D.Taylor / Taylor Made

01.Intro
02.Taylor Made
03.Grown-N-Sexy
04.I Can’t Tell You Why
05.I Feel Like Dancin’
06.I Want You
07.What Am AI Gonna Do
08.Fallin’09.Work It Out
10.Young Man
11.Left for Dead feat. Mac the Ambassador and Tye
12.So Much
13.Whoa
14.Could This Be Love
15.I Been Searchin’
16.Touch Me Tease Me feat. Mac the Ambassador

(総評)

ストロングテナーでぐいぐい歌いこんでいくすばらしいシンガーの登場です!スローだけで責めるのではなく、アップテンポでも果敢に挑戦していく姿勢を持っていて、アルバム一枚を通して、このD.Taylorというシンガーの歌声のすばらしさをさまざまな曲調を通して感じることができる一枚になっています。ひさびさに出てきた歌声が魅力的なシンガーであり、その歌声のすばらしさに楽曲の面白さがついてきているすばらしい名盤です!ひさびさにインディーソウルシーンの中でも、歌声の魅力が特出した人材であり、R&B好きならば、よさがすぐにわかる、歌のよさを前面に見せてくれる一枚に仕上がっています。
そんな彼の一枚の中でも魅力的なのが、ダンサブルなアップサウンド5曲目「I Feel Like Dancin’」!タイトルどおりに、見事なダンサブルな一曲なのですが、思わず一緒に歌いたくなるようなキャッチーさと、ソウルな歌声の深みが同居したとても絶妙なバランスを感じさせる一曲なのです。この曲のためにかってもいいぐらいに、魅惑の一曲になっています。思わず聞けば自然と体が揺れてきます!しかもこれにシャウターっぷりが加わるんですからたまりません!そんなシャウターの魅力を一番に現しているのは、バラード!特に7曲目「What Am AI Gonna Do」!後半の見事な縦横無尽なシャウトの応酬は見事としかいいようがありません!さらに続いて8曲目「Fallin’」でも、ファルセットを魅せたりと、歌自体の実力がこのシンガーは半端じゃないですね。その後も9曲目「Work It Out」(この9曲目の超絶シャウトは本当に見事!)10曲目「Young Man」など、特に中盤でのそのシャウトやソウルフルな歌声が魅力的に聞かせてくれる曲たちはすばらしく、そのままの水準のまま、モータウンな楽曲を聞かせたりまたソウルフルに歌ったりと後半までしっかりと水準を保って聞かせてくれます。途中途中にアップサウンドがはいっていたりすることで、アルバムトータルとしても飽きが来ない、すばらしい一枚になっています。
聞けば聞くほどに、その深みのある歌声の虜になっていきます。今はメロディー重視で失われつつある歌心がこのシンガーの中には詰っています!ソウルフルな歌声が好きな人には、2009年には欠かせない一枚になりそうですよ。絶対にお勧めです!
オススメ:(5),(7),(8),(9),(3),(1),(10),(13),(14),(15)

(曲解説)

01.Intro

いやーもう一曲目から激ヤバです!このスリリングな疾走感をもったサウンド展開が!こういうかっこいい劇的なまでのサウンドの迫りくる感じは、本当にかっこいいんですわ。あえて、そこを語りで貫き通すD Taylorのセンスも見事です。サウンドメイクもとても好きな感じですね。

02.Taylor Made

インド?って感じのイントロですが、しっかりとしたR&Bサウンドを聞かせてくれます。最初は微妙かな?とか思ったりするのですが、歌が始まると雰囲気が一変します!実にソウルフルで滑らかな歌声にうっとりと聞きほれてしまいます。空気を一気に変える力をもったシンガーです!最初のイントロの変さなんて、途中から忘れて聞きほれます!本当のパワフルさをもっていて、それを無駄に披露するわけではなくあくまで自然に聞かせてくれます。!

03.Grown-N-Sexy

しっとりと柔らかく歌いこんでいく一曲!ファルセットを見事に使いながら、妖艶に歌いこんでいくところは実力を見せ付けてくれますね。余裕のあるメロディーの上を遊ぶかのような心地よい歌いっぷりが、彼の自力の強さを見せてくれます。実にさらっとですが、いろんなタイプのフェイクを魅せてくれています。

04.I Can’t Tell You Why

ギターサウンドをいきなり展開して、アコースティックで、ブルージーに歌えるところを効果的に魅せてくれます。やっぱりこういう体格のいいシンガーは深みのある歌声を聞かせてくれますね。ファルセットで狂おしく聞かせたり、ふくよかな歌声で心地よく聞かせたりと、ちょっとしたフレーズの歌い方とかにもセンスを感じずにはいられません。

05.I Feel Like Dancin’

ダンサブルなイントロから心奪われる一曲!このサウンドのダンサブルさと、D Taylorのパワフルだけど大人なソウルな歌いっぷりが見事な一曲に仕上がっています。この一曲のために購入してもいいぐらいの一曲ですね!ピアノとギターすべてのサウンドが実にソウルフルな盛り上がりを見せてくれて、その上で真っ直ぐに歌いこんでいくD Taylorの歌声のソウルさには、耳を奪われます。転調からのノリがいいメロディー展開も見事です。女性ボーカルを従えた縦横無尽な見事なシャウトにノックアウトされます。

06.I Want You

マ-ヴィン・ゲイの名曲をリメイクした一曲。すばらしいリメイクになっていて、基本はI Want Youのあの独特なフレーズを大事にしながらも、彼の包み込んだり、時に悲しげに歌い上げたりするシャウトで、ぐいぐい聞かせてくれます。最後に、Huh~とだけ歌い上げるだけでも、実に心地よくて、たまらないこういうフェイクのセンスも抜群だと思います。

07.What Am I Gonna Do

こういう重い感じのバラッドは彼に合っていて、本当にいい味だしてくれます!シンプルだけど、重厚感があるサウンドがストリングスを従えて盛り上がると、しっとりとだけどしっかりと歌い上げていきます。物悲しげな感情豊かな歌いっぷりが本当に見事で、思わず胸にぐっとくるものがあります。感情に訴えかけてきてくれる一曲です。

08.Fallin’

ねちっこい歌を披露していきます。こういうR&Bらしいバラッドも実に似合っているシンガーです。力強いだけじゃなくて、ファルセットオンリーで責めていく前半も魅力的ですね。サビでの真っ直ぐな歌いっぷりが、心に響きます。変な小細工がないただただコーラスとD.Taylorの歌で聞かせる一曲になっています。後半のファルセット攻めは反則ですね~。

09.Work It Out

ここで今風なメロディー重視な面白みがある一曲がでてきます。本当に中盤からのこの楽曲の完成度の高さは驚異的です。どの曲も一度聴けば忘れられません。非常にサビの作り方がうまいんでしょうね~。後半では雄たけび一つ歌い上げるところなんか痛快です!この超絶シャウトっぷりは、最高ですね!

10.Young Man

いやーモータウンソウルを思い起こさせる見事なクラシカルっぷりを見せ付けてくれます!テンプテーションとか、Whispersを思い起こさせるような楽曲でも、彼の味は失われずに、より濃く魅せてくれます。こういう楽曲は得意なんでしょうが、あえて少なくしているのも、彼の挑戦的な面を見るようで好感度が高いです。最後の締めのところは本当にかっこいい!

11.Left for Dead feat. Mac the Ambassador and Tye

ここでまたHIPHOPサウンドに戻っていきます。クラシカルな楽曲から、こういうアップテンポもしっかり歌えちゃうのが、すばらしいところですね。HIPHOP的なトラックだけに頼っちゃうのではなくて、しっかりと歌の存在感を出して、かっこよく纏め上げているところは、彼の実力が見事にでています。

12.So Much

柔らかいメロディーで、ゆったりと包み込むような歌を披露します。肩の力が抜けた歌いっぷりを魅せてくれる一曲です。でもやっぱり歌える人はついついやっぱり最後は情熱的に盛り上がってしまうんですね。ファルセットの応酬がかなりすごいことになっています。

13.Whoa

イントロの魅惑的なメロディーラインから、力強い歌声を聞かせてくれます。エレクトロな雰囲気の歌声も聞かせたりしながら、力強く真っ直ぐに歌い上げていくところは見事です!こういう荘厳で壮大な雰囲気を持つ曲でこそ、彼の歌声の懐の深さを見事に表現してくれています。

14.Could This Be Love

メロディーはどことなく普遍的な一曲なのですが、しっかりと歌声を聞かせることに重点を置くことで、歌としての魅力がぐっと増してきます。細かなシャウトやフェイクの魅力も細部まで伝わってきますね。

15.I Been Searchin’

実に切なげに歌い上げるシャウターらしさ溢れる一曲です。ゆったりとした曲調の中にも芯の強さを感じさせてくれます。こういうシャウターの曲は無条件にいいといえちゃいますよね。ゴスペルっぽい曲調で、バックコーラスとの相性も見事に、ぐいぐい盛り上がりを見せてくれます。

16.Touch Me Tease Me feat. Mac the Ambassador

ここではRapperを招きつつ、濃いソウル溢れる歌いっぷりを魅せてくれます。最後のシャウトの見事さはさすがです!

(Producer)

Dietrich Grandy:(2) “Big Luke” Hodges:(2),(3),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10),(11),(12),(13),(14),(15),(16)
M.Patt:(16)

(LINK)

OFFICAIL LABEL
☆☆☆☆☆☆

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