michico / i do

01.it’s my turn
02.bounce baby
03.all your things
04.tha superstar featuring Verbal (album version)
05.090…
06.bad boy life featuring L.L.Brothers and Big-O
07.interlude
08.should i leave
09.jump
10.trivia
11.thank you
12.tha superstar DJ WATARAI REMIX

(概説)

Crystal Kayなどのプロデューサーとしてもお馴染みの彼女。かのエリーシャ・ラバーンなどのプロデュースで知られるT.Kura氏の奥さんでもあります。やっぱり、彼女は本格的なボーカルセンスを持っています。このアルバム節々に、本場のR&Bの聞いたことある、ボーカルアレンジが散りばめてあります。そして、Lyricは、長い海外生活を売らずけるような和洋折衷の普通に歌うには難しいぐらい難度が高いものなのですが、その和洋折衷の調和具合が素晴らしいです!中身も、大人でタフな女性らしい視点で書かれていて、彼女の奥深さがそのまま伝わってきます。サウンドもCLUBで踊れる曲が多く、その中でBalladのできも中々でかなり聞ける一枚に仕上がっています。2002年押さえておきたい一枚です。ただ、声が若干鼻にかかったような声なので、そこが好みの分かれるところかもしれませんが、2002年の素晴らしいR&Bアルバムであります。R&Bのボーカルアレンジや、コーラスワークや、リズムへの声の乗せ方などにR&Bを感じる方には、超オススメ!歌う立ってる人は彼女の歌い方参考にしてみてください。素晴らしいです。R&Bってなに?って人にこそ聞いて欲しいです。これは、非常にうまく日本のR&Bとして取り込まれた好作品ですから!

(曲解説)

01.it’s my turn

あの有名な112の『Dance With Me』をサンプリングした一曲。正直これ聞いたときは笑いました。そのまんまなんですもん(あ、でも一部が一緒ってだけです)。DancableなBeatが、かなりカッコいいUPに仕上がっています。重圧なサウンドと、メロディーのカッコよさが際立っています。必聴!

02.bounce baby

シングル曲の、バウンスビートが印象的な、ダンサブルな一曲!しかも、音への声の乗せ方が絶妙です。こういうのが、本当に歌い方がうまいっていうんですねー。途中で、サウンドが止まったり、かなり挑戦的な一曲になっています!最後の、ノリの良さが最高です!徐々にメロディーの展開が変わっていき、男性のボーカルと、女性のボーカルの掛け合いで終わるのも、カッコいいです!

03.all your things

変則アップばっかりだった、2曲から、ここではいきなり艶やかなバラードへ。徐々に熱を帯びていくmichicoのボーカルと、複雑なシャウトと、ボーカルアレンジ!どれをとっても、彼女が一級のProducerであることを示しています。リリックも、彼女が愛の難しさについて歌うとすごいREALに伝わってきます。やっぱ大人だからかな、いいですねー。ファルセットのメロディーへの混ぜ方など絶妙です。

04.tha superstar album version

彼女のデビューシングル!コーラスアレンジが何十にもなっていて、なかなか日本人では表現しきれないところまで、細かい仕事がされてるのが、よくわかります。シングルバージョンよりも、カッコよく仕上がっていますよ。VerbalのRapもカッコよさが増しているように感じます。この人のRapは、すごい面白さがあるのが、いいです。

05.090…

しっとりと聞かせる一曲です。サビでのメロディーが綺麗です!090・・・それは、携帯の番号です・・・浮気の歌です・・・なんか説得力あるわ~。心の動揺がすごい現われている曲です。この後が恐い歌ですね~。

06.bad boy life featuring L.L. Brother and Big-O

Big-OのカッコいいRapから!(この人、featuringされるといい味出します。)そして、なんとL.L.Brothersとのカッコいい絡みを見せてくれる、カッコいい一曲!絶対聞いておくべき作品です!L.L.の歌声が熱い熱い!そして、それを軽くかわして答えていくmichicoの歌いっぷりも素晴らしいです。本格的なR&B作品です!曲調も、Bad oyのサウンドを意識したものとなっていますね~。彼らがこういうのを愛について語ると、REALです。カッコいい~!

07.interlude

美しいサウンドで始まるオーケストラを使った力強いInterlude!歌声も美しいですよ。

08.should i leave

控えめなリズムトラックの上で、美しいメロディーで、Englishで滑らかに、michicoが歌いこんでいきます。彼女は、Englishの方がなんかしっくり来ますね。トランペットの音が印象的で、さらに、Olethia ”Butta” Ritchieという女性ボーカルの声が、すごい透明で綺麗です。あえて、外国人のProducerが作る音には、英語で歌いこむ姿が、Producerの作ったものを最大限に生かそうという意識がみえて素晴らしいなと思いました。

09.jump

DanteというProducerによる、琴の音を混ぜた面白い楽曲!心地よい、ビートのサウンドで、リラックスした感じで、michicoも歌いこんでいきます!踊れるサウンドで軽快に歌いこんでいきます。

10.trivia

ハープの美しい音色から、優しく歌い上げていきます。バラードでは一番好きな一曲です。本当に彼女の気持ちがこの詞には書いてあるのかなって気分にさせてくれる泣ける一曲です・・・美しいです。この一曲!メロディーラインも最高です。

11.thank you

ダンサブルなサウンドだけど、ゆったりと心地よく歌いつないでいく、アンバランスさが、面白い一曲。自分の愛する人への一曲です。より自分を理解して、深く愛し合えるようになった気持ちが良く現われていますね。心地よいぐらい爽やかなサウンドです。

12.tha superstar DJ WATARAI REMIX

いきなりアコギのサウンドで始まる、シングルバージョンと全然違うREMIX!このちょっと哀愁漂う感じが、また面白くいいですね。DJ WATARAI非常にいい仕事しますよねー。ここまでガラっと曲の雰囲気を変えるのって、やっぱり日本のREMIXもここまでカッコいいと嬉しいですね!すごいです。(日本には、いいREMIX曲って少ないのが、現実ですので・・・)

(Produce)

GIANTSWING PRODUCTION (T.KURA):(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7),(10),(11)
Ricciano ” The Don Rizzo” Lumpkins for Platinum World Projects:(8)
Dante for state of mind muzic Inc:(9)
DJ WATARAI:(12)
☆☆☆☆