Big Bub / Tugs Of War

DISK01 : Tug Of War Dying Of The Flesh
01.Interlude
02.Fathers House
03.Temporary
04.Stones
05.Soul
06.Blown Away
07.Renew My Mind
08.This Is The Day

DISK02 : Tug Of War Living In The Flesh
01.It Is What It Is
02.This Thing
03.Have U Seen Her
04.Downsize
05.Can I Hold U
06.Take It Off
07.Strokes
08.U and I feat.Roz King
09.Let U Go
10.Can We Be Friends
11.Treasure
12.Tellin Me Stories
13.Sailing

(総評)

元TODAYで、90年代にソロデビューした1枚のアルバムを残しているSmooth Mellow Voiceのシンガーがなんと2009年に2ndアルバムをリリース!さらに素晴らしい体格になっていましたが、歌声はよりMellowで魅力的になっての復活!しかも最新はやりともいえるデジタルリリースのみという、形なのですが、このデジタルリリースというのが惜しいほどに、見事なR&Bアルバムになっています。しかも今回は2枚組みということになっていて(正確にはデジタルリリースなので、二枚組みとはいいませんが・・・)前半のDisk1:Tug Of War Dying Of The Fleshのほうでは、スローバラッド中心ゴスペルアルバムとなっていて、豪快なシャウトを何度も聞かせてくれます。さらに、Disk2のDisk2 : Tug Of War Living In The Fleshは、90年代のR&Bを思い起こさせるような正統派R&Bアルバムとなっていて、気持ちがいい曲が多数収録されています。特にこの後半のアルバムの完成度はここ数年のR&Bアルバムの中でもこれほどに、90年代を思い起こさせるクラシックな内容ってあったかなーと思うほどに、見事な楽曲が多く収められています。
オススメDisk1:(2),(3),(4),(5),(7)
オススメDisk2:(3),(4),(1),(5),(6),(8),(10),(12)

(曲解説)

Disk1 : Tug Of War Dying Of The Flesh

01.Interlude

ゆったりとした雰囲気からスローバラッドサイドのアルバムは始まります。語りがいい雰囲気を作り出しています。この独特のゆったりまったりとしたセクシーな雰囲気はやっぱりBig Bubですねー!

02.Fathers House

女性ボーカルを従えて、ストリングスをセクシーに絡んでいくイントロがたまりません。そこから、パワフルなバリトンボイスをいかんなく発揮する圧倒的な迫力を見せる歌いっぷりには、たまらないものがあります!アーバンな香りとパワフルな歌いっぷりをうまく融合させた一曲になっています!こういうスローで濃い曲は、最近ないので、うれしい限り!シャウトも情熱的で見事です!

03.Temporary

うなり上げ系のスローを聞かせくれています、バックサウンドをあくまでシンプルにピアノだけで、ひたすらシャウトで聞かせまくります!曲が少し単調ですが、それを補って余りある熱いシャウトです!

04.Stones

イントロのストリングスの見事な妖艶さが、たまりません。とてもバランスがとれた歌を披露してくれて、押しと引きを使い分けながら、女性コーラスも見事に絡んでいくセクシーな一曲です。最後には徐々に熱さを増していくボーカルワークが聞き手の心も熱くしてくれます!

05.Soul

タイトルからしてスローでいい曲なんですねー。女性コーラスとの絡み具合が、本当に絶妙です!本当に女性コーラスの使い方がうますぎる!必要最低限のシャウトで見事にソウルフルな雰囲気を出しています。

06.Blown Away

ちょっとこの辺にくると、同じ曲調がおおいかなって気がしますが、やっぱりこの方のシャウトを魅力的なんですよねー。スローでこそ栄える見事なシャウトをもっているのです!すばらしいですよー!

07.Renew My Mind

メロディーが素敵な一曲です。ピアノをバックに、可憐なメロディーをしっとりと歌い上げていきます。気持ちがいいですねー。ただただ、Big Bubの素敵な歌声に身をゆだねたくなります。ひたすらに歌い上げ系で聞かせてくれます!

08.This Is The Day

最後もゆったりとシャウトで聞かせる曲でもっていきます。こちらがスローバラッド編といった感じですね!

Disk2 : Tug Of War Living In The Flesh

01.It Is What It Is

今までも十二分にすばらしかったのですが、本番は、こっちです!こちらの方が数段かっこよいのです。ちょっと単調だった、Disk1と違って、R&Bサウンドを基調とした曲が並んでいて、かなりBig Bubのいろんな魅力が感じられます。ビートのしっかりしたミッドテンポな楽曲で、自在に歌いこんでいくBig Bubの歌のうまさを改めて感じてしまいます。もちろんここでもしっかりとシャウトとフェイクの魅力をぐいぐい見せてくれてながらも、しっかりと体を揺らさせてくれる一枚になっています!バックとのハーモニーも見事です!

02.This Thing

アコギをバックにここでは、激しくシャウトします、もう少し曲の展開があるとよかったかなー。でも、十二分に満足できる素敵な一曲に仕上がっています!

03.Have U Seen Her

これぞ待っていた90年代シンガーらしいパワフルで重厚感あふれる一曲!ここまで熱く盛り上がってくれるとたまらないものがありますね!サウンドもしっかりとR&Bしてて、ぐいぐい盛り上がっていきます。特にコーラスが厚みがあって、たまりません!中盤からのシャウターっぷりったら、たまらないものがありますね!コーラス跳ね除けそうな勢いを見せてくれます!ボトムビートサウンドにピアノがさりげなく乗っているのも、クールですね。

04.Downsize

最高峰に美しいバラード!ギターサウンドに乗っかって、流れるように歌い上げながら、ところどころで実に深く歌いこんでいきます。フェイクというか、歌い方そのものが実に重みをもって心に響いてくる素敵な一曲になっています!美しさと儚さをうまく表現している一曲です。

05.Can I Hold U

ねっとりまったりとバックコーラスを従えて歌いこんでいく一曲です。ねちっこく濃厚なBig Bubの歌声が実に見事で、シャウトまで一気に駆け上がります。シンプルな楽曲なのですが、彼のフェイクとシャウトの凄さで、非常に濃密なR&Bになっています。

06.Take It Off

スロージャムらしい美しさもある素晴らしい一曲です!ピアノとギターがいい具合にアコースティックな雰囲気を出しながら、アカペラ風の美しい微細なメロディーの抑揚をうまく伝えてくれます。搾り出すような後半のシャウトは、その感情豊かな歌声で涙腺を刺激してくれます。こういう曲は長く聴けますね。

07.Strokes

女性コーラスをうまくつかって、ネオソウルも少し感じさせるスモーキーなサウンドを切なげに歌い上げていきます。はっきりとした色合いはない分、Big Bubの歌そのもので、聞かせてくれています。

08.U and I feat.Roz King

アコースティックなアコギ片手に歌う雰囲気が合いそうなサウンドで、しっかりと歌を中心にそえて聞かせてくれます。そして、ソウルフルな女性ボーカルRoz Kingと、パワフルな絡み合いをみせてくれます!お互いにソウルフルで直球勝負のできるシンガーなので、この重量感はさすがですね!遠慮なくBig Bubも吼えまくります。

09.Let U Go

ピアノのイントロと、ストリングスが絡み合い、そこから重厚なコーラスを従えて、深く熱く歌い上げていきます!心に残る重さをもった雰囲気の楽曲で、ピアノのメロディーと、Big Bubのパワフルなシャウトが心を打ちます!

10.Can We Be Friends

ここでも、前の曲のようなBig Bubのパワフルなシャウトを多用し、曲全体として重みがある楽曲として仕上げています。こういう楽曲では本当にはずれがないですね。突出しているということはないのですが、どれもが水準以上のすばらしい作品なのです!

11.Treasure

パワフルシャウトを中心とした曲から、まったりと穏やかに歌いつないでいきます。こういう強弱のつけ方は、この作品から多用していて、本当に歌の幅が広くなったなと感じさせます。パワフルな曲では、引き込み、こういうやさしい曲では、聞くものを心地よく包み込みます。

12.Tellin Me Stories

ハイテナーな美しいコーラスと、Big Bubのパワフルシャウトが絶妙に絡み合う一曲。特に後半にBig Bubが見せるシャウトしまくるところは、このアルバムの中でも特筆すべき点です!

13.Sailing

最後は爽やかな楽曲で、締めてくれます。壮大な空をイメージさせる曲の雰囲気と、それを謳歌するように気持ちよく歌っていくBig Bub。ここでは無理にシャウトすることなく、スムーズな彼の本来の歌声の魅力を存分に感じさせてくれます。

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