Monte / Dreams Come True

01.VSP(INTRO)
02.VSP
03.TONIGHT
04.FOR THE SAKE OF LOVE (INTRO)
05.THE SAKE OF LOVE
06.BECAUSE OF YOU
07.WHEN I PUT IT DOWN (INTRO)
08.WHEN I PUT IT DOWN feat.KARINA VILLALTA
09.I CAN BE THE ONE
10.EVERYTHING IS EVERYTHING (INTRO)
11.EVERYTHING IS EVERYTHING feat. Young Taydo
12.LET ME KNOW
13.BRIGHTEN YOUR DAY feat.FANI
14.WANT FOR NOGHING
15.DREAMS COME TRUE
16.THE BLUES
17.SENSUAL

(総評)

こっちは、Devanteと打って変わって、ジャケ写通りのかっこよくSmooth コンテンポラリーR&Bです。声質的にはDevanteと似ていますが、こっちのほうが、ちょっと大人しめ。寝るときに聞くにはBestです!6曲目「Because Of You」 を聞いて、速攻買いに走っていました!もう、この曲を作った彼のセンスはやばすぎです。バックでなる琴の音と打ち手の音みたいのに、たおやかに絡まるMonteの歌声とサビでのメロディーがすばらしい!この曲のために買ってよかったーと思える出来です。その他の曲も、彼のSmoothで優しい歌声がじっくりと心に染み渡るようなバラードが満載です。サウンドも彼のどちらかというと、細めな歌声を邪魔しない程度で押さえつつ、しっかりと聞かせてくれます。優しくかつあまりやらしくないR&Bで、じっくり聞きたい方にはオススメです!切なさに身をよじることでしょう。優しい歌声なんだけど、どこか切なさがついて回る声で、聞いていて胸がグッと締め付けられることもあります。  でも、ちょっと楽曲に特徴がないのもあって、Devanteよりは、中だるみしてしまうかも。特にサウンド面でもう少し一工夫あるとよかったかなと思います。特に最後方はあまりに気持ちよくて寝てしまうかも(笑)とにかく気持ちがいいアルバムですよ!
オススメ:(6),(2),(5),(8),(9),(12),(14),(15),(17)

(曲解説)

02.VSP

1曲目のTelのイントロから、Rapを絡めていき、しなやかな歌声を聞かせてくれる。しっとりとして麗しいとさえ思える優しいボーカルが聞くものの気持ちをやわらげてくれる一曲です。サウンド的にも、リズムがしっかりしたトラックで気持ちがいいですね。ギターを軽く紡ぐ音も心地よい・・・

03.TONIGHT

ピアノが心地よく鳴り響くイントロから、ゆっくりと始まります。ファルセット気味な歌唱も哀愁を誘い切なさを増していきます・・・サビでもゆっくりと語りかけるように歌っていきますよ。うん、いい感じな曲です。バラードとしてしっとりと聞ける良曲!最後の男女の語りがSEXYですね。

04.FOR THE SAKE OF LOVE (INTRO)

ピアノが美しいInterludeで、女性の歌声がまたもやなんとも言えず切ない・・・

05.THE SAKE OF LOVE

このアルバムでもかなりの素晴らしいバラッドの一曲!語るように軽く歌いつないでいくサビがなんとも聞き心地がよく唸ってしまいます。ちょっとしたシャウトでも、彼の切ない声でシャウトするものだから、グッときます。サウンドも低音が多く、さらに厚みのあるコーラスとの絡み合いも実に丁寧で、ゆったりと耳を落ち着けて聴き入ることができる素敵な曲です。

06.BECAUSE OF YOU

もうヤバスギル一曲です!この一曲のために買ってもいい!っていえますね。琴の音色と、微妙な軽く木管を叩くような奇妙な音(これがやばすぎ!)のイントロからもうすっかり心奪われます・・・このイントロがかっこよすぎ!そして、それを丁寧にゆったりとしながらも、切なく切なくこの上なく切なく歌い上げていくMonteの歌声にもうノックアウトです。サビでは泣き崩れそうなぐらい切なくさせてくれます・・・和な音が多いのですが、これが絶妙に切なさを盛り上げてるすごい曲です。琴の音ってここまで切なく出来るんだなーと感心してしまった曲です。泣ける曲です。

08.WHEN I PUT IT DOWN feat.KARINA VILLALTA

ピアノが包み込むように鳴りながら、ラテンなカスタネットが鳴り響きます。女性(KARINA VILLALTA)の語りに、答えるように歌い始めるMonteはここでも哀愁を湛えつつ、聞き手に語りかけます・・・サビのメロディーラインがかなりいい曲で、ラテンな匂いと湛えつつも、しっとりとしたバラードを聞かせてくれるところはさすがです。女性の語りとの相性がなんともいえずいい感じです。

09.I CAN BE THE ONE

しっとりとしたサウンドに、囁くようなコーラスと、艶っぽい声で歌い紡ぐMonte。もう曲全体が醸し出す雰囲気が最高にSEXYな一曲!最後のほうにあるピアノソロが余計にこの曲のSEXYさを盛り上げていきます。余計なプロダクションがないのもこのアルバムのいいところでもあります。

11.EVERYTHING IS EVERYTHING feat. Young Taydo

珍しいUPサウンドな一曲で、シンプルなベース音がカッコいい!Young TaydoとのRapとのやり取りも見ものななかなかの力作です!バラードが似合う声の人なのですが、そういう人でもできるUPを提示してくれている感じです。ベーシックな感じのR&BのUPナンバーって感じです。

12.LET ME KNOW

キーボードの包むような音とMonteの語りがなんともいい感じ!包まれる~って感じがしますよ。「Let Me Know」と繰り返すサビのコーラスの力強さと、それを包み込んでしまうMonteの優しい歌い口の、対比が面白いんですねー。いい曲です!

13.BRIGHTEN YOUR DAY feat.FANI

FANIという女性ボーカルがなかなか力強くて、Monteと絡むとその力強さが強調されて、彼女の良さがすごい出ています。でもまったりとしたゆったりと聞ける曲です・・・

14.WANT FOR NOGHING

感情を押さえつけたようなキーボードの演奏がインパクトがあるイントロから、囁くサビがなんとも耳なじみがいいです。もうじっくりじっくりと耳を離さなくしていく彼の歌い方は凄いですねー。区切るように歌っていくメロディーも体を揺らしてくれます。体を預けて揺らしながら、ゆったりと聞けますよ。

15.DREAMS COME TRUE

アルバムタイトル曲です、その名前の前向きさに比べてサウンドはずいぶん切なく後ろ向き(笑)。でも、素敵な歌声なのですけどね。サウンドも控えめでいながらも、しっかりと聞き手をひきつけてくれます。あーなんかいい歌だなーと思わせてくれるプロダクションです。

16.THE BLUES

テンポの速めなサウンドに、ピコっていう電子音がなんともかわいらしいのですが、Bluesというタイトルどおりちょっと重めな雰囲気が彼の声が引き立って面白いですね。

17.SENSUAL

最後はUPテンポなサウンドで盛り上げます。もう少しメロディーラインに工夫があったら面白かったかな。ちょっと同じような雰囲気が並んでさすがに飽きてくるころです(笑)いやこれだけ聞いてるととてもいい曲なのですけどね。

(Producer)

A.Williams:(1),(2),(3),(4),(5),(6),(7),(8),(9),(10),(11),(12),(13),(14),(15),(16)
M.McKinney:(1),(3),(4),(5),(6),(8),(12),(14),(15),(16),(17)
L.Kelley:(1),(3),(4),(5),(6),(8),(12),(14),(15),(16),(17)

(LINK)

www.aquarian-ent.com

☆☆☆☆☆