ROME / To The Hightest

知る人ぞ知る的なソウルアーティストROMEのつい最近出た新作です！もう、ソウル好きなら、聞かないわけにはいかない彼の声・・・もう、やばいです。この声やっばいねんって。これぞ、SOULの唄い方だといわんばかりに、聞き手に訴えかけてきます。SOUL臭いこの唄いっぷり、素敵です。たぶん、この人、そうとうSOULが好きなんですよ。で、その人がみんなに聞かせたくて歌ってるという感じ。あぁ〜、聞き手からも、あぁ〜あなたは、こういうの好きなのねとわかるぐらいなんですよ。彼のまったり具合はハンパじゃないです。でも、ジャケットは、Tyreseの真似？というぐらい、かぶってる、バイクにまたがるROME君ですが、Tyreseより丸さ的には素敵です。なんかお茶目！あ、Jagged Edgeも真似したからなぁ〜最近バイクにのるの流行なのかなぁ〜？元ネタはReel Tightのアルバムのジャケなんだろうも、どれも。それにしても、中のジャケ写丸いわぁ〜この丸さ加減が可愛いわぁ〜おっと蛇足。
特に、7曲目「People Of This World」はゴスペル調の楽曲ですが、本当に涙なくしては聞けない素晴らしい名曲です！ 本当にSOULが好きな人には間違いなくオススメできる濃〜い、まったりとしたアルバムです。夜にピッタリです。万人向きではないけど、僕は大好きです。ホント。ただ、この一枚、あまりに無名なので・・・買えるかどうかは別問題。HMVやTOWERなどの外資系にひっそり置いてあると思います。

01.Ride & Roll

始まりでもう、彼の独特のフローが炸裂してます。息継ぎ一つとっても、まさにSOUL！声のかすれさせ方とか、もうたまりません。もう、悶絶ものです。この独特の、音の厚みと、そのUPものなんだけど、その中にあるマッタリ感は、彼だからこそ出せる味なんでしょうねぇ〜

02.Drama

声の使い方はいい感じですよね、でも・・・チコチコって音はいらないけどね。ドラムの音だけで十分だよ。あなたの声自体がマッタリしてて厚みあるから、厚みをいれる音は必要ないと思うんだよね。うん・・

03.Can't Believe

またええのかいってぐらいのマッタリ具合です。こういうスローでやらしい感じの歌を、こんなに雰囲気を出して歌えるアーティストって、そうはいないです！

04.Heaven Must Have Sent You

そう〜聞いたことある方いらっしゃいますよね。カバー曲です。あのマービン・ゲイとタミーテレルの有名なデュエット曲の！Barbara Wilsonという方とデュエットしてます！これが、マービン・ゲイをそのまま持ってきたみたいな感じなんですよ！シャウトがすばらしぃ〜。絡み具合もすばらしい〜。つぅ〜か、濃い、この曲は。

05.Be With You

、彼の濃さは、衰えません・・・この人は独特の歌い方があるんですが、その唄い方がまた盛り上げてくれます！これを聞いて、まったりと過ぎる時間が堪りません。

06.HIP HOP R&B

めずらしいかなりのUPもの。HIPHOP的要素を取り入れているので、最初叫びがちょっとはいってますが、ROMEが唄いだすとこれがとたんに、SOULな世界にいっちゃうからおもしろい・・・でも、雰囲気があいませんが、でもこのサビの繰り返しは好きです、アクセント的には面白いかもね。

07.PEOPLE OF THIS WORLD

ある「Anytime was you say I LOVE YOU」歌詞の歌のサビにそっくりなんですが・・・それは置いておいて。とってもエモーショナルな一曲！かんなり、染みる名曲中の名曲です。

08.It's Gravy

「Aha」の言い方がやらしすぎます。ROME君！この人のこういう野太い声好きやわぁ〜！

09.Don't Act Surprised

新しい路線ですね。彼の低い声とバックの粘りっこい声がうまい具合に絡み合ってます。

10.Just Easy

もう！きましたROMEのお得意路線です！サビのマッタリ感がもうたまらないですよ！本当にまとわりつくようなマッタリ感覚は、もう素晴らしいですね！好きやわぁ〜この唄い方！終わり方も熱くて最高！濃い一曲！

11.Yes I Will

彼以外が歌えば、聞き流されてしまいそうな、バラードなんだけど、彼が歌うと一味違う・・・まったりした声を出させたら右にでるものはいないでしょうねぇ〜。不思議な声だわぁ〜。ホントこの声はバラードでこそ引き立つんです！ホントはまる声です。この人の声。終りの方に少しだけ入ってる裏声が・・・悶絶・・・

12.I'm Your Doctor

ROMEは高音で攻めてきます・・・はぁ〜、ここらへんでもうダメっす。やられます。

13.To The Highest

意外とさっぱりした曲で、最後の方で、コーラスとして参加する子供の声が印象的な一曲。最後を締めるにはちょうどいい暖かい一曲です。