の声質をいかした曲をやってくれたら、もっと上までいけたのにねー。日本語の発音がいまいちだったりするのところがあるのですが、その辺が治るともっとすごいよくなると思うなー。シングル曲見たくもっとリズムに音を乗せた曲が聞きたかったですー。

☆☆☆☆☆

No.59 : Kem / Kemistry

jacket

JazzとSOULの中庸をいくKemの一枚!これは長く聞けます。まあ声質がちょっと変わっているのですが、彼独自の音楽世界を見せていて、JazzもSoulも好きって人には強烈にアピールできます。なので、管理人も好みです。まあ、決めの一曲みたいなのが、ちょっと弱いのが難点ですが、ふらっと聞きたくなる魅力に溢れています。

☆☆☆☆☆

No.60 : KALVIN BISHOP / DO WHAT I GOTTA DO

jacket

管理人がお世話になっているあるサイトで、オススメしてたので、買ってみて愛聴しております。まあ、線が細いのですが、結構歌自体は丁寧に作りこまれていて、ときどきお!って思わせる歌があるのが、いいんですよねー。名盤とはいえないけど、佳作的な作品で、ときどきひっぱりだして聞きたくなります。

☆☆☆☆

No.61 : John Stoddart / wings to walk this road

jacket

Brian McKnightのAnythingとか、Back At Oneとかのどこか哀愁が漂うバラードが好きな人には受ける一枚!ただ、聖歌みたいな曲もあったり異色な曲も入っているので、総合力ではちょっとと思うところもありますが、聞いていると心が洗われるようなステキな曲も入っています。

☆☆☆☆

No.62 : Dwele / subject

jacket

オーガニックソウルの流れを決定付けた一枚でもあるDweleのデビュー盤。これは、オーガニックソウルの匂いと聞きやすさをとりそろえたかなり聞ける一枚です!個人的にはかなり好きな曲のフレーズが多かったりしますが、強烈なインパクトの曲もないので、ついつい聞かないときも多かったりします。えーと、海外のCCCD第一号って感じでしたが、不名誉じゃ!って感じですがねー。

☆☆☆☆☆

No.63 : KICK THE CAN CREW / magic number

jacket

KICKの3枚目ですねー。個人的には好きな曲も多かったです〜。アンバランス、地球ブルース〜337〜などは素晴らしいと思います。ちょっと哀愁漂う感じの曲がなくなり始めたのもこのころからですねー。楽しんで聞ける感じで、深く考えず音を楽しむにはいいアルバムだと思います。ナニカなどは個人的には大好きな曲の一つです。

☆☆☆☆☆☆

No.64 : Isley Brothers / Body Kiss

jacket

御大の一枚ですー、かわらない良さ。それを感じさせてくれると共に、R.KELLYのプロデュースがいかにIsleyに影響を受けているのかが、手に取るようにわかる一枚ですよ。おもしろいぐらい、R.KELLYのプロデュースなのか、本人達のプロデュースなのかわからないところもありますから!でも、まあUPでの良曲があまりないってところで、何回も聞くアルバムではないかもしれません。

☆☆☆☆

No.65 : Lil' Mo / Meet The Girl Next Door

jacket

個人的にカマDの中では評価がたかい人物のLil' Mo!でも、アルバムとなると、トータル的に押しが弱いところがあるのが、彼女らしいところでもあります。歌は本当に上手いし、サビでの素晴らしさはいうことないんですけどねー。もっとディープなSOULっぽい作品を出してくれるとうれしいねー。ポスト、メアリーとかに一番近いのはたぶん、この人だとは思いますけどね。アイドルじゃなく、なんの歌でもこなさせるっていう面から見て。

☆☆☆☆

No.66 : NICK CANNON / NICK CANNON

jacket

Joeなども参加の俳優兼Rapperの1st!これが結構コマーシャライズな曲が入っていて、買っても損をしない素晴らしい出来です。ただ、もっとコアな層にも訴えかけれる、RapとR&Bのバランスが取れてれば名盤になれたのになー。R.KELLY、Joeとの曲やMary Jとの曲は名曲です。ただ、ちょっと売りに走りすぎたプロダクションで、心に残る曲っていうのが、なかったのも事実です。

☆☆☆☆

No.67 : Anthony Hamilton / Comin' From Where I'm From

jacket

苦労人のデビュー盤で、ソウルっぽいということで、買ったのですが、なんとなく、フォークっぽい雰囲気が抜けない面があったのが、残念。でも、じっくりと聞けるSOUL作品であるので、声の好き嫌いが重要かなー。結構スモーキーでRapっぽい歌い方が特徴です。よく聞くといいんですが、一回聞いただけではわからないかも、今も何回か聞いてよさを探してます・・・

☆☆☆☆

No.68 : Kelly Price / Priceless

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ケリープライス姉さんの盤!ホント歌はうまいなー。やっぱこの声は素晴らしいですねー。あとはプロデュースのみ!結構いい曲も多いのですが、なんとなく、印象に残らなかったのが、残念。きっと、バラードでいい曲がないのが、原因。やっぱKelly Priceっていったら、もう切ないまでの絶望感さえも漂わせるバラッドな気がしますから。でも、ステキな曲も多くて、たまに聞きたくなります。

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No.69 : LATIF / Love in the First

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Motownの新人!丁寧なつくりの曲が多く、なんとなくおとなしい印象の曲が多いですが、一曲一曲は結構いい感じに仕上がっています。ただ、年間の順位みたいなのを考えると、特に印象に残った曲がないので、こんな感じです。でも、好きな曲があったら、買うべきです。内容的には悪くないんですよね。

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No.70 : Big Moe / Moe Life

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1stみたいな歌モノを期待して買ったのですが、ちょっと内容的には、HIPHOPよりでした。これよりも今年でたClassicっていうインディーズ時代のやつがよかったです!この人はRapよりも実は歌が魅力的なので、やっぱり歌物がもう少しほしかったなー。でも、この太った人独特の声質にはやられました。これは、太っちょさんにしかできないわ。

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