久保田利伸 / Timeless Fly

01.Timeless Affection ~Foreplay~
02.Keep it Rock (feat.WISE,Tarantula from Spontania)
03.Soul Mate ~君がいるから~
04.FLYING EASY LOVING CRAZY
05.24/7 ~NITE AND DAY~
06.STAR LIGHT
07.Is it over?
08.Tomorrow Waltz
09.Timeless Affection ~The play~
10.M☆A☆G☆I☆C feat.KREVA
11.The Other Half
12.僕じゃない
13.Life-long High-way
14.Nyte Flyte
15.Moondust (poetry reading by Kyoko Koizumi)

(総評)

久保田利伸ひさびさとなるアルバムのリリース!ここ数年は日本での活動が主立っていましたが、そんな中でもしっかりとSOULを感じさせるアルバムに仕上がっています!若手の力を適度に注入しつつも、新しさも懐かしさも全てひっくるめたような久保田利伸という日本の最高峰のR&Bアーティストにしかできない脅威のバランスを誇るアルバムを届けてくれました!
昔のファンには懐かしい久保田のPOPな部分も感じさせ、若さも感じさせるサウンド、さらにはR&Bらしいサウンドと、とてもバランスのとれたアルバムに仕上がっています。洋楽バージョンのR&Bオンリーなアルバムが大好きですが、こういう日本のファンに向けたしっかりとしたコンセプトをもったバランスのよいアルバムも末永くきけますね。
2曲目「Keep it Rock」からいきなり若い話題のRapperを招いて、しっかりと現行のR&Bの最先端サウンドに、ついていけるところをしっかり見せてから、久保田独自のソウル感覚あふれる「Soul Mate~」へと流れていくところはさすが!といいたくなります。さらには、R&B好きにはたまらないAl B Sureの名曲「Nite and Day」を大胆のサンプリングした「24/7 ~NITE AND DAY~」には、90年代R&Bが好きな人には悶絶ものの一球でした!さらに、マイケルトリビュートと題したファンキーな久保田のノリを最大限に生かした「Star Light」、JUJUをfeatしたすばらしいねっとり系バラッド「Is it over?」では、セクシーな久保田を堪能させてくれます。昔の久保田のシンプルな楽曲のつくりを感じさせる「Tomorrow Waltz」で美しいメロディーを聞かせ、KREVAとの最強コラボ「M☆A☆G☆I☆C」では、日本の最強のファンキーソングを叩き落します。久保田にしか歌えないだろうゆるいバラッド「The Other Half」では昔から久保田を好きな人には安心できる作り出し、このアルバムのバラッドの中でもメロディーが一番すばらしい「僕じゃない」でたまらないすばらしい歌を聞かせてくれて、最後にかけては、さらにUTA Produceのアップサウンド「Life-long High-way」で、盛り上げて、こちらもすばらしいバラッド「Nyte Flyte」でしっとりと聞かせ、小泉今日子を語り部として招いた「Moondust」など、話題性も、緩急のバランスも絶妙な曲たちを並べてくれます!
本当に、最後まで一気に聞けちゃうような楽曲の配列をしていて、アップサウンドを絶妙なバランスで並べているので、バラッドをゆったりと聞けるんですよね。ここ最近のアルバムの中でも完成度の高い作品に数えられるアルバムの登場です。やっぱり日本のR&B KINGは、久保田利伸しかいませんね!オススメ:(2),(3),(5),(6),(7),(10),(12),(13),(14)

(曲解説)

01.Timeless Affection ~Foreplay~

アルバムを通してInterlude的に使われるサウンドが軸となっていくのは、久保田のアルバムは定番ですね。このサウンドの水準が高いのもまたいい感じで期待が高まります!

02.Keep it Rock (feat.WISE,Tarantula from Spontania)

若手Rapper二人を招いて、豪快にかっこよく歌い上げる一曲!ぜんぜんベテランとかそんなの関係なく、クールにシュールに盛り上げちゃうところが久保田流!ぜんぜん若手の勢いに負けない、鮮やかな歌いっぷりが見事で、それについていくWISEと、Tarantulaの独特のフローのあるRapがうまく絡み合っていきます。こういう遊び心もこもった軽快な一曲を作らせると、もともとの実力が一つも二つも抜きん出ているのは当たり前なんですが、本当に日本のR&Bシーンの中でもぬきんでたものを見せてくれます。

03.Soul Mate ~君がいるから~

久保田らしい爽やかで心地よい流れを感じさせながら、ソウルに聞かせてくれる久保田節をしっかりと詰め込んだ一曲です!ソウルフルなんだけど、爽やかでPOPなセンスをもてるアーティストっていうのは、本当に貴重ですよね。こういう面がR&Bアーティストと認識されながらも、しっかりとPOPフィールドにも立てる幅の広さの秘訣なんでしょうね。

04.FLYING EASY LOVING CRAZY

MISIAをfeatしたシングル曲。正直ちょっとまっすぐ過ぎるMISIAの歌が苦手なのですが、割とそのまっすぐな歌い方を利用して、シングルレベルの楽曲へと昇華しています。

05.24/7 ~NITE AND DAY~

素敵過ぎるサンプリング!Al B.Sureの名曲「NITE AND DAY」を大胆にサンプリングして、さらっと自分らしい歌に、歌い上げてしまうところがさすがです!この楽曲をそのままに日本語の詞をつけて歌っちゃえるところが、さすが久保田って感じです。違和感が普通はあったりするのですが、まさにオリジナルに感じたりするんだから、見事です。90年代R&B好きにはたまらない一曲です!

06.STAR LIGHT

マイケルトリビュートでもあるまさにファンキーな一曲です!久保田の中でもR&B像っていうか、かっこいい!っていう像っていうのが、やっぱりファンキーなんだなって改めて再認識させられます。こういうファンキーなマイケルトリビュートっていうのは、本当の意味でR&Bやファンクやソウルっていう背景をよく理解している久保田ならではのトリビュートといえるでしょう!

07.Is it over?

JUJUをひそかにfeatしている一曲です。けだるい雰囲気のゆっくりとしたテンポの中、ソウルフルに味わい深い男女の歌の絡みを見せてくれます!ゆったりとしながらも、しっとりとセクシーな心地よいソウルを感じさせます!まさに下世話なソウルというにふさわしい男女の深い絡みをじっくりと二人で聞かせてくれますよ。

08.Tomorrow Waltz

ワルツというタイトルがぴったりのピアノサウンドをバックに美しく歌い上げていきます!こういう楽曲でこそ久保田のPOPSセンスが存分に発揮されますね。美しいんだけど、聞きやすくちゃんと芯にR&Bを感じさせてくれています!

09.Timeless Affection ~The play~

こういうループ的なInterludeの使い方は本当に久保田は得意ですよね。いい雰囲気で次の曲につなげていきます。必ず詞に少し遊びをいれてくれるのも、魅力的です。

10.M☆A☆G☆I☆C feat.KREVA

KREVAとの一曲を収録!シングル用だけの曲かと思っていたのですが、しっかりアルバムに入っていて、うれしい限りです。このFUNKYで最高のノリの一曲が乗ることで、アルバムにも勢いがついて、一気に聞けちゃいます!それほどにここ最近の久保田の曲の中でも、最高にFUNKYな楽曲になっています。

11.The Other Half

久保田らしいゆったりとした雰囲気のバラッド!こういうSweetさをもったスローバラッドは、本当に彼にしか出せないソウルみたいのを色濃く感じさせてくれます。なかなかこのテンポの曲で、R&B的な黒さを感じさせる歌い方とかをしっかりと見せてくれますよ。素敵な一曲です。

12.僕じゃない

久保田の僕ってつくタイトルには名曲が多いのですが、こちらも例に漏れずに、すばらしいメロディーラインに引き込まれる流れるような切なげなメロディーのサビに一気に吸い込まれてしまいます。まさに久保田だけが提示できるジャパニーズソウル的な哀愁とソウルを感じさせる一曲です。

13.Life-long High-way

さすがっていうぐらいに盛り上がる一曲!こういうアップビートも歌える幅広さは、本当にすごいです。思わずドライブにいきたくなるような心地よいテンポに思わず体も動いてしまいます!サウンドはUTAくんのプロデュース!こういう若さも取り入れていくのが、本当に実にうまいですよね。

14.Nyte Flyte

サビのメロディーが印象的なキラキラしたSweetサウンドを歌い上げてくれる一曲!ポップな雰囲気も持ちつつしっかりとソウルフルな雰囲気も持っていて、心地よく耳に響いてきます。本当にアルバムの最後の方にいくにつれて尻上がりに、いい曲が増えていきます!鮮やかに響くメロディーラインが素敵なんですよね!

15.Moondust (poetry reading by Kyoko Koizumi)

小泉今日子が語っているイントロからセクシーな儚いサウンドを展開してくれます。そこから一気に伸びやかな歌声で歌い上げていくところが最高に気持ちいいですよ。バックの久保田のささやくようなイントロでの歌い方も好きですねー。

(Producer)

Toshinobu Kubota:(1),(2)(3),(6),(7),(8),(9),(10),(11),(12)
KREVA:(10)
UTA:(13)
ICEDOWN:(14)
ALI-KICK(Romancrew):(15)
G.M.KAZ:(5)
Daisuke Mori:(4)
Yoichiro Kakizaki:(1),(2),(3),(6),(7),(8),(11),(12)

(LINK)

OFFICIAL

☆☆☆☆☆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です