泉 亮 / Life is a song

北海道を古くから引っ張ってきたら泉 亮 君の2ndアルバムがでました。古くから決して楽ではないこの札幌という地で着実に活動を続けていて、仲間を増やしながら、MOLやバックのメンバーの多くの仲間を得て、最高のR&Bアルバムを届けてくれました。今はどこで活動しようと関係ない時代にはなりましたが、そんな世の中の流れも見ながらも、今この素晴らしいアルバムを出してくれたことの努力はすさまじかったのではないかと思います。楽曲としても、今の新しいサウンドを取り入れながら、長く愛されるような普遍的なR&Bアルバムを作り上げています。長く愛されるアルバムになるのではないかなと思います。

1曲目「START LINE」は、穏やかな優しい緩いビートが素敵な楽曲から始まります。普段の生活の日常に寄り添ったような心地よさを歌詞にも素敵ですが、ファルセットも自由に操る自由に歌い上げていくところが心を癒してくれます。

2曲目「Stronger」美しいピアノのイントロに引き付けられるR&B Balladが始まります。不安な気持ちを強く強く持っていく力強さを感じさせてくれます。サビが本当に美しいメロディーラインと自身の声を重ねていくコーラスどちらも素晴らしく、でこのアルバムの中でも最高の亮君のバラッディアーとしての才能を感じさせてくれます。

3曲目「Deep inside」は、ダークなイントロで、DeepなSexyなR&Bで味わい深いボーカルを聞かせてくれます。パワフルなんだけど、落ち着ける歌声なので、こういうDeepでSexyな歌詞の世界の楽曲で大人っぽく歌い上げてくれます。フェイクや楽曲のアクセントも聞いていて聞き入ってしまいます。

4曲目「EVERLASTING LOVE」は、タイトル通り永遠の愛を歌う純粋な思いの歌詞が心に染みいります。ストレートでまっすぐに響く亮君のボーカルが心に刺さります。優しさあふれる歌詞にも歌い方が、聞く人を包んでくれます。本当に素晴らしい楽曲です。最後のフェイクでの盛り上がり方も素敵です。

5曲目「Call my Name」Mid tempoな Smooth R&Bを披露します。まっすぐな思いを力強く歌い上げていきます。Jazadocumentを招いていて、Rapも楽曲を盛り上げてくれます。正統派R&B HIPHOPという感じがします。

6曲目「Sweet pain」切なげなピアノをバックに切なげに美しく歌っていきます。力強くだけではなく、切なく柔らかい歌声もできるのが、歌声の幅を感じさせてくれます。徐々に盛り上がっていく切ない切ない歌唱に心を掴まれてしまいます。

7曲目「Sky’s the limit」UPテンポなエッジがきいたビートに体が揺れる一曲です。サビでのさわやかで踊れるメロディーに体を預けてしまいます。こういう楽曲でも完成度が高く、トラックメイカーの力を感じます。ひたすら体を揺らして聞きたいですね。

8曲目「Stereotype」ギターのリフから始まるR&B然とした一曲で、アルバムの中でも、一番R&Bらしい楽曲です。2000年代のR&Bっぽいアクセントになる楽曲とメロディーでグッと引き付けてくれます。こういう徐々に印象的なメロディーが展開していく印象的な一曲です。

9曲目「i know」スムーズなR&Bで、印象的なフェイクも聞かせながら、心地よいミッドバラッドを聞かせています。耳なじみが良い一曲です。

10曲目「Life is a song」は、MVもある音楽への愛をまっすぐに歌い上げるストレートな愛のバラードとなっています。言葉の一つ一つが耳を打ち、心に届きます。やさしくかっこいいサビが最高な一曲でアルバムを締めてくれます。