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HI-D Interview vo.2
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HI-D インタビューVol.2

前回に引き続き、去年リリースとなったHI-Dの1stアルバム「WORD OF MAJESTY」について、Delightful Musicで独自にインタビューをとってみました。よろしければお楽しみください。

HI-Dへの質問(Q:Question カマD, A:Answer HI-D)

アルバム「Word Of Majesty」について

Q1:まずアルバムタイトル"Word Of Majesty"の意味と、どうしてHPと同じタイトルにしたのか教えてください。
A1.Word of Majestyはもともと俺のキャッチコピーだったんだ。“威厳ある言葉”になりたい。これ以外に1stアルバムのタイトルは思いつかなかった。
Q2:曲順には気をつけたと聞いたのですが、やっぱり、最初にGirlfriendsを持ってきたのは、勢いというか挨拶代わりという感じでしょうか?
A2.この曲を1番目にもってくることだけは最初から決めてた。理由は言わなくてもわかってもらえるよな?
Q3:ZEEBRA, DABOやTWIGY、UZI、Asiah、Butcherなどさまざまなアーティストの繋がりから出来た一枚だと思いますが。こういう仲間の存在はアルバムを作るうえでどんな影響がありましたか?
A3..どのみんなも俺よりキャリアがあるメンツばかりだし、年に関係なく勉強になることがいっぱいあったな。でも俺も全然負けてるつもりないし。そう思える自信にもなったし。そうゆうところから今回みたいなアルバムができたんだと思う。
Q4:"Clome Closer"での歌詞はすごいセクシーだし、情景の描写がすごいうまいなーと思うのですが、韻の踏み方なども面白いなと思いました。詩を書くときに気をつけていることってありますか?
A4:フローは勿論のこと、そのうえでちゃんと何を言ってるか聞こえるように考えてる。
Q5:"Missing You feat.Asiah"は、このアルバム一番の切ないバラードだと思いますが(聞いてて胸が痛くなります)、Asiahさんはどんな方ですか?どんな繋がりなんですか?
Q6:"WORD OF MAJESTY RADIO"はすごい面白いのですが、それぞれどんな繋がりの方々ですか?HI-D,Joey Slick, dyce the Starchild, Ganxsta D.X, dice-K, DJMasako,という感じですよね。
A5and6:この二つの曲のメンツ(正確にはBUTCHERも)はみんなINTER FMの番組JOINT ONE RADIOSHOWつながりなんだ。
Q7:UZIとの"JUSLISSN"は、メッセージ性がすごい強い曲ですが、これはシーンに向けての宣言?
A7:シーンだけじゃなくて日本全体への俺らなりの心意気とがんばってるヤツらへの応援歌なんだ。「お前ら間違ってないぞ。」みたいな。
Q8:"Raise the roof"は、もうライブでは欠かせない一曲ですが、BUTCHERとはいつ頃からの知り合いなんですか?BUTCHERさんのキャラは相当面白いんですが、HI-Dから見たBUTCHERはどんな人ですか?
A8:DJ YASと同じでBUTCHERなしでは今の俺はないってくらい世話になってるな。知り合ったのはJOINT ONEにBUTCHERが出てるときだな。あったかい懐を持ったヤツ。ステージ上では楽しい部分のほうがクローズアップされてるけどな。
Q9:"Morning light"のProducerであるICEDOWN for 確変プロダクションは、どんな方なのでしょう?
A9:オジロとかのトラックを作ってるSUBZEROのA.K.A.ネームだよ。今回のアルバムでは"JUSLISSN", "Welcome to〜"でも参加してるぞ。
Q10:"Welcome to my room XXX"は、すごいカッコよく一番SEXYな曲ですが、英語ではなんといってるのでしょうか?
A10:.Let's spend some time! I wanna love you down. This is your night.
Q11:"HOME"では、地元というルーツを、そして、"How Many Time"では、音楽をする仲間に対して、そして、"We are the music"では、音楽そのものという、3つのルーツを最後にまとめあげて?HI-Dのすごい根本、HI-Dを形作ってるもの、地元、仲間、音楽について歌っていますが、後半にこのようなHI-Dを内面をさらけ出すような曲たちを置いた意味は?
A11:やっぱり最後は俺の思う音楽の意味を表現したかった聞いてくれるみんなも含めてやっと歌になるものだと思うから。それが伝わってればいいな。
Q12:"How Many Times"の歌詞の意味は深そうですが、この歌詞で出てくるYouというのはHI-Dが今まであってきた特定の方をさしているように感じたのですが。どのような方で、どんな意味が込められているのですか?(個人的にFINLAND時代の仲間のことかなと思っているのですが)
A12:そうだな....。もちろんFINLANDの仲間もはいってるし今まで俺がやってこれたのは色んな人達のおかげだから。そういう気持ちを歌にしたって感じかな。
Q13:"We are the music"はストレートに真摯に音楽に向き合ってるHI-Dらしい歌ですが、HI-Dにとっての音楽ってなんでしょう?
A13:俺の生活そのものかな。あと人と人をつなぐ最高の宝だと思う。みんなとも知り合えるのも音楽のおかげだしな。
Q14:前半や中盤のはすごい歌詞の意味とかも全体的な流れを大事にした作りになっていると思うのですが、やはりアルバム通してストーリーみたいなのを考えているんですか?
A14:俺なりのストーリーは勿論あるけどそれはみんながそれぞれのストーリーを思いながら聞くのも面白いんじゃないかな。俺が一つを提示しちゃうと楽しみが減っちゃうでしょ。
Q15:この一枚は、ホントカッコよさを追求したR&Bですが、R&Bのアルバムというよりも現在のシーンのカッコよさを凝縮した一枚という気がします。R&Bを意識して作ったというよりは今のHI-Dの周りの状況が作り出した一枚という感じなのでしょうか?
A15:やっぱり音楽は環境だと思うからそれをストレートに出そうとした結果がこのアルバムだと思う。
Q16:2004年になったので、今年の抱負を含め、ファンのみんなに一言お願いします。
A16:今年もみんなに色んな俺を見てもらいたい。シーンはまだまだこれからだって事を全員で作っていきたい。みんな応援ヨロシク!

今回は、どうでしたでしょうか?自分なりに思ったことをHI-Dさんにぶつけてみたのですが、皆さんアルバムを何度も聞いて、自分なりに消化できた頃に、こうやってまたHI-Dさんからの声を聞けるのもまた意味があるかなと思いまして、インタビューしてみました。みなさま感想など、BBSなどに書いていただけると嬉しいです。

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