Sharissa / No Half Stoppin

(概説)

Ashantiの影にすっぽり隠れてしまった印象のあるSharissa。実は今年デビューでした、なかなかな一枚を残していってます。はっきりいってAshantiよりも全然いいですね。なにより力強い！素晴らしいシャウトを披露してくれます。楽曲的には佳作クラスの曲が並んでいますが、どれも水準以上でしょう。それに、非常にバラエティーに富んだ楽曲軍で、淡いバラードがあるかと思えば、ノリノリなUPがあったり、聞き手を飽きさせません。HIPHOP SOULっぽい感じを残しながら、さらに高いところへと昇華されています。FUNKYな匂いが、この太い声からビシビシ伝わってきます。是非オススメな一枚です。

(曲解説)

01.No Half Steppin

HIPHOPSOULそのものという感じなFUNKYな仕上がり。ミドルテンポなUPで、気持ちも盛り上がります！

02.All These Years

スローな静かに燃え上がる曲。じんわりと熱く歌い上げていくSharissaの歌のうまさが引き立ちます。ホント誰かがいってたけど、Mary J Bligeに似てるなー。でも、曲調はAshatiとかが好きそうな、盛り上がりそうで盛り上がらない感じです。

04.Any Other Night

ギターのサウンドが爽やかなUP。サビでのコーラスでの抑えた歌い方とメインのシャウトとのバランスが素晴らしく曲全体の構成がしっかり出来ていると思います。非常に彼女らしいしっくりと心にくる曲です。

05.Put Down That Phone

ビートがいい感じの曲！男性の声が混ざって、彼女の渋い声が余計引き立っていて、カッコいいです！シャープなCoolを持つカッコいい曲です。HIPHOPっぽい肌触りがいい感じです。

06.Im Waiting

一転してゴスペルっぽい正当派なバラッド！なんか、こういうちょっと聞くとただのバラード？っていう中に光る彼女のFUNKっぽさがいい感じです。またにこういうストレートな愛の歌という感じの曲も聞くと新鮮でアルバムの中でのちょうどいいブリッジになります。

07.I Cant Wait

このアルバムの中で一番のKEYとなる曲！サビでの印象に残るメロディーが最高です。思わず体が揺れてしまいます。バックトラックも、ボトムがしっかりしてるし、それを盛り上げるようなドラム音とピアノの音が聞きやすいです。最後のシャウトも、サビを邪魔するのじゃなく、一緒に盛り上げていく感じで聞きやすい、好楽曲！素晴らしい出来です。

09.Thug Love

またマッタリとしたバラードへ。最後のアハ、アハっていうフレーズがなんとも、マッタリ感を増してくれています。

10.Dun Put Up Too Long

またFUNKYな感じで攻めてきます。バックで流れるように歌うSharissaのシャウトがなんとも熱くカッコいい！とにかくこの曲はシャウト満載です！FUNKYな声でのシャウトってやっぱりカッコいいですよね！

11.Over A Man

ミドルテンポのビートが気持ちがいい一曲。そこで、無理なく歌いきる彼女の実力は相当なものです。

12.Do We Really

メロディーが気持ちがいいミドルUP!このバラードともいえない微妙な感じでじわじわとこちらの懐深く入ってくる歌いっぷりがなんともすごいなーと思います。最後のコーラスが非常に爽やかだし、飾らないシンプルなバックトラックが彼女の歌声を逆に引き立てています。

13.Issues

爽やかなミッドテンポバラード。なんとも気持ちよく歌っています。Sharissa本人が非常に気持ちよくうたっているなーというのが伝わってきて、好感が持てます。聞いていてホッとできる曲です。