Rockwell Hallman / I Been Waiting

(概説)

Rockwell Hallmanは、生粋のゴスペル一家出身で、Carl Thomasとも関係があった4mulaというグループでEpicとも契約を結んだことがある実力派の魅惑的で力強いパワフルボイスのテナーシンガーなのです、そんな彼がはじめてリリースするのが、この「I BEEN WAITING」若手シンガーにありがちな、勢いだけっていうところは微塵も見られず、どこからともなく感じられる自信のなせる業なのか、しっとりとこれでもかと本格的なR&BをDeepに聞かせてくれるのです。これほどスローやミッドでどっぷりと歌われたらたまりませんね。全体的にしっとりとしたつくりで、彼の歌声の良さを全面に出したつくりになっているのです。SOULFULな歌声をこれでもかとじっくりゆっくり感じさせてくれます。そこからさらにもう一つ聞き手を引き釣り込むほどのシャウトなどが見につけば、このテナーボイスですもん、最高でしょう!
さらに、最初の二曲のシットリ具合が、なんとも新人のデビューシングルとは思えないクオリティーがうれしくなってしまいます。まだシングルということもあり最後は出し惜しみしたかなって感じで短く終わってしまう曲が多いのですが、それでもRockwellの今後のすばらしい可能性!R&Bアーティストとして潜在能力の高さを、存分に堪能させてくれます。ぜひアルバムが聞きたくなるアーティストですね!この声でどんなUPを歌うんだろう?と楽しくなっちゃいます。ちょっと3曲目で切ない感じも披露してくれて、ねっぷりとしたSOUL曲だけじゃない魅力も見せてくれています。これからの活躍がたのしみです!4曲入りで、シングルとしては彼の個性をうかがえる内容になっています!

曲紹介

01.I Been Waiting

濃い目な歌声で、ネットリと歌い上げてくれる若手シンガーの登場です。まさに、R&Bサウンドにあう声で、どっぷりと歌ってくれます。まだ若さも感じる部分もありますが、なかなかに、存在感と、SOULっぷりを見事に表現してくれています。この曲でも、じっくりとしたつくりのビートトラックにしっかりと骨のある歌がのってきます!じっくりと聞き入りたくなりますよ。渋めな歌ですが、これからを期待させてくれます。

02.Sometimes

2曲目はもっとスローに彼の歌声にどっぷりと浸からせてくれます!途中アカペラっぽい雰囲気も混ぜ合わせながら、じっとりと濡れる歌声を響かせていきます・・・もうこれははまるしかないでしょう~。ずぶ濡れになるほどに深く深く歌いこんでいってくれますよ。これで新人とは。なかなかここまで堂々とスローを歌いきれるものではありませんよ!

03.Unffaithful Response

切なげなピアノ調の楽曲で、美しいサビのメロディーが前の二曲とはまた違う魅力を見せてくれます。その美しいメロディーを繰り替えして、魅惑的な世界を演出してくれます。ちょっと曲が短いのが残念ですね~。先行カットなのかなー?アルバムからの。

04.Trying To Find

正統派SOULって感じだった前3曲と違い、ちょっとネオソウルな味わいも感じさせる一曲です。独特の前のりなビートにのり、語るかのごとく軽めに歌っていきます。こういう雰囲気もできるなら、とても面白いアルバムになりそうですね!

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