01.Speech Intro The – Cedric The Entertainer/Ice Cube
02. Trade It All Part 2 Main – Fabolous/P Diddy/Jagged Edge
03. Stingy – Ginuwine
04. What’s Come Over Me? – Glenn Lewis/Amel Larrieux
05. Love Session – Ghostface Killer/Ruff Endz
06. And We* – Big Azz Ko/ Black Rob/ Craig Mack/ Foxy Brown/ G. Dep/Kain Cioffie/ Mighty Ha/ P. Diddy
07. Could’ve Been You -3LW
08 Baby Girl Terri’s Theme – B2k
09. Sneaky – Jhene/Lil’ Fizz
10. I See You – Best Man
11. Better to Leave [*] – Jordan Brown
12. Baby, Baby, Baby – Collin
13. Ben – Lil Kano
14. Got To Give It Up (Part 1) – Marvin Gaye
15. I’ll Take You There – The Staple Singers
16. Big Booty Girls (Outro) – Eric Lane/ Ice Cube/ Jam/ Leon Collier/ Michael Ealy/ Ray Thompson
(総評)
もう、おいしいとこ取り！もう、こんなサントラありえません。凄過ぎます！2002年度のOSTとしては、人選、楽曲のよさ、ノリのよさどれを、とっても最高傑作の1枚！もう、人選が素晴らしすぎるし、楽曲が良過ぎ。唯一いえるのは、後半のSOULっぽい曲が前半のHIPHOP,R&Bと若干かみ合わないことぐらい。でも、どの曲も最高水準の楽曲です。なんといっても、2曲目の隠れたFabolousの名曲「Trade It All」をPart2として、新たに取り直して、よりJagged Edgeの歌声も、濃密に取り直しているのが、秀逸です（この曲はFaboloousの1stに収録されています・・・地味にいいアルバムですよ）！そして、Ginuwineの「Difference」を髣髴とさせる素晴らしいバラード「Stingy」が収録されていたり、極めつけは、Glenn Lewis＆Amel Larrieuxという素晴らしい組あわせでのリズムの効いた素晴らしい楽曲である、「What’s Come Over Me?」名曲中の名曲です！これのために買ってもいい！しかも、そのほかにも、B2Kの名曲「Baby Girl」のREMIXや、Ruff EndzとGhostface Killerや、期待の新人ボーカルグループBest Manが参加していたり、Jhene！も素晴らしいし、無名に近いJordan Brown(女性)もいいし、意外に男性シンガーCollinの曲がカッコいい！そのほかにもP.Diddyのカッコいい曲や、3LWなどの有名どころもいい感じで、最後のMarvin Gayeや、The Staple Singersなんか懐かしいSOULを思い出させてくれる名曲です。あー、紹介しきれないぐらいいいんですよ！絶対買いです！
(曲解説)
02.Trade It All Part 2 Main – Fabolous/P Diddy/Jagged Edge
このOSTの中でも最高の一曲！文句のつけようがないカッコよさ！これを利かずして、2002年を語るなかれ！気持ちがいいぐらいノリがいい曲です！FabolousのちょっとノッタリとしたRapと、Jagged Edgeの力強い歌声が、素晴らしいです。ビートの効いたトラックも最高水準です！すごい過ぎる一曲。これほど力強くてカッコいい一曲もなかなかないでしょう。2002年度のUPとしては、１，２を争うできではないでしょうか。
03.Stingy – Ginuwine
Ginuwineの新曲！これは、あの『Difference』の感じをもろそのままに引き継ぐ素晴らしいバラードです。Ginuwineの泣きのバラードは、本当に素晴らしく。胸に迫るものがあります。
04.What’s Come Over Me? – Glenn Lewis/Amel Larrieux
リズムがしっかり構築されている楽曲の上で、伸びやかに、Glenn Lewisと、Amel Larrieuxが歌う、情緒的な歌。本当にステキなデュエットで、去年のデュエットの中でも最高傑作ではないでしょうか。本当に、聞いていてなんか爽やかになれます。しかも、Glenn Lewisの声の良さに改めて気づかされた気分です。本当に美しく暖かい気持ちにさせてくれる名曲です！
05.Love Session – Ghostface/Ruff Endz
Ghostface Killarの最新アルバムに収録されていた曲です。Ruff Endzの美しいハーモニーとはまた違う力強い面が垣間見れて面白いです。すごいマッタリとした感じが暖かくて気持ちがいい歌です。
06.And We* – Big Azz Ko/ Black Rob/ Craig Mack/ Foxy Brown/ G. Dep/ Kain Cioffie/ Mighty Ha/ P. Diddy
P.DiddyのProduceによる一曲。かなり、Hardなトラックで、それぞれのMCが立っていて面白い一曲です！カッコいいですよ！やっぱ、P.Diddyのトラックは、やっぱりカッコいいなーと改めて再認識させられます。おんなじように、歌いたくなります。
07.Could’ve Been You – 3LW
最近活躍中の3LWがまだ3LWだったころの曲！かなり、カッコよくまとめ上げられた曲で、彼女らの、Baby Voiceがうまいこといかされた一曲だとおもいます。いい曲です！
08.Baby Girl Terri’s Theme – B2k
B2Kの名曲。『Baby Girl』のリミックス！原曲よりもよりEmotionalに仕上がっています。ギターのサウンドが、切なげで、いいですねー。コーラスの重ね方も、丁寧で思わず聞き惚れてしまいます！どんどん音が高く転調していくのも、しっくりきますね。ホントこの曲は2002年度のバラードの中でも上位に入るよさです！すばらしい！
09.Sneaky – Jhene/Lil’ Fizz
Jheneという女性ボーカルと、Lil’ Fizzというお子ちゃまラッパーの一曲！結構カッコいいですねー。お子チャま声が許せれば、かなり聞ける一曲です！
10.I See You – Best Man
注目のボーカルグループの新譜が！これは、マジでカッコいいです！期待大！ビートにのった中で、地味にうまく歌いこなしていく彼らは、すばらしい！メロディーも綺麗だし、Mainのシャウトも中々で、気持ちがいい歌いっぷりがステキです！コーラスもうまくMainを盛り立てていますが、決して印象が薄いわけじゃなく、どちらかといえば癖のあるコーラスなのですが、どちらも相乗効果があるのが面白い。久々にカッコいいUPを歌えるグループの登場です。
11.Better to Leave [*] – Jordan Brown
女性アーティストの切なげなバラード！Amerieとかそういう感じに近い、歌い心のある歌声をしています。この女性は、Def Jam所属アーティストで、たびたびオムニバスに登場しているのですが、デビューが待ち遠しい一人です。上品な歌い方で、歌いっぷりや、声の張りも心地よくて、いい感じです。ちょっと子供っぽい女性のコーラスとの、対比がいい感じで、大人の女性を感じさせてくれます。
12.Baby, Baby, Baby – Collin
本当に意外や意外！全然無名のアーティストなのですが、これが地味に歌がうまいし、ガンガンビートにのっているのが、カッコいい！アイドルっぽいのかと思えば、バリバリ歌えるのが、すごいです！これは、参りました。地味に2曲目よりもカッコいいかもと思わせてくれます。いやー、この人アルバム出したら、ほしいです！絶対買います！打ち付けるような歌い方が、体の芯に響いてきます！名曲！Ginuwineとかの声に近い感じかな。
13.Ben – Lil Kano
いかにも、HIPHOPっぽいがなり声が、いい感じのLil Kanoの一曲。なんか、サウスの匂いがぷんぷんします。このHIPHOPにしては、メロディーラインが良いのが、面白いです。勢いがあって、ノリにノレる一曲！
14.Got To Give It Up (Part 1) – Marvin Gaye
Marvin Gayeのファルセットが心地よい、よき古きSOULです！かっこいいですねー。彼は、永遠でしょう。もう、そのリズムトラックが気持ちよすぎ！文句なしに名曲でしょう～！
15.I’ll Take You There – The Staple Singers
もういかにもSOULっていう一曲。うーんたまにこういうの聞くと落ち着きますよねー。気持ちが良かったです。SOULを堪能したい人には、最後の2曲はオススメ！☆☆☆☆☆☆(傑作！)