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2006年 Single Review

Donald Brown / Get To Know Him

(概説)

Donald Brown / Get To Know Him

インディーソウルの中には、もちろんインディーレーベルや自主制作で作っているという枠組みしかないので、その中には、SOULもあれば、FUNKもあり、R&Bもあります。そして、ゴスペルも!もともとゴスペルは、自主制作って言うものも多かったようで、中にはとてもすばらしいシンガーがごろごろしていたりします。そんな一人が、このDonald Brown!やはりゴスペルといえば、R&Bが好きな人には、アッパーなサウンドが馴染みがあります。そんなR&B好きな人たちが必ず耳を止めるであろうすばらしい一曲が、このDonald Brownの"I'll Go"!2曲目とシングルの脇に追いやられながらも、その存在感は物凄いものがあります。これを聞いたら必ず踊りたくなるし歌いたくなる!そんなパワフルさとノリの良さがあるのです。もちろんこの名曲の良さはアーティスト自身がわかっているようで、彼のMYSPACEの試聴にはこの曲のみが入っているのも、頷けます。もちろん、その他の二曲も、ゴスペルシンガーらしさを全面に押し出したクワイヤを率いた1曲目"Get To Konow Him"や、SOULやR&B好きにもうったえるミディアムテンポなミッドバラッド"Put You First"など、彼の良さが存分に感じられるシングルになっています。まだシングルということですが、これは自ずとアルバムへの期待も高まります!ゴスペルシンガーにしては珍しくアーバンな香りがする個性的なアーティストです、一度聞いてみてはいかがでしょう!?

曲紹介

01.Get To Know Him

1曲目は正統派なゴスペルシンガーであることを印象づける、晴れやかで心地よい一曲から始まります。柔らかいバックサウンドのピアノにのって、伸びやかなテナーボイスを天高く響かせていきます。決して無理することなく自然に歌い上げてくれるところが、さすがゴスペルだなと思わせます。そして、最後の最後にかけて、クワイヤを用いて、勢いよく盛り上がりを見せてくれます。そこまであまりゴスペルっぽさを見せずソウルフルに聞かせてくれるので、自然とクワイヤの盛り上がりに耳を傾けることができます。素直に聞ける心洗われる曲です。

02.I'll Go

そして、彼の特色が一番よく出ていて、勢いがある最高のダンスナンバー!Rapperが最初にMCで入り、そこから女性コーラスも加わり、パワフルに、どんどん勢いを増して盛り上がっていきます。これでもかと!ノリのいいサビを重ねていきます!そこで見せるシャウトがなんとも魅力的なのです。こういうボーカルは、なかなかいないです!Dave Hollisterとかのシャウトに近い雰囲気を見せてくれます。この一曲だけでも聞く価値があります!ぜひi-Tuneでこの曲だけでも低入れると面白いですよ。転調の仕方も面白くて、最後までどうかわっていくんだろうって思いながら、楽しんで聞けちゃいます。

03.Put You First

最後は、しっとりとR&Bのミディアムソングを聞かせてくれます。全然こういう雰囲気の曲を歌うとゴスペルシンガーとは思わないで聞けちゃいますよね。バックコーラスとずっぽりと絡み合いながら、フェイクしていく様が魅力的なんですよねー。じっくりと聞けちゃう良心的な一曲です。

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Produce by Drathoven The Guttaman

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Rockwell Hallman / I Been Waiting

Rockwell Hallman / I Been Waiting

(概説)

Rockwell Hallmanは、生粋のゴスペル一家出身で、Carl Thomasとも関係があった4mulaというグループでEpicとも契約を結んだことがある実力派の魅惑的で力強いパワフルボイスのテナーシンガーなのです、そんな彼がはじめてリリースするのが、この「I BEEN WAITING」若手シンガーにありがちな、勢いだけっていうところは微塵も見られず、どこからともなく感じられる自信のなせる業なのか、しっとりとこれでもかと本格的なR&BをDeepに聞かせてくれるのです。これほどスローやミッドでどっぷりと歌われたらたまりませんね。全体的にしっとりとしたつくりで、彼の歌声の良さを全面に出したつくりになっているのです。SOULFULな歌声をこれでもかとじっくりゆっくり感じさせてくれます。そこからさらにもう一つ聞き手を引き釣り込むほどのシャウトなどが見につけば、このテナーボイスですもん、最高でしょう!
さらに、最初の二曲のシットリ具合が、なんとも新人のデビューシングルとは思えないクオリティーがうれしくなってしまいます。まだシングルということもあり最後は出し惜しみしたかなって感じで短く終わってしまう曲が多いのですが、それでもRockwellの今後のすばらしい可能性!R&Bアーティストとして潜在能力の高さを、存分に堪能させてくれます。ぜひアルバムが聞きたくなるアーティストですね!この声でどんなUPを歌うんだろう?と楽しくなっちゃいます。ちょっと3曲目で切ない感じも披露してくれて、ねっぷりとしたSOUL曲だけじゃない魅力も見せてくれています。これからの活躍がたのしみです!4曲入りで、シングルとしては彼の個性をうかがえる内容になっています!

曲紹介

01.I Been Waiting

濃い目な歌声で、ネットリと歌い上げてくれる若手シンガーの登場です。まさに、R&Bサウンドにあう声で、どっぷりと歌ってくれます。まだ若さも感じる部分もありますが、なかなかに、存在感と、SOULっぷりを見事に表現してくれています。この曲でも、じっくりとしたつくりのビートトラックにしっかりと骨のある歌がのってきます!じっくりと聞き入りたくなりますよ。渋めな歌ですが、これからを期待させてくれます。

02.Sometimes

2曲目はもっとスローに彼の歌声にどっぷりと浸からせてくれます!途中アカペラっぽい雰囲気も混ぜ合わせながら、じっとりと濡れる歌声を響かせていきます・・・もうこれははまるしかないでしょう〜。ずぶ濡れになるほどに深く深く歌いこんでいってくれますよ。これで新人とは。なかなかここまで堂々とスローを歌いきれるものではありませんよ!

03.Unffaithful Response

切なげなピアノ調の楽曲で、美しいサビのメロディーが前の二曲とはまた違う魅力を見せてくれます。その美しいメロディーを繰り替えして、魅惑的な世界を演出してくれます。ちょっと曲が短いのが残念ですね〜。先行カットなのかなー?アルバムからの。

04.Trying To Find

正統派SOULって感じだった前3曲と違い、ちょっとネオソウルな味わいも感じさせる一曲です。独特の前のりなビートにのり、語るかのごとく軽めに歌っていきます。こういう雰囲気もできるなら、とても面白いアルバムになりそうですね!

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MYSAPCE

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Wendell B. / That's What Christmas Means to Me

Wendell B. / That's What Christmas Means to Me

(概説)

なんとWendell Brownがクリスマスソングをひっそりとリリースしていました。1曲だけのシングルなので、iTunesでも売ったいるのでそっちの方が断然お得ですので、そちらをどうぞ。Wendell Brownといえば、最近ではアルバム「Good Time」でみせたそのねっちょりとした下半身にくる歌い方がたまらないのですが、そのネットリとした歌唱はいまだ健在でありバリトンボイスフェチな方々のツボをしっかりと突いてくれます。たまらん!コーラスもしっかりと自分で重ねていて、ゆったりとしたテンポながら、じんわりじんわりと心に響いてきます。派手さはないのですが、ところどころでみせるファルセット、シャウトがグッと胸を鷲づかみにしてくれます!まさにセクシーなファルセットのお手本のようなシンガーさんです。熱い夜を演出してくれるような一曲です!最後のシャウトに悶絶しましょう。

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Stephan Terry / Tell Me Something

Stephan Terry / Tell Me Something

(概説)

豪快なテナーボイスの歌い上げから始まるゴスペル曲!Upなサウンドがのりよく響き、力強いStephan Terryの歌声にばっちりと合っていて、サビに向けてどんどん盛り上がりを見せていくメロディー展開に魅了されてしまいます。そして、サビでの盛り上がりがもう最高潮!こういうUpperな曲はR&Bだろうが、ゴスペルだろうがとても気持ちがいい。よくあるクワイヤものの騒がしさじゃなくて、もっとR&B寄りな、クールでいてカッコよいそんな一曲に仕上がっています。それにしても、Stephan Terryの突き抜けるテナーシャウトに悶絶でしょ!最後のジーザス!っていって盛り上がっていくところがたまりません。こういうパワフルテナーはたまりませんねー!パワフルなテナーは何度聞いても、酔いしれてしまいます。これも、シングルなので、上にiTunesのリンクを載せました。

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CD BABY

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STY and Friends / MISSIN' U

(概説)

プロデューサーSTYが中心となり、大切な仲間のartist同士で、和気藹々と作り上げた一曲「Missin' U」!若手の期待シンガーL&JにWit企画での活躍も記憶に新しいS-key-A、TAIRA YO、宏実の女性アーティスト3名、そして大阪のTrack Maker Tazz、そして大御所のプロデューサーでもある村山晋一郎まで参加という豪華な出演陣を見るだけで、その曲に期待してしまいます!期待の若手中心に、大御所までずらっと並べたその名前だけでいっぱいになりそうですが、そんな名前だけで終わらない素敵な歌詞と楽曲の素晴らしさ!それぞれが、MISSIN' Uという言葉に対する想いを歌詞に乗せて歌い上げるのですが、それぞれがとても切ないほどに、素敵なのです。きっちり歌いラップする5人の色が出ていて、個性的な曲に仕上がっています。 また、切ない歌詞の曲でありなトラックは爽やかで心地よい明るさに包まれ、曲全体として、とても聞きごこちがよい何度も聞きたくなるような曲なのです。なんといっても、みんなでわいわいやっている感じがでているのが、いいんです。
最初のそれぞれの掛け合いが、ざわざわした期待感を感じさせ、STYの甘い歌声でのメロディーとTaira YoのRapと歌を織り交ぜながら、さらっと聞かせてくれるのもなかなか癖になってきます。そしてなんといってもこの曲の肝は、S-key-Aの歌声が印象的なHOOK!これが最高に気持ちよく響き渡ります。また、途中からの転調がとても曲にアクセントを与えていて、そこからの宏実の見事なSOULFULな歌声とファルセットが活きてきます!ここが一番好きかもです。
そして、最後のを締めるL&Jの甘い歌声も、この素敵なキラキラした曲調にピッタリはまってます。これだけ人がいて5分ちょっとで納めているというのも驚きなのですが・・・そして、最後のSTYの語りがなんともおいしいのですが、そこは聞いてからのお楽しみって感じで、なんか〜パーティーとかで流したい。そんな一曲です。
この曲は、販売などがないのがとても残念なのですが、以下で振るレングスで聞けますので、是非聞いてみてください。個人的には、こういう純粋な歌を楽しんでくれていて、水準が高いサプライズ的な曲は売らないからこそ価値があるんだろうなと思います。この曲に参加しているそれぞれが力をつけたときにはいつか違う形で皆さんの手元に届くかもしれませんよね!がんばれ!
是非最後まで聞きましょう〜。 ストリーム配信

Produce and so on

track produced by STY
written by Tazz, S-key-A, STY, TAIRA YO, 宏実, L&J
performed by S-key-A, STY, TAIRA YO, 宏実, L&J
additional vocals by 村山晋一郎
special thanks : Jio, Tazz

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STY OFFICIAL
L&J Official
宏実 Official
TAIRA YO OFFICIAL
S-key-A Official
S.D.P Lab (TAZZ OFFICIAL)

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SATOMI' / Orange canvas 〜秋の空のしたで〜 / Fairy's Stick

SATOMI' / Orange canvas 〜秋の空のしたで〜 / Fairy's Stick

(概説)

イギリスと両方でデビューして話題となったSATOMI'の最新シングル。10代とは思えない、素晴らしい歌声と、その楽曲の水準も高さで非常に評価が高い彼女ですが、本当にその歌声の伸びやかさそして、リズムへの乗り方の素晴らしさは目を見張るものがあります。どの楽曲も水準が高く、いい歌が多いのです。
そんな彼女の最新シングルは、今までの洋楽を意識した感じよりも、もっと彼女の歌声がストレートに感じられる美しい曲!特に2曲目の「Fairy's Stick」での伸びやかな歌声には、やられてしまいます。途中で一度ストップしてからの歌声にはもうただただ目をつぶって聞き入るだけです。また、1曲目「Orange Canvas」は若い彼女らしいかわいさも持っていて、等身大的な雰囲気がとても身近に感じさせます。3曲目「You've Got Me」は今までの彼女のかっこいい雰囲気が感じられる曲で、とても十代とは思えないクールな雰囲気が印象的なのです。しかもリリックも独自性があってなかなか面白いのですが、これも本人が書いているのですから、とても才能に溢れた人だなと感じさせます。4曲目「Boyfriend」のリリックなんて、あぁ〜あったね〜誰でもって思ってしまうようなリリックなのです。1曲目も非常に表現が上手で、びっくりしてしまいます。この人の情景や感情の表現の仕方はとても大好きです。
来年2月のアルバムの発売が待たれる彼女ですが、実力ももちろんあるし、いい楽曲にも恵まれているので、期待したいですね。

曲紹介

01.Orange canvas〜秋の空のしたで〜

とても優しく晴れやかな雰囲気の楽曲に、透き通るSATOMI'の歌声が栄えます。キラキラした気持ちがいい楽曲!そして、サビとサビの後になるフレーズがなんとも癖になるのです。歌詞も面白くて、感情がとても豊かなんだなと感心してしまいます。素敵な曲ですよ

02.Fairy's stick

じっくりと歌い上げていくSweet Ballad!突き抜けるように歌い上げていくサビが心をあらわれるような美しい歌です。途中で止まってまたもう一度盛り上がっていく感じも、壮大なバラードの持っていき方で思わず目を閉じて聞き入ってしまいますよ。

03.You've got me

前作までのエッジが聞いたR&Bトラックを周到した一曲で乗りよく聞かせてくれます!ダンサブルなその曲調に、絶妙のリズム感で乗りこなしていきます。とてもクールな一曲です。

04.Boyfriend

なんか誰もが共感できる友達としか思ってない人からの突然の言葉に対する迷いを歌い上げます。スローな曲調で切々と歌い上げてくれます。さりげなく入ってくるフェイクも、よくR&B聞き込んでるんだろうな〜と思わせるほどにいい感じなのです。

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真之介 / Your Place

真之介 / Your Place

(概説)

Nao'ymtさんのWit'企画Christmas Gift第二段は、関西のR&BデュオTwiceの元リードボーカルである真之介がソロで送る、男の切ないほどの後悔の思いと一途な想いを歌い上げる麗しいバラード「Your Place」!男性ボーカルと絡んだのは、STY以来となるWit企画ですが、やっぱりこういうやわらかくて艶っぽい中に芯があるような歌声が、Nao'ymtさんの楽曲には映えますね。
真之介の強弱と緩急とをうまく使い分け、語りかけるようなセクシーなボーカルワークも見事で、じんわりじんわりと心に響くように聞かせるこの曲の雰囲気にとてもピッタリとはまっています。最初の緩やかな歌のどことなく思い返すような切ない歌い方から、徐々に感情を込めて最後にかけ、声を重ね厚みを増していくボーカルワークに釘付けにされます。サビでの美しいメロディーとそれを支える音数はそう多くないトラックのさりげないカッコよさが、たまりませんね。そして最後にどんどん転調していくのが、カッコよすぎます!さりげないフェイクと相まって、どんどんと聞き手を圧倒していきます。名曲ですね!
歌詞も、やっぱり、「We Can't Back」と対になっているので、本当に切ないほどの想いをその美しいメロディーに乗せて聞かせてくれます。二人のためのクリスマス・・・そんな幸せをもう一度再確認させてくれるような一曲です。今年の聖夜の一瞬にこんな昔の恋人への想いを思い出してもいいかもしれませんね。
Nao'ymtさんは本当にその人のボーカルの良さを引き出すのがうまく、そして、それに答えるシンガーたちの水準の高さに毎回驚かされます。今後の真之介さんの活動にも注目ですね。

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真之介Offiical
Naoymt Official
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YUKALI feat.Leanaski / We Can't Back

YUKALI feat.Leanaski / We Can't Back

(概説)

Wit'企画、夏のSummer Moodに続いて、Christmas Giftと題して男女二人のMoodyなR&Bシンガーを迎えて送る、寒くも心温まるこの季節にまた新しい色をNao'ymtが添えてくれます。そんなChristmas Giftの一曲目は、インディーズ、メジャー問わずコーラス・プロデュースなどでも活躍中のYUKALIと、スムーズなRapをみせてくれるGrainy-aimのLeanaskiを迎えての切ないバラード「We Can't Back」。このIじゃなくてWeっていうのが、本当に取り戻せない二人の時間を思い起こさせます。そして、しっとりとした大人な女性を感じさせてくれるYUKALIさんの歌声に、クリスマスらしい美しい音色が鳴るバックトラックが、うまく混ざり合い、そこにNao'ymtさんのリリックが切なく切なく降ってきます。戻れない二人、想いをめぐらす人への切ないほどの気持ちを、情熱的に歌い上げます。Leanaskiも、切ないほどに盛り上がっていく情景を少しプレイバックさせるような淡いRapを披露して、さらに豊かに切ないほどのクリスマスの夜に想いをめぐらす女性の思い起こさせます。
本当にNao'ymtさんのトラックと女性シンガーとの相性って言うのは、抜群なんです!女性の歌声の繊細さをうまく引き出すトラックを作り上げます。そして戻れない二人の悲しさと、素晴らしいシャウトを交えながら歌う艶やかなYUKALIの歌声が見事にマッチして、美しさと儚さを余計に増していく耽美なメロディーにぐいぐいと引き込まれていく、この冬のクリスマス前にぴったりな一曲ですよ。真之介の男性バージョンと一緒に是非!。

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Naoymt Official
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Full Of Harmony / Sweet November

Full Of Harmony / Sweet November

(概説)

Full Of HarmonyのUS Producer企画第二弾は、Jimi KendrixxxとJaidenという本当の意味でのUSのプロデューサーとがっつり組んで作った作品!本当の意味での裏方さんの水準っていうのは、USは高いですよね。前作ではFull Of Harmonyらしさがあまり感じられなかったけど、今作はファンの人も納得のできだったのではないでしょうか?シングル曲では、懐かしささえ感じるメロディーと、最後に押し寄せるフェイク!三人のハーモニーがとても感じられる出来になっています。ハーモニーが長い短いにかかわらず、印象に残るかどうかっていうのが大事で、そういうフィーリングがうまくプロデューサーと合わさっているんだろうなと感じられますね。カップリング曲でも、その軽快で心地よいライブ栄えしそうな一曲を作り上げています。
詞の世界もなんか暖かさを感じるSweet Novemberっていうタイトルがぴったりな詞になっていて、過去に焼きついた甘い思い出を思い出させます。3人が書いたんでしょうが、なんか詞の世界が大人になったなとちょっと感じさせてくれます。USのプロデューサーとの企画は、こっちのシングルの方がいいですね!この辺は相性などもあるのでしょうけど、より3人の色がよく出ています。心地よく聞ける一枚です!

曲紹介

01.Sweet November

ゆるいグルーブを感じさせるイントロのYUTAKAのフェイクから、しっとりと歌い上げていく3人。Full Of Harmonyらしいハーモニーも感じさせてくれたり、それぞれもゆったりと歌えている感じで、歌声も伸び伸びと感じます。ちょっと寂しげなギターの音色と、緩い感じが、いつもと変わらぬ日常が刻む、過去になっていく大切さを感じさせてくれます。最後のHIROのフェイクがいいですよねー・・・やっぱりこういうみせる場面がないと!ちょっと前作は型にはまりすぎてお行儀が良すぎた感じがあったので、こういうフェイクでどんどん持っていく感じはたまらないですね!

02.Just a Girl

うって変わって、ビートにのせた軽快なサビが印象的なJust A Girl!同じ人がプロデュースとは思えない幅の広さが、やっぱりUSはすごいなと感じさせます。音の遊びも見事ですね。なんか、ちょっと女性に圧倒されている男性っていう詞の世界が、面白いですね。そんなに気張らなくても、そのままでいいんだよ。っていう。同じビートが繰り返すのですが、この繰り返すが気持ちよくて、踊れます。

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タイラヨオ wit' Nao'ymt / Hot Voodoo feat.AKIYO

Nao'ymt & 優美 / Think About U

(概説)

シンガー、トラックメイカー、作詞、ラップ全てを自作でできる多彩なアーティストであるタイラヨオと、艶っぽい歌声がセクシーなLOVE MINUTESのAKIYOを迎えてのWit'企画の第2シーズンの幕開けともいえる一曲!この曲では、よりRapをfeatureして、タイラヨオの軽快なラップが和なトラックに東洋チックなエッセンスと躍動感を与え、AKIYOの歌声が、それにダンサブルで心地よい揺れと浮遊感を与え、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。Nao'ymtの作り出す煌びやかなループトラックが、二人の歌とラップを絶妙に支えていきます。
Rap主体の曲というのは、Wit企画の中でもKozo wit Nao'ymtの「Next Moon」ぐらいなのですが、あのシャープな雰囲気とは違う、女性ならではの力強さと躍動感に溢れた一曲へと仕上がっています。一気に空気を変えれる渋くてかっこいいヨオさんのRapと、幻想的なAKIYOさんの歌声が、絶妙に混ざり合い、曲にスピード感を与えてNaoさんのトラックをうまく料理しています。バックでいろいろ声が入っていたり凝ったつくりになっていて、ヨオさんの色が濃くでた作品に仕上がっていますね。wit企画の第2陣の幕開けとして相応しい力強い一曲の登場です!

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nao'ymt OFFICIAL

タイラヨオ Official

LOVE MINUTES Official (AKIYO)

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Full Of Harmony / Brand New Day

(概説)

なんとあのNE-YOと日本を代表するR&BグループであるF.O.Hが一緒に仕事をした曲Brand New Day!もうその話題だけでも騒然としてしまいますが、NE-YOらしいSweetかつやわらかい音使いが特徴のバラードになっています。F.O.Hがアメリカに出向いて一緒に仕事をして、お互いにほぼ対等に仕事をしてきたということ自体が、これから新しい幕開けを感じさせます。これからは、アメリカのアーティストと仕事を話題づくりのために依頼するってよりもきちんと現地にいってこのように共に作り上げていくスタイルが定着していけば、J-R&Bも内からだけでなく外から本場からの影響も受け、より進化していくのではないかなと感じさせてくれます。
どちらの曲もまったくタイプが違うので、お互いに面白い相乗効果を生んでいるのですが、やっぱりNE-YOの曲の心地よさっていうは、Full Of Harmonyの今までの作品にはない、よりメロディーの心地よさを追求したような作品で、F.O.Hの新境地を見せてくれています。
カップリングでも、ARATAのRapや、緩急の織り交ぜ方など、彼らが常に成長していることを、示してくれます。日本のR&B界を引っ張りつつ、常に止まることなく自分達の表現方法を追及しています。
ただNE-YOがソロ用の曲が多いことからわかるように、グループとしての味という点では、ちょっとF.O.Hらしさが抜けてしまっているなと感じるところもあります。でも、さすがNE-YOと思うところもあったりします。洋楽のよさを邦楽の世界でも表現できている貴重な一曲です。

曲紹介

01.Brand New Day

Ne-Yoらしいサウンド使いがなんともうれしいBrand New Day!ついに日本人のアーティストが対等にノリにのっている洋楽のR&BのProducerと仕事をした作品として貴重な一枚となることは間違いないです。ちょっと軽めで淡い感じのうわ物の使い方が、なんともNE-YOらしいのですが、VocalのアレンジもNe-Yoらしい雰囲気がたっぷり入っていて、心地よく耳に入ってきます。今までのF.O.Hにはない、何度も聞くことで、徐々に体に馴染んでいきます。

02.KABUKI道

もう、いかにもF.O.H!って言う感じのUPサウンドがこのKabuki道!ちょっと和な雰囲気を混ぜ合わせたサウンドだけではなく、UP一辺倒だけでなくて、緩急を織り交ぜたところが、Full Of Harmonyの新境地!今回は、ARATAもRapを披露し、さらに、表現方法の幅を広げてきて、スリリングにどんどん手札が出されるかのように入れ替わり立ち代り3人がそれぞれに勢いを見せてくれます!正直こちらの方がおもしろいな〜と思います!

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Kay B / Call Cupid

(概説)

CD BABYでひっそりと出されていた名曲が、iTunesの日本バージョンでダウンロード可能になりました!なんとも甘いSweetなメロディーに、SEXYな雰囲気で歌い上げるアーティストKay B。これがデビューシングルになるUK出身の若手シンガー!なかなかUKの新人が取り上げられること自体が少ないのですが、この作品はとてもクオリティーが高い!そして、↓のPVを見ていただければわかるとおり、なかなかスタイルもよくて踊れる期待の若手のようです!しかもUKのMTVチャートNo1もすでに奪取しています!
何よりもそのSweetでSEXYな歌声にうっとりして聞き入ってしまいます。Brian McKnight直系のどこか切なくやわらかいサウンドにエロくSEXYに絡み合うJoeのような歌いっぷりです。こういう上質なバラードシンガーは久々に聞きましたね!Omarionなどのように軽すぎなくて、シャウターほどに押し付けがましくなくて、ふんわりと包み込むような抱きしめられているような魅力溢れるシンガーです。何よりもこのメロディーの完成度・・・素晴らしいですよ!うっとり聞き入ってしまいます。UKのLemarとはまた違う魅力をもった新人の登場!注目しましょう!

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Coolio / GANGSTA WALK feat.Snoop Dogg, Gangsta Lu

(概説)

なんとあのCoolioが復活!しかも、Snoop Doggとの共演、この曲ではないが、LVとのひさびさの共演と!なんともうれしいニュースが!そして、アルバム「The Return Of The Gangsta」の発売までやってのけました!そんなアルバムのシングルカットであるGangsta Walkの出来がなんとも素晴らしい!Gangsta Luという謎の新人シンガーが物凄い歌を披露しているのである。まるでLVとCoolioの名コンビがStevie Wonderの「Pasttime Paradise」をサンプリングしリメイクした名曲「Gangsta's Paradise」の再現といえるほどに乗りが良くて最高のWest Sideの名曲の誕生です。ちょっと切なげなバックトラックの上をCoolioとSnoop DoggがじっとりとRapを披露し、それを切り裂くようなGangsta Luの力強い歌声にハッとさせられます。何よりこのシンガーの歌声が絶品なのです!Westsideのシンガーたちもまだまだ捨てたものじゃないなと感じさせてくれる一品です。是非iTunesなどで一曲だけでも買ってみるのはどうでしょうか?LVとの久々の曲「One More Night」も味があるいい曲ですよー!

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JINE / Bedroom

JINE / Bedroom

(概説)

ついに、iTunesで配信となったEIJI, JUN, Nao'ymtの3人組ボーカルグループJINEの幻の名曲「Bedroom」!以前のOfficial Websiteで1フレーズだけ流れていながらも、それまでJINEを知らなかった人たちにまで、なんだ?このアーティストは!と思わせるに足る物凄い強烈なインパクトをもって訴えかけてきた名曲がついにリリースとなります!
心揺さぶるシャウト、絶妙のタイミングで入るフェイク、3人の織り成す美しきハーモニー、その力強くも切ない歌詞がより胸を締め付けます。EIJIの力強い歌声、JUNのシャウト、Naoの美しき歌声・・・3人の歌声が合わさり最高のR&Bバラードへと昇華しています。これほどまでに、声からメロディーからその全てから感動が伝わってくるバラードに日本人の曲で出会えるとは思いませんでした。シャウトやフェイクが重なるごとに、感動が涙が胸を込み上げていきます。それをもっと切なく胸を締め付けるこのリリック・・・うわー泣けます・・・。もちろんProducerであるNao'ymtのトラックはその歌の素晴らしさをより素晴らしく見せてくれるのです!この曲は、なによりも3人の歌への愛情がR&BやSOULへ対する愛情が感じられます。圧倒的な歌唱力とセンスと、R&Bサウンドへの最上級への愛情をもったグループなのです。
やっぱり日本のR&Bグループを引っ張りR&Bをより高みへと上らせるのは、彼らしかいないですね。こんな一昔前では受け入れられないような濃いR&Bを数年も前に作っていて、このようにリリースという形にしてくれたこの行動力!このWit企画を初めとして、その力強い音楽の世界を切り開く力には、圧倒されます。僕はNaoさんを絶対に応援したいです!!
そんな稀代の名曲がiTune Music Storeでリリースです。
しかも、今回は無料ダウンロード!
この曲がタダで手に入るなんてありえませんよね。
R&Bに少しでも興味がある人・・・いや、音楽を聞く人ならば、この稀代の名曲を手に入れない手はありませんよ、絶対に手入れましょう! なんせ、無料ですからね!
R&Bとはなんだ?といわれれば、間違いなく私は黙ってこの曲を聞かせるでしょう。
これこそ、本物のR&Bなのです。

(LINK)

JINE Official Website

Jine Old Official Website
(初期アレンジのBedroomが聞けます)

Nao'ymt Web Site

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Nao'ymt & 優美 / Think About U

Nao'ymt & 優美 / Think About U

(概説)

Nao'ymt Summer Mood!の第4弾は、こちらもWit企画二回目の登場となる優美!前作のかわいらしい曲調から一転セクシーで女性らしい面を一気に強調させた曲へとイメージを変えてきました。ただ彼女の弾むようなかわいらしい歌声は健在で、一緒に思わず口ずさみたくなるような、ちょっと早口な体揺らせるメロディーにうっとりとさせられます。ホント何度も繰り返されるサビのフレーズが心地よく頭の中に浸透していき、優美のかわいく美しい声が響き渡ります・・・たまらないカッコよさをもった一曲です!こういうループしながらも、徐々にフレーズが変わっていくのが最高ですね!後半に見せる今までと違う力強いシャウトが素晴らしい!こういう声を重ねていくのがとても心地よく感じる声ですね。Nao'ymtも後半にMCで参加しています。

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Nao'ymt Web Site

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宏実 wit' Nao'ymt / Recover

宏実 wit' Nao'ymt / Recover

(概説)

Nao'ymt Summer Mood!の第3弾は、Wit企画二回目の登場となる宏実!彼女がNao'ymtと最初にレコーディングをしたという麗しいバラードRecover!ちょっと哀しい歌ではあるのですが、その美しく繊細なメロディーが胸を打ちます。パワフルな歌から、こういう美しいバラードまで歌いこなせる宏実の歌唱力の幅広さも存分に感じることが出来ます。「何度も何度も何度も〜」のフレーズと、最後にかけてのシャウトの激しさ、そして随所で惜しげもなく見せてくれるフェイクのカッコよさもたまりません!ホント力強い歌声でも歌えるシンガーさんで、その彼女が感情を込めてゆったりと歌いこなすというのが、聞いてて安定感もあるし、心地よいのです。そして、シャウトで一気に聞き手の胸を締め付けてくれます・・・素晴らしいバラードの登場です!
Nao'ymtさんの女性シンガーとの相性は抜群ですね〜やっぱり!

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宏実 Web Site

Nao'ymt Web Site

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Yo-Hey feat.宏実 / STORM

Yo-Hey feat.宏実 / STORM

(概説)

セクシーなテナーボイスをもつYO-HEYとNao'ymt企画でも実力を遺憾なく発揮しいている宏実の二人による一曲STORM!ゆったりと二人が歌いつぐむその優しいバラードがたまらない!二人がどんどんとセクシーに絡み合い歌い上げていく様は久々に聞く素敵なバラードです!これほどにムーディーな歌声をもった男性シンガーが現れるとは思いませんでした。こういうタイプの淡い感じの歌声をするシンガーというはなかなかいなかったので、貴重ですね。宏実との相性もバッチリで、力強い宏実の歌声とそれを包み込むほどに包容力があって淡く優しい歌声のYO-HEY!とてもゆったりとしたメロディーであるのに、激しい歌にしあがっています。このYO-HEYという方はよくしらないのですが、U-Keyというこの楽曲のプロデューサーと関係があるようです。今後注目です!

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宏実 Web Site

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STY wit' Nao'ymt / Sorry

STY wit' Nao'ymt / Sorry

(概説)

Nao'ymtのWit企画にProducerとして頭角を現しているSTYが参加!実は、Producer以外にも、歌やRapも定評があるSTYさんの優しい跳ねる歌声が、切れのいいNao''ymtさんのトラックにのって鮮やかに気持ちよくてかっこいい曲が展開していきます。
ちょっと、くぐもったようなソウルフルなアレンジがカッコいいサウンドにのって、I Sorryというフレーズからわかるように、男の後悔を歌い上げていきます。そして、途中でそのリリックに反応するかのように女性ボーカルが絶妙に飛び込んでくるのも、たまらない!STYさんの歌声も、優しい雰囲気と、高く突き抜けるような歌い上げ方が心地よく、特に、コーラスでの、最初のアイと繰り返すフレーズがサビと絶妙に重なっていくところも面白い!
バックトラックはループトラックになっていて、そこを絶妙にコーラスパートを重ねてこれほどに多彩なメロディーを紡ぎだしていることに驚かされます。この二人が作り出す曲はやはり躍動感があってこれからの二人の活躍を意識させてくれます。
なんといっても、現在のR&Bサウンドの中核を担うプロデューサーの二人が、組んで新たなサウンドを作り出しているところにこの作品の素晴らしいところがあります。日本でプロデューサー同士が、コラボしてしかも歌って曲をリリースするなど、誰が想像したでしょう?日本のR&Bがそこまで到達するとは数年前は思いもしませんでした。最近やっとプロデューサーとしてやってきた人たちが作品をリリースできる環境が出来つつあるのに、やっぱりこの二人は一歩先をいっていました!
この二人のプロデューサーの作品ということで、STYさんのもっているキラキラした感覚の曲調と、Nao'ymtさんの染みる音選びがうまく合わさって、二人だからこそ出せるようなサウンドに仕上がっています。まさに今だからこそできる素晴らしい、意義がある作品に仕上がっていると思います。ぜひ手にしてみてください!今の日本のR&Bは急速に動き始めてますよ。

(LINK)

STY Official Website

Nao'ymt Official Website

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まりか wit' Nao'ymt / Lil' Goldfish

まりか wit' Nao'ymt / Lil' Goldfish

(概説)

水の音に落ち込むように女性らしい内面の深さをよく表した一曲で、妖艶とも思えるしっとりとした歌声をもつ、まりかのウイスパーボイスが広がりをもって響いてきます。大人な女性をも感じさせてくれるきもちがいい一曲!歌詞の世界もとても独特で、今までのNaoさんとやってきた女性シンガーにはない言葉の面白さを感じることができます。表現力がとても豊かなシンガーという印象をうけるほどに、言葉の一つ一つが、はっきりと耳にしみこんでいくのです。独特な存在感と透明感があるボーカルにどんどん引き込まれていきます。そして、和と、やわらかい雰囲気をあわせたNao'ymtのトラックも彼女の不思議な魅力をより引き立てています。中盤でフッと緩く止まりそうになるサウンドと、そこから彼女自身のバックコーラスが魅惑的でいて面白い言葉遊びのようにコーラスを重ねていくところなんか、この曲のハイライトですね!とにかくこのシンガーさんの歌声の深さは、半端じゃないです!つぐむ言葉に深みを持たせてくれるのです・・・素晴らしい。絶対聞きましょう。前作のS-key-Aちゃんとはまた違う魅力を持ったシンガーさんです、ホントProducerとしてのNao'ymtさんの人の声を見抜く鋭さにも感心させられます。
不思議な雰囲気に包まれたシンガーまりかさん、今後がますます楽しみですね。

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まりか Interview

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SunMin thanX KUBOTA / Keep Holding You

SunMin thanX KUBOTA / Keep Holding You

(概説)

韓国に新人シンガーSunMinと、久保田利伸が、映画「日本沈没」の主題歌を一緒に歌った企画曲!SunMinは韓国でもデビューしていない新人で大抜擢となるのですが、その歌声の素晴らしさでこの大役をかくことになり、久保田が総合プロデュースした楽曲!こういうの自体が久保田はひさびさなのですが、本当にいいバラードに仕上がっています。そして何よりびっくりするのが、SunMinの日本語のうまさと、そして、久保田と対等にフェイクをかますところ!これにはびっくりでした。久保田のフェイクって、よく聴く人ならわかると思いますが、とっても独特なものがあり、難しいのです。それに対抗して歌い上げるのには、感動しました。この曲だけでは終わらず、2曲目も久保田の事務所の後輩の森くんがプロデュースを務め、1曲目とはまた違ったストレートなバラードに仕上がっています。無理して日本語で歌っているという雰囲気があまりないので、すんなり聞けますね。バラード向きな広がりがある歌声をした女性ボーカリストですね。久保田も1曲目で、本当に素晴らしい力強い歌声を披露してくれて、彼の歌としても素晴らしい一曲であります。
そして、この曲ただのボーカルレスではなく、それぞれのソロが入っているので、一緒に歌ってみるのも面白いかもしれません。

曲紹介

01.Keep Holding You

バックの美しいキーボードの音色と、二人の絡み合う歌声にうっとりさせられます。二人のバランスというか、掛け合いも絶妙で、とても難しいのですが、それを見事に二人とも歌い上げ、サビでの思いっきり歌う場面は感動します。そして、やっぱり久保田が前面に出ている2番でやっぱりうまいな〜とうなってしまいます。気持ちがいいぐらいに盛り上がり、最後の二人のフェイクの掛け合いでは、これでもかと聞かせてくれます!これほど複雑なデュエットはひさびさじゃないでしょうか?美しいバラードというだけじゃなく、二人の実力を遺憾なく発揮できる実力があるからこそ出せる味を存分の味あわせてくれる名曲ですね!

02.ふたりぼっち

森大輔くんのプロデュースによる一曲。ちょっと1曲目とは違う面をもったバラードなのですが、こちらでのSunMinの日本語がうま過ぎる(笑)韓国のアーティストが無理して日本語で歌うのは、あまり好きではないのですが、彼女の歌声はとてもスムーズで素敵ですね!こちらは、彼女の若い女性らしい面をなんかうまく出せている曲ですね。

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松田亮治 / とおり雨

松田亮治 / とおり雨

(概説)

インディーズのころとは違い爽やかな良質なPOPS作品を出している松田亮治くんの2ndシングル!その良質な透き通るような美しいPOPS感覚の中に、揺るがないSOULを感じることができるはずです。その力強くも美しい歌声を存分に聞かせてくれる1曲目「とおり雨」の素晴らしさには、舌を巻きます。すごい高音なんだけど、弱くなくむしろ力強い歌い方が、胸に響きます。なにか雨の歌なのに、うれしい気分になるそんな不思議な曲です。そして、2曲目「Your Everything」では、もう少しポップな歌い口で、かわいらしい雰囲気になっています。そして、3曲目は、誰もがしっている名曲「You've Got A Friend」のカバー!こういうソウルフルな曲をさらっと自分流にアレンジして歌い上げるところが彼のすごいところですね。本当の意味で自分の中で消化しているって感じです。特に最後のクワイヤーが加わった後に見せる自由なフェイクがとてもかっこいい!SOULFULです!こういうところが彼の真髄なんだろうなと感じます。これほど、POPSによりながらも、しっかりと根底のSOULを聞かせられて、しかも聞き手をあきさせないって言うのは、本当に実力があるからでしょう。

(Producer)

Music: Ryozy Mazda:(1) Shinichiro Murayama:(2)

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S-key-A Wit Nao'ymt / Boom Boom Boom

S-key-A feat.Nao'ymt / Boom Boom Boom

(概説)

Nao'ymtのWit企画第4弾!今回は夏を意識した"Nao'ymt wit' Summer Mood"の第一弾ということで、大阪を基点に活躍する女性シンガーS-key-Aが参加!MTV Star Auditionのファイナリストでもある彼女の初となるリリース曲です。
Summer Moodという名前のとおり爽やかなバックトラックと、その上で浮遊感のあるメロディーと、しっとりと心地よいS-key-Aの歌声が混ざりあいます。サビでの"Boom Boom Boom"というかわいらしいフレーズが心に滴が落ちるように広がって残るのです。S-key-Aのフェイクとハーモニーが曲に儚い色合いを付けて行き、どこか懐かしく弾むような不思議な空気感を呼び起こします。
複雑なメロディー展開、そして見事なハーモニー!そして、その中でもしっかりと、その一つ一つのメロディーがとても色鮮やかで、印象深く、特に最後のS-key-Aのシャウトは素晴らしい!女性ボーカリストでこれほど高音のシャウトをソウルフルに美しく聞かせてくれる方はあまり聞いたことがありません。本当にこの最後のシャウトは一聴の価値はありです!美しくそして伸びやかで、しなやかな力強さも持っていてソウルフルなのです。サビの淡い感じと、最後の伸びやに絡み合う高音がドキッとさせられるほどに爽やかで、SEXYです。
なんかサビの"Boom Boom Boom"もそうですが、言葉の一つ一つが本当にかわいらしい女性をイメージさせます、聞いていて幸せな気分になってきます。そしてリリックは夏の予感を感じさせるようなパッと燃え上がるからこその幸せと、好きでしょうがないからこその切なさをもって迫ってきます。なんかぽろっと笑顔がこぼれるような歌ですね。ホントかわいい歌です。このNaoさんによる言葉選びが、S-key-Aの雰囲気ととても合っているんので、この楽曲は、彼女とのコラボがビッタリくるんですね。
この曲今までのWitシリーズの中でもアーティストイメージもすごいあっていて、もちろん楽曲も素晴らしくて、一番の傑作です!
お薦めですよ!

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S-key-A Official Website

Nao'ymt Official Website

S-key-A Interview

Nao'ymt wit' Summer Mood

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Kozo Wit Nao'ymt / Next Morn' feat.Nao'ymt

S-key-A feat.Nao'ymt / Boom Boom Boom

(概説)

Nao'ymtのWit企画第3弾!JINEの第2弾シングルAnother Manで素晴らしいセクシーなRapを披露してくれたBlack & MindのKozoを迎えて、今度はNao'ymtがfeatされる形でドロップされました。Nao'ymtのとろけるようなスウィートなボイスがしっとりと染み入り、その上をKozoの流れるSEXYなラップが曲にさざなみを与えてくれます。二人の歌声が水滴のように跳ねて様々な変化を見せてくれます。サウンド的には今までの日本的なものとはまた違うちょっと東洋っぽい雰囲気も混ざりあいっています。Kozoのラップがついつい一緒にラップしたくなるような、ゆったりしてるんだけど、ビタっとサウンドにはまっているんですよね。R&Bサウンドにビタっとはまる彼のSEXYなRapは魅惑的な力を放っています。阿吽の呼吸というか、Rapと歌が実に自然に絡み合っている一曲です。後半のNao'ymtさんが自身の声を重ねていくハーモニーの美しさは特筆ものですよ!後半では次のwitで共演するS-key-Aの歌声も少し入っています。なんか聞き進めるごとに全体のかもし出す雰囲気が癖になっていく中毒性が高い一曲です。ぜひ手にとって見てください。

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Interview kozo

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George Parker / Just Getting Started

Just Getting Started

(概説)

ちょい悪オヤジな風貌のGeorge Parkerのプレアルバムがリリース!5曲と少ないながらも、しっかりと彼の歌の良さを、様々な角度から見せてくれています。サウンド的にもノリがよくて今風なサウンドでしっかりと現行シーンにアピールできる内容であることも見逃せません。もちろんベテランらしい歌いっぷりもみせてくれたりとたった5曲でありながらも、幅が広くて、楽しめます!
プロデュースもこなしますが、一番光るのは3曲目Chris JによるLet Meはとても素晴らしいメロディーがかっこいいです!それに、サウンドもわざとピアノのメロディーを荒くすることで、カッコよさを出していて、面白いですね。ベテランのそういう技の細かさと、現行シーンに追いつこうとする勢いの両面がよくでている素適なシングル盤だと思います。手にとって見てはいかがですか?

曲紹介

01.Trust

いきなり軽快なリズムにのって、哀愁漂うボーカルが響きます。ハープの音色が哀しさをさらに盛り上げます、ベテランシンガーらしからぬ、新鮮な雰囲気がまた面白いですね。徐々にシャウトしていって、情熱的に歌い上げていきます!

02.Where The Woman

1曲目とは雰囲気をがらりと変えて、HIPHOPらしいちょっと面白いフレーズも組み合わせながら心地よく歌います。とてもキャッチーな雰囲気な面白い一曲です。ちょっとRapするかの如く軽く歌い上げ、ah,ah,ah!と踊れるメロディーを聞かせてくれます!

03.LetMe

サビのフレーズがとてもかっこいい一曲。サックスまで入って、最高潮の盛り上がりを見せます。崩れるようなピアノの弾きっぷりと一気に盛り上がるサビのメロディーの分厚さがたまりません!ちょっと半テンポずれたピアノ弾き方がJazzっぽいし、Saxまで入って、いい感じのJazzとR&BのMIXができている名曲です。Saxの最後の即興での暴れっぷりが最高です!

04.Blessed

今までの曲よりもちょっと雰囲気が違い語りかけるようなシンプルなメロディー展開の曲で、ゆったりと歌います。もうちょっと音がはっきりしていると面白かったかな〜・・・音質が違います。

05.Ungrateful

4,5曲目とちょっと勢いが落ちちゃったのが、残念ですが、それでも、十分にしっとりと聞ける内容になっています!徐々にコーラスが分厚くなっていく感じなんか、コーラスグループに歌わせたら最高でしょうね〜。この人は1,3曲目の雰囲気があっていますが。

(Producer)

Big Fish & G.P. & Tom Dickey:(1)

Mr.Unknown:(2)

Chris J.:(3)

White Boy Stephon:(4)

S.P.I.:(5)

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DMINOR / Supreme Goodie Sampler

DMINOR / Supreme Goodie Sampler

(概説)

インディーソウルのシングルもたびたびいいものに出会うのですが、ほぼアルバム扱いのシングルで5〜7曲入りっていうのも、たまに見かけます。今作品も、そんな一枚です。Dminorは、トラックメイカーチームの一員で、さまざまなJazzサンプリングを使って、Jazz HIPHOPならぬ、Jazz R&Bとも言うべき、絶妙なセンスを魅せてくれます!そのJazzyなトラックはもちろんのこと、それを飽きさせずに、強烈とも言える一度聞いたら忘れないフレーズをいれてくるシンガーの実力!メロディーメイクのセンス!どれも素晴らしいです!たまらない一枚ですよ!
特にこのDMINORのシンガーとしての実力には目を見張るものがあります。ひさびさにここまで素敵なスムーズボイスシンガーに出会うことができました。彼が歌えば、たちまちやわらかく心地よい雰囲気が広がるのです。DMINORは、詳細はよくわかりませんが、多数のRapperのアルバムにも参加していることから、今後が期待される注目のシンガーですよー!こういうジャンルのR&Bシンガーも今後増えていくかもしれませんね。

曲紹介

01.cool conversation

軽快なスクラッチ音と、スムーズで心地のよい男性シンガーの歌声がたまりません。このミッドテンポな心地よいリズムと、軽快な歌い方で踊れる一曲へと仕上がっています。この絶妙なHIPHOPトラックとR&Bのメロディーの融合がたまりませんね!

02.watching you

イントロのサンプリングがやばすぎます!もう名曲でしょう!New Classic Soulのような絶妙なSOULとHIPHOPの融合を魅せてくれていて、踊れる一曲になっています、思わず一緒に口ずさみ、歌ってしまいそうになります。この独特のループしていくような癖になる感覚はひさびさですね〜。本当に中毒性が高いですよ

03.could you be (part 2)

1,2曲目とはまた違う心地よい雰囲気の美しいバックトラックでゆったりと歌っていく曲です。でも、彼らの特徴はサビで強烈なまでにループするフレーズでしょう。この曲も聞き進めるうちに、耳から離れなくなるほどに、素敵な抑揚を効かせた歌声が聴けます。語りが入ったり、わざとくぐもった感じにしたりと小細工もよくて、最後のギターの音色にノックアウトされます。お洒落で美しい雰囲気が素敵ですよ。

04.you gotta leave

こういうJazzっぽいというのか、浮遊感が漂うトラックで、しっとりと歌われるとたまりませんね〜。SAXがバックでさりげなくなり、Jazzサウンドに、艶やかで伸びのある歌声で歌われるとたまりませんね。こういう雰囲気がとてもあう歌声をしています。

05.watching you remix feat.louis logic

2曲目のRemixは、もう少し緩やかなトラックに差し替えて、しっとりとした雰囲気で歌っていきます。そして、Rapperが本当に合う合う!まさにJazz HIPHOPですよ。素敵っぷりがたまりません。

(Producer)

m-phazes:(1)
dminor:(2),(3)
muneshine:(4)

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JINE / Anotha Man feat.Kozo

JINE / Anotha Man feat.Kozo

(概説)

トラブルで、リリース延期が続いていたJINEの新曲がついにリリース!和の音を自在に操るNao'ymtの見事なトラックにのり、Black&MindのSinger兼Track MakerであるKozoがRapでクールに曲の雰囲気をより切なげに盛り上げ、Nao'ymtさんのやわらかくも突き刺さる歌声が響き始まります。そして、彼氏がいる女性を好きになった哀しき男のどうしようもない切なさを、何故その笑顔がその優しい笑顔が自分に向かいないのか・・・そう自問するHOOKが心に響きます。届かないものだからこそ、美しいそんな気持ちが痛いほどに伝わります。その痛い心が、直で歌声とリンクして、心をかきむしります。そして、2ndバースのJUNの力強い歌声や感情をかきむしるシャウトに圧倒され、EIJIのファルセットやフェイクが力強く響き渡ります!KozoのRapも彼らの歌の力強さや感情表現のうまさをさらに引き立てています。声がもうストレートに心に響いて思わず涙を流しそうになります。この3人の歌を聞いていると、本当にバランスがよくて、声質が全然違うNao'ymtさんがアクセントになって曲のバラエティーを持たせていて、それによってJUNとEIJIの誰もが認める素晴らしい二人のボーカリストが立っているんだな〜と感じさせられます。まさに稀代のグループです、確実にこれからのR&Bを変えていく存在でしょう!
ここまで、ハイクオリティーな作品を立て続けにリリースするJINE素晴らしすぎます。これはこの先にあるアルバムへの期待も高まります!というか、絶対にやばいです、このクオリティーでアルバム作られた日には・・・名盤間違い無しでしょう。彼らのこういうR&Bソングをやっていながらも、見た目はあまりそういうBlackの要素を無理に追わない姿勢も個人的には大好きです。

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Ruffdue

Nao'ymt Official Website

JINE Official Website

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優美 feat.Nao'ymt / Sweet Apple Pie

宏美 with Nao'ymt / Oh Oh

(概説)

Nao'ymtのwit企画でのこらボレーと企画は、元トリニティのシンガー優美を招いて、この独特のWatch Me Now, Touch Me Nowというフレーズがなんとも癖になる一曲です。さらに前作で参加した宏実が作詞を担当した一曲でもあり!ちょっと女性の大胆な心理をガッと歌い上げているのも面白いですね。彼女の作詞家としての実力もよくわかります。優美がもつ爽やかなんだけど妖艶な雰囲気という不思議な感覚をDeepで艶やかなNao'ymtさんのトラックが、より妖しくも光らせています。気持ちがいいぐらいにループしていくフレーズがたまらないのです、そしてkozoがここでもRapで聴けちゃうのも聴き所です!いろんな要素が混ざり化学反応を起こし、不思議な中毒性の高い一曲へと昇華しています。ぜひ、JINEの新曲とはまた違うNao'ymtさんの魅力が見えてきますよ。

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Nao'ymt Official Website

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宏実 with Nao'ymt / OH OH

宏美 with Nao'ymt / Oh Oh

(概説)

Nao'ymtのWit'企画第2段!iTune Music Storeからのネット配信のみという新しいスタイルであり、そのクオリティーも素晴らしい斬新さな企画をさらに盛り上がるアーティストが登場!USなどでのパフォーマンスの経験ももつ女性R&Bシンガー宏実!その彼女の楽曲一発目はバウンシーなUPBEATサウンドに痛快な宏実の歌声が響き渡る!まさに、サウンドも歌声もワールドワイドなクオリティーのレベルでとてもかっこいいのです!これ目の前で歌われたたまりませんね。Nao'ymtさんがさりげなくバックコーラスを勤めていたり、見逃せない要所が詰まっています。クラブでこそこういうライブパフォーマンスが栄えそうな曲を見たいとおもってしまいます。まさにクラブ向けな一曲です。宏実さんの歌声も、ただ力強いだけじゃなくて、艶やかだったりクールにきかせたりと一曲の中で、自在に変化していき、パフォーマンス能力の高さもまざまざと見せ付けてくれます!でも、その変化の中にも芯がしっかりある歌声で聞き手の耳にストレートに入り込んできます。そして
曲自体もバウンスビートにのってはいるのですが、緩急自在に使い分けているあたり、ただのノリがいいParty Tuneとは一味違うNao'ymtさんらしい緻密なプロダクションであることを感じます。Nao'ymtさんとの曲はもう一曲あるそうなので、今後も楽しみなシンガーです!iTunesでは宏実さんの曲はCOYASSとの曲もダウンロードできます。

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宏実 Interview

宏実 Official Website

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Chester Gregory / High Love

Chester Gregory / High Love

(概説)

2005年ひっそりとリリースされていたインディーソウルの名曲!High Love!Chester Gregoryというソウルフルなそのスタイルは、ちょっと忘れかけていたような懐かしささえ感じさせてくれます。低音から高音まで自在に操るその5-オクターブという素晴らしいテナーボイスを遺憾なく聞かせてくれて、常に彼の曲にはその歌声が中心にあって、まさに歌を聞かせてくれているという気分になります。本当の意味でのSingerだな!と感じさせてくれます。特にそのどこまでも伸びていくようなテナーボイスでのファルセットには、魅了されてしまいます。サウンドもどこか古い雰囲気ももちつつも、しっかりと彼の歌声を中心に据えて盛り上げてくれます。本当に1曲目「High Love」は、2005年の名曲の一つですね!そうして、2曲目以降も、彼の歌力を感じさせてくれるような振り幅の広い選曲で、ホントこれから出るであろうフルアルバムへの期待も高まります。
このChester Gregory君、実は今度ブロードウェーのミュージカル"TARZAN"にTrek役で出演するのです。こういうミュージカルに抜擢されるということは歌のうまさはもちろん表現力があるということでしょう。そのパフォーマンスも楽しみになります!
また、このシングルのプロデューサである、Dave Liangは、Carl Thomasの曲のプロデューサーの一人でもあります。
今年出るであろう、彼のアルバムが非常に気になるこのごろです。そして、なんとびっくりすることに、今年に入って、iTune Music Storeの日本のStoreにも彼の作品が帰るのです、海外のアーティストのインディーズまで手出すのは大変と思っている方も、iTunes Music Storeで買って聞いてみてください!

曲紹介

01.High Love

ゆったりと、Chester Gregoryの伸びのあるテナーボイスが響いていく素晴らしい作品!サウンドも必要以上なものはなく、さりげないギターのリフなど、しっとりと彼の歌声を中心に盛り上がっていきます。そして、シャウトしたときにみせてくれる。サビでの淡いバックコーラスと伸びやかで張りのあるGregoryのシャウトの絡み合う瞬間はたまりません!かっこいい!ファルセットもどこまでも伸びていくような心地よさもあり、何度も昇天させられます。聞けば聞くほどに曲が良さを増していく、そんなじんわりとした良さをもった本当に素晴らしいGreat Songでしょう!最後のシャウトしながら盛り上がっていくところなんて白眉でしょう!ただのバラードとは違うカッコよさももった一曲です!

02.ain't nuthin' goin' on

2曲目は1曲目と違って、FUNKYなギターが全面にでた一曲で、COOLに渋く歌い上げていきます。こういう曲が歌えるのはやっぱり若い証拠でしょうね!若さが溢れています。1曲目とはまた違う魅力をもった曲でこのアーティストの幅の広さを見せてくれます。彼の曲っていうのは、単純なサビとメロっていう構成じゃなくて途中で印象的な転調が入ってきたりして、

03.Questions, 04.Lose My Self, 05.X's

3曲目では、、もっとしっとりと深いバラードを歌い上げていきます。この曲での伸びやかなボーカルには誰もが魅了されてしまうでしょう。ただ、アルバムからのサンプルなので短いのが残念!4曲目、5曲目も全体を聞けないですが、どちらも彼のソウルフルなボーカルを感じさせてくれる良曲です!

(Producer)

dave liang:(1),(2),(3),(4) the elements:(5)

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SOUNDS OF SALVATION / Alright!

SOUNDS OF SALVATION / Alright!

(概説)

総勢12人がのったジャケ写から一目瞭然ゴスペルグループだなとわかることでしょう、でもただのゴスペルグループではございません!そのパワフルな歌声とクワイヤ、ソウルフルなサウンドが織り成す壮絶な掛け合いがかっこいい一曲に仕上がっています!もう"Alright!"の完成度が物凄い!彼らのパワフルなボーカルワークは往年のSOUND OF BLACKNESSを思い起こさせます。こういうクワイヤが絡んだゴスペルはあまりソウルフルじゃないのでR&Bファンには受け入れられなかったのを、あのグループが変えたのですが、それぐらいに強烈な一曲なのです。いや〜聞いた後の爽快感と、かっこいい〜!っていう感情を抑えることができません!やっぱりサウンドが今風でかっこいいのが大きいです。ぜひ彼らの曲をじっくり聴いてみてください!

曲紹介

01.Alright!

もう、ゴスペル直系でありながらも、ソウルフルでパワフルな男性ボーカルがたまりません、そしてそれを支えるクワイヤ−のなんと力強いこと!これはホント稀に見るゴスペルの名盤です!まるで往年の勢いがあったSOUND OF BLACKNESSを聞いているようです!それほどに完成度が高い楽曲で、リードシンガーのJames R.Robinsonがいい歌声で縦横無尽に歌い上げます!Michael B.Jonesの作曲によりオーソドックスだけど、晴れやかで鮮やかなサウンドがたまりませんね!最後にかけてのクワイヤとメインボーカルのお互いが掛け合いながら昇天していく爆発力には圧倒されます!

02.Don't Let The Devil Ride

ソウルなミッドサウンドにのせてゆったりと歌っていく医局で、先ほどはバックを勤めていたKeith Johnsonが歌を歌っていきます!ちょっとテナー直系のJamesくんとは違って、味があるオヤジソウルな歌声で気持ちよそうに歌うのがたまりません。ベーシックな感じなのですが、そこがまたゴスペルっぽくありながら、きちんとソウルにもなっていて、そこもS.O.Bと被るところでもあります。

(Producer)

Matilda "Tillie " Wells, Henry L. Jordan

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JINE / No Respct

JINE / No Respect

(概説)

iTunes Music Storeで、隔週配信となる、R&BプロデューサーNao'ymtのWit'企画の第一弾は、Nao'ymt自信が所属する、その活動再開がR&Bファンの間でも長く待たれていたJINEの新曲「No Respect」!ついにJINEが再始動しました!
琴(三味線?)の音が印象的なバックサウンドに乗っかって、ちょっと感情を抑えるように、歌い上げる3人。しっとりとした空気感が包み込み3人が織り成す最高級のハーモニーに耳を奪われます・・・切なげに、それぞれが絡み合いながら歌い上げ、ミッドテンポなHOOKが心に染みていきます。後半のEIJIを中心とした複雑にファルセットも絡み合う力強いシャウトがもう悶絶ものです!それにしても、この和の雰囲気に溢れたトラック、Nao'ymtならではな感じで、オリジナリティーに溢れた一曲で、もう水準はWorld Wideでしょう。
今年のR&BのJINEが動かしていくことになるでしょう〜、ぜひこのiTune Music Store限定の新曲、手に入れてください!ホントお薦めです。

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James Day / Remember When

James Day / Remember When

(概説)

James Dayというコンポーザーでもあり、プロデューサーでもあり、作曲作詞家でもある多彩なアーティストが、往年のボーカリストとともに作り上げた一枚がこれ!James Dayくん自体は、白人の青年なのですが、実はかなりの下積みをしてきている人のようです。そして、本人が70〜80年代のソウルが大好きだという理由から、このような往年のボーカリストを招いて新しいアルバムを作ってしまおうという企画が持ち上がったみたいです。それにしても、それが大成功!もちろん、どの曲も新録であることはもちろんのこと、どこか懐かしくもあるんだけど新鮮で、往年の美しさに満ち溢れた素晴らしい一枚です!そして、1,2曲目もメロディーの素晴らしさは言うに及ばず、2曲目のJeff Ramseyの歌声には完全にやられました・・・もう素適過ぎます!
もちろんこれで終わりではなく、アルバムは用意されており、なんとその発売は、Expansion Records!これは本格的なFULL ALBUMが楽しみになってきました!

曲紹介

01.Brick by Brick by Audrey Wheeler

なにか懐かしい雰囲気がする、どこかで聞いたことがあるフレーズが!Audrey Wheelerという往年のボーカリストを蘇らせてくれたJames Day!もう、この力強い歌声にノックアウトですよ!素晴らしいです。そして、このキャッチ−なフレーズと往年のメロディーを混ぜ合わせた、もう企画の勝利というところでしょうか。

02.Don't Waste The Pretty by Jeff Ramsey

Jeff Ramseyというここでもとても懐かしいというか、今の人たちはしらないような往年のアーティストを、現代風なアレンジのソウルに乗せて、見事に蘇らせています!80年代に活躍したアーティストたちを蘇らせることにかけてはこのJames Dayは天才的ですね。その人の魅力をより的確に出せる曲を提供してくれています。

03.She's Not The Girl by Mikelyn Roderick

とても柔らかい歌声にのって、心地よいメロディーが展開していきます。これが往年のアーティストといわれなければ、わからないほど、いい感じの新しいアーティストだね〜と思ってしまうほどに新鮮です!

04.Remember When by Mikelyn Roderick

ここは、かなりオーソドックスなちょっと古めな感じもする曲で、この人本来の良さを出しています!どの曲も素晴らしいですね〜。

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ADAM / Lost Then Found

ADAM / Lost Then Found

(概説)

2006年初めに(正確には2005年末発売みたいですが・・・)突如現れた新生!ADAM!インディーソウル界隈でもこれほどの歌のうまさとサウンドの素晴らしさ、トータライズな完成度を誇る曲「Lost Then Found」は、聞いたことがありません。本当にいい歌というのは、イントロからして素敵で、美しい音色が奏でるキラキラ感がたまらなく耳に響き、ADAMの力強くもシルキーでSEXYな歌声がもう聞くものを昇天させてくれます。曲調もなんともいえない切なさと暖かさが同居したたまらないサウンドで、そして、ADAMの力強いシャウトにただただ涙するだけです。詞の世界も切ない感じで、いきなり2006年NO1ソングをもっていってしまいそうな感じです。そうして、他の曲ではちょっとコミカルなメロディーが面白い2曲目や、しっとりと聞かせてくれるバラードなど、様々な表情の曲がたった3曲の中に詰まっていて、ADAMが今度リリースするであろう、アルバムへの期待を自ずと高めてくれます!絶対に持っておきましょう!っていえる作品です。

曲紹介

01.Lost Then Found

2006年最初に出てきた最強シングル!この曲のもう完璧さといったら、聞いた瞬間感涙に咽び泣くほどです・・・もう、イントロのキラキラした音色から違う世界へと誘われ、ADAMのシルキーで心地よい歌声が、素晴らしいメロディーにのって紡ぎだされた瞬間に昇天してしまいます。サビでのもう完璧で美しいメロディーライン、伸びやかな歌声・・・もう全てが素晴らしすぎます。。。最後にかけてフェイクを多用して、どんどんメインのメロディーからずれていくところや、転調したときのメロディーもすごいインパクトがあって、トータルとしてとても楽しめる一曲に仕上がっています!絶対にもっておくべき一枚ですよ!Chris GというProducerやりますな〜。

02.It's Alright With Me

1曲目とは全然ちがう雰囲気の曲で、ちょっと古いサウンドをうまく織り交ぜながらも、ちょっとコミカルで楽しい雰囲気を出しています。でも、これが意外と聞き込んでいくと癖になっていきます。ホント歌に関しては、ADAMのうまさはもう文句無し!なので、これほど多彩なサウンドが出来るということは、アルバムでも、十分に楽しませてくれるという証明になるでしょうね〜!

03.Old School Love

しっとりと今度は聞かせてくれるバラード。声を様々に重ねていき、淡く心地よい雰囲気を作り出しています。徐々に盛り上がりを見せて、爽やかに心に響いてくる名曲ですよ。この人は、シャウトは、あまり多用はしないほうなのですが、さりげなくフェイクのセンスもうまいし、シャウトもあまり見せない分、ここぞというときにホントいい具合に見せてくれるのです・・・あ〜・・・アルバム早くきかせてくれ!って気分にされられます。

(Producer)

Chris G:(1),(2),(3)
ADAM:(3), co-produced (1),(2)

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Brian Cook / Christmas Love

Brian Cook / Christmas Love

(概説)

2005年末にリリースされた、インディーソウルデビューシングル。デビュー盤でありながら、クリスマスソングという思い切った企画でありながらも、その歌声の素晴らしさにノックアウト!絶対この濃密なサウンドと歌声は、クリスマスソングに聞こえません!こんなに熱くクリスマスを歌い上げられるなんて・・・熱い夜のようです。1曲目のテナーシャウトには、本当にやられました。まっすぐにこちらの耳に心に響く歌声なのです。1曲目「Christmas Love」は、ホント名曲で、もちろんクリスマスソングとしてもNo.1の名曲でしょう〜。2曲目でも違う面を見せてくれて、優しく歌ったり、また3曲目で違う雰囲気を出せたりと、多彩ぶりもチラッと見せてくれていて、今後に発売になるであろう、アルバムへの期待も自ずと高まります。ぜひ、アルバムを出して欲しいインディーソウルアーティストです!

曲紹介

01.Christmas Love

この曲の濃さと、歌の濃密さにとろけました。美しくも力強いテナーがこれでもかと気持ちを盛り上げて、濃厚で熱いクリスマスの夜を盛り上げてくれます!HOOKでの重なっていく感じとか、結構たまらないものがありましたね!Rapperなども参加していて、最高潮の盛り上がりを見せてくれます。とにかくBrian Cookの熱いテナーボイスにやれること間違い無しです!クリスマスソングとは思えないカッコよさです!最後のシャウトなんて、もう悶絶してしまいます。

02.It's Only Christmas With You

2曲目もクリスマスにちなんだ曲なのですが、こちらも思いっきりかっこよいのです。ピアノのイントロが静かにでも心地よく響きます。1曲目の力強くまっすぐに歌い上げるのと違い優しく包み込むような雰囲気で心地よく歌っていきます。こういう様々な表情を見せてくれるのもとてもいいですね〜!

03.Sex Minus Love (sample)

3曲目は、今後発売されるであろう、アルバムでの一曲!本人もProduceに参加している本当の意味での彼のセンスなどがわかる曲なのですが、これが今までの2曲とも違う感じでありながらも、ミッドテンポでじっくりと聞かせてくれる曲で、今後を期待させてくれます。

(producer)

JamDoc:(1) OneVision:(1),(2) Nahree:(3) Brian Cook:(3)

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名取香り / Goodbye feat.Nao'ymt

GOODBYE feat.NAO'YMT

(概説)

名取香りの4枚目となるシングルに、JINEのNao'ymtが歌で参戦!それを聞いた途端買いに走ってしまいました。JINEは本当に素晴らしいグループで、その中でもSweetな歌声と、トラックプロデュースをこなす多彩なNao'ymtは、最近は安室などのトラックも手がけて、勢いがあるプロデューサーとしても有名になってきています。でも、やっぱり彼の魅力は、歌!なので、これはうれしかったです。そして、この名取香りさんは、今回始めてきちんと聞いたのですが、彼女もめちゃくちゃうまいです!日本人とは思えないほどに、SweetでSEXYな歌声に思わずドキっとさせられてしまうのです。SEXYなのですが、きちんと芯が通っていて、力強いので、その力強さと、Nao'ymtのSweetな歌声がうまく絡み合い、最高のデュエットソングへとなっています。かっこいいですぞ〜!そのほかにも以前のシングルのREMIXが入ってたりと、彼女自身のアルバムの発売も待たれます。

曲紹介

01.Goodbye feat.Nao'ymt

JINEのシンガーであり名ProducerのNao'ymtを招いた一曲!Nao'ymtの作るトラックに、二人でセクシーに絡み合いながら歌い上げていくのが、かっこいい!名取香りのムードがあるセクシーな歌声と、優しくも心を打つNao'ymtの歌声、そして、センスのいいHOOKのフレーズなど、たまらない一曲です。
歌詞も面白くて、自身の名前「香り」という言葉を歌詞に織り交ぜたり、失恋の痛みを切なく歌い上げていきます。

02.Darling - Popper Mix-

原曲は聞いたことがないのですが、メロディアスでダンサブルな曲調とリリックがとても心地よい一曲です。彼女自身の魅力はこちらの曲の方がでているかもしれませんね。

03.Darling - Grow Sound Mix-

サウンド的には、これは面白いですね〜。かなり軽快なハウス調なミュージックにどっぷりつかります。サックスがいい感じです。たまにこういうのがあると楽しめますよね。

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松田亮治 / くつずれ

くつずれ

(概説)

繊細な歌声が響きわたる松田亮治のメジャーデビューシングル。ライブでは、もっと力強い歌声で、SOULFULに聞かせてくれるアーティストなのですが、シングルではまた違った繊細で丹精な歌を披露してくれます。特に高音での伸びやかな歌声は、ここ最近のアーティストにはなかった艶とセクシーさを持ち合わせていて、とても魅惑的に響いてきます。シングル曲ではストレートな恋愛の歌といった感じなので、挨拶代わりっていう感じなのですが。カップリングでは、いきなりインディーズでのアーバンソウルと言われた魅力的なメロディーワークを見せてくれます、このアーバンソウル特有のセクシーさを出すのがとてもうまいアーティストだな〜と感じました。そうして、3曲目では、Luther Vandrossの名カバー"SuperStar"を見せてくれます。その歌い方が実に見事です。歌いっぷりがもう、Luther Vandrossを思わせるしっとりとした心地よさにウットリさせてくれます。本当にLuter Vandrossのカバーをよく聴いているんだな〜と思わせる節回しなどがたくさんあって、聞いていて微笑ましいです。R&B好きにはたまらない感じですね。
たった3曲ながらも、十分に彼の魅力を見せていて、彼の歌の懐の深さを感じさせてくれます。これからどんどんいろんな曲調にもチャレンジしていってくれるんだろうなと感じさせてくれる一枚でした。

曲紹介

01.くつずれ

インディーズではアーバンソウルを前面に出していた彼にしてはずいぶんかわいらしい曲だな〜と思ったのですが、彼の高音の魅力を存分に出してくれる、シンプルな曲なので、しっとりと胸に沁みるかわいらしい歌詞がいい味出しています。彼の詞の世界も、とても身近な雰囲気と「ゆっくりな君の歩幅にあわせてる」っていうような情景描写もとてもうまいな〜と思わせてくれます。彼の高音は本当に透き通っていて、す〜と胸に入ってきますね〜。

02.湿性の迷路

インディーズのときのアーバンソウルな雰囲気を漂わせている、ちょっとエロティックでいて、COOLな一曲。ギターがかっこよく唸り、松田亮治くんの妄一つの魅力である、リズミカルなボーカルスタイルを見せてくれます。音にのるがかなりうまくて、そして、Jamesというアーティストが作ったこのサウンドがよりクールに彼の線が細いんだけど芯が通ったかっこよさを引き立てています。僕はこっちの曲の方が好きだな〜。

03.Superstar

Luther Vandrossのカバーで有名なこのカーペンターズの一曲を、Lutherのバージョンでカバーしています。歌い方の端々にLutherのカバーの特徴が出ていて、微笑ましいです。これを生で聞いたときは、その迫力にびっくりしたものです。生のときのまでの迫力はありませんが、十分にソウルフルな歌唱で、聞かせてくれます。声質が全然違うので、Lutherとは違う味のある一曲に仕上がっています。サビでのゆったりしつつも力強い歌いっぷりには、久々にいいカバーを聞いたな〜という気分にさせてくれますよ。最後のコーラスまで入ってたら、完璧でしたね!あそこが好きなので・・・

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Ryozy Mazda / 夢の中

(概説)

横須賀アーバンソウルと銘打たれたこのCDは、松田亮治という24歳のシンガーが見せるその端整で艶やかな歌声と、彼自身が作り出すどこか都会の片隅を思わせるようなそんなシンプルでいながら魅惑的なトラックが見事に聞き手を引き込んでいく一枚です!
このCD本当に横須賀でしかうっていなくて、手にいれるのは難しいのですが(通販もやっていないようです今回はたまたまライブで北海道に来たので手に入れれました)、それでも手に入れる価値は大有りです!それほどに、魅惑的な曲が二曲詰まっています。しかも500円と安いのもうれしいですね。
CDで聞くと線が細そうに感じるアーティストですが、実はライブではもっと太くて表情豊かな声なのです、そういうギャップも魅力ですね。CDでも線が細く感じるだけで、じっくり聞き込むとところどころで魅力溢れるフェイクを披露してくれていたりして、思わず目を閉じて聞き入ってしまいます。2月にはメジャーシングル「くつずれ」も発売する松田亮治くんに期待しましょう!そして、なんと4月にはUKのSOUL FUNKYな新人アーティストNate Jamesとの共演が決まっています!

曲紹介

01.夢の中

アーバンな薫が漂うサウンドに艶やかなボーカルがのり、流れるようなメロディーで魅了してくれ、ギターがいい味の切なさを醸し出し、その音色にぴったりとあった切ない歌詞がより心に深く語りかけます。そして、彼の歌声は、艶やかでありながらも、心をえぐる鋭さ見せてくれます。徐々に熱がこもっていくボーカルも彼の歌の若さを見せてくれてかっこいい。シャウトも感情がしっかりこもっていて思わず胸をかきむしられます。途中で、語りもあったりと、80年代アーバンソウルの薫がぷんぷんしてきますよ!名曲!

02.My Girl

ミッドテンポなサウンドに、言葉を一言一言置いていくようにポツリポツリと歌っていく面白い一曲。メロディアスな雰囲気とサビの無機質な感じのギャップが聞いていて癖になっていきます。あえて、感情むき出しで歌えるのに、抑えて歌っているのが、いいんですよね〜。この余裕の持たせ方がアーバンな雰囲気を余計引き立てるんです、この声には本当にやられます!こういうミッドテンポな曲では良さがグンと引き立つ人ですね〜。

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和田昌哉 / Hand In Hand

Hand In Hand / Wada Masaya

(概説)

2006年最初のSingle Reviewは、和田昌哉3作目となる「Hand In Hand」!この作品は、本人の友人の結婚式のために書かれた素晴らしきHeartwarm Ballad!とてもシンプルな曲でありながら、彼のR&Bらしいサウンド作り出すプロデュース能力が遺憾なく発揮されています。やっぱり結婚式のために書かれただけあって、その詞も素敵だし、その言葉のフレーズへの乗せ方が素敵過ぎます!そして、これの英語バージョンの3曲目でも、1曲目とは違うサウンドの魅力を見せていて、幅の広さを感じます。
全体的に線が細い歌声の彼ですが、その声の伸びやかさは、素晴らしくて、聞けば聞くほどにはまっていきます。細いというよりもしなやかな歌声なのです。4曲目ではFUNKYな歌いっぷりなども見せていて、なかなか作り手としての素晴らしさはすでに実証済みですが、歌い手としても素晴らしいところをこれでもかと見せてきます。
そして、彼のCDは、常に新曲2曲と、そのシングル曲の英語詞バージョン+洋楽のカバーという洋楽好きにはたまらないこだわりがあるのも特徴で、この英語バージョンのスムーズが彼の作曲能力がすでに世界基準であることを示していて、さらにカバーも彼らしい選曲なので、どの曲をカバーするのかな〜?と楽しみになってしまいます。日本人のカバーというと、どうにも曲が限られるのですが、彼は今回の「Baby」のような意外性のある曲もカバーしてくれるので、好きですね〜。早くアルバムが出てほしいですね!楽しみ!

曲紹介

01.Hand In Hand (produce:Masaya Wada)

ピアノ一本で歌い上げる美しくも心温まるバラード!徐々に熱を込めて歌っていくのがたまりません。サビの歌詞もすごい素敵で、「手と手触れなくても、目と目合わなくても 僕はずっと君のためにここにいるから」という詞の愛の強さを歌うもってき方が素敵です。そして最後には転調し、音程が上がっていくところや、最後に逆説的にもっていくところも素敵ですね〜。とてもいい曲です。

02.Because of you (produce:Masaya Wada)

一曲目とはまた違う爽快感溢れる心地よいリズムに乗っていく一曲!心が自然とうきうきするようなそんな明るさに包まれています。歌詞の内容は結構つらい経験を書いていながら、貴方のためまた歩き出す気持ちを前向きに素直につづっています。

03.Here We Are (Hand in Hand / English Version) (produce:Taishi Fukuyama)

1曲目の英語バージョン!ここまですっぽりと英語の歌詞が入るもんなんだな〜と改めてびっくりしてしまいます。しかも微妙にフレーズを洋楽っぽく、スムーズに耳に入るようにしています。そして、サウンドももう少しやわらかくしていて、ピアノ一本の一曲目とはまた違った魅力を引き出しています!ファルセットが本当に美しいですよ!歌詞は1曲目の方が素敵ですが、全体の雰囲気はこっちの方が好きかも!1曲目はいかにもシンプルに歌うのが、荘厳な感じもして素敵だしな〜。甲乙付け難し!

04.Baby (Produce:Taishi Fukuyama)

Rashaan Pattersonが作曲のこのBrandyの一曲を大胆にカバー!彼の線の細い歌声でどうやってFUNKYさを出すのかな〜?と思ったのですが、結構これが自分の見せ方をよくわかっていて、面白くFUNKさを出すことに成功しています。黒さがよく出ています。

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