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韻シスト / Relax Oneself

01.66
02.Let's ☆ Dance
03.Slow Jam, Slow Down
04.アンタラハドウヤ?
05.Word Art
06.Relax Oneself
韻シスト / Relax Oneself

(概説)

大阪インディーズシーンで有名なHIPHOPユニット”韻シスト”!その2ndアルバム(といっても6曲入り)がこの「Relax Oneself」!ホントはもっとあとで、ご紹介する予定だったんですが、買ったら内容がマジで素晴らしかったので、急遽ご紹介!生楽器を使ったという日本ではまだまだなHIPHOPのジャンルなんですが、洋楽ではこの生楽器を使ったアーティストとして一番有名なのが、The Roots!彼らは、めちゃめちゃカッコいいSOULやJAZZを取り入れて、口スクラッチといわれるHumanBeatBoxを多用し、カッコいいサウンドを展開しているのですが、どちらかというとSOUL寄りで、いまいち日本人がやるのには形式ばっていて馴染まないじゃないかといわれていましたが、彼らは、JAZZやSOULの他に、スカの要素を加えて素晴らしいアルバムを作り上げています!こんな渋いHIPHOPを作れるなんて・・・日本のHIPHOPも進化したなーと感慨深くなりますね。(The Rootsが大好きな僕としては、すごい嬉しいです。)
このアルバムで2ndアルバムとなるのですが(1stは聞いていません)、生音で作る音の独特の生々しさと、スカっぽい軽快なバックトラックが素晴らしい。地味に客演も多く、特にAFRAのBeat Boxはヤバすぎます!これは、特筆モノです。他にもオーサカ=モノレールなど、地元のアーティストが多数参加して軽快でいて濃い味の一枚に仕上げています。
そして、なんといっても!「Let's ☆ Dance」!めちゃめちゃ軽快なParty Tune!ひさびさに来た!って感じです。KICK THE CAN CREWの「GOOD TIME!」以来の日本のHIPHOPでは、文句なしに楽しめる最高のParty Tuneに入るんではないんでしょうか?それほどまでに楽しいカッコいい曲です。これを聞かずにHIPHOPを語るな!って感じです。この一曲のためだけに買ってもいいぐらいですが、他の曲も素晴らしい!全曲オススメ!

オススメ:(2),(4),(5)

(曲解説)

01.66

JazzyでCoolで渋い一曲!こんなにJAZZYな日本のHIPHOP聞いたことないです。これでのドラムがツボなんですよードラムを軽めにたたくのなんてモロJAZZですよー。ホントJAZZ好きの心をくすぐります。このホンマに渋い曲を雰囲気を崩すことなく盛り上げる2MCもいいっす。でもこの曲はもう、全てDrumsのためのような曲です。いやはや、やられた、カッコいい!

02.Let's ☆ Dance

これは最高のParty Tuneだ!これほど一瞬聞いただけで、いい!と思ったのは、KICK THE CAN CREWの「GOOD TIME!」以来なんですよ。聞いてるだけで、楽しくなる!最初の喧騒から、一気にあがるぜー!楽しい!サビでの「レッツ☆ダンス ミラーボールが回転 AH YEAH、AH YEAH さあ朝まで Hey ! beer please 楽しむwith you 響く響くヒップホップのリズム!」は、癖になりますねー。一緒に叫んでライブ見たくなります。途中でウォーと叫ぶのも楽しいし!こういParty Tuneって、一番重要なのはリリックですよねーCLUBでの楽しい感じがすごい出てると思います。とにかく聞けばこの楽しさはわかります!さあ、大音量にして聞いてみよう!飛びたくなるぜ!地味に「臭、臭」ってところが大好きです・・・オーサカ=モノレールのKatsutoshi HIRAISHI Shigeki FUKUTANIのTromboneとTrumpetが、バックから盛り上げます。

03.Slow Jam, Slow Down

Flowが気持ちがいい一曲。韻シストっていうだけあって、韻の踏み方もすごい綺麗なんだよね。インパクトという点では他の曲に劣るけど、すごい聞けば聞くほど癖になる雰囲気があります。ホントどの曲も渋い!バックの音がいいから、スムーズに耳に入ってきますよね。

04.アンタラハドウヤ?

なんといっても、客演のAFRAのBeatBoxでしょう〜。すごすぎます。これほどすごいBeatBoxができる日本人がいたとは・・・アカペラのボイパなんて全然かなわない、本物がここにはあります!最後のテンポアップしていくのは、圧巻です・・・曲としてもおもしろく是非聞いて欲しい一曲!

05.Word Art

JAZZYな雰囲気をふんだんに取り入れたマッタリ目な一曲。Alto Saxの音が渋くてカッコいいです。BASI&サッコンの2MCの掛け合いが、声質リズムどれをとってもいいんです。渋くカッコいい声と、押しの強い力強い声の応酬は聞いていて気持ちが良くなって、やられてしまいます。リリックでもいってるけど、こいつらのオリジナリティーは、こすりがないってこと!そうターンテーブリストがいないんです。GuitarとAlto Sax、Bass、Drumsだけど、これだけカッコよくできる人たちってUSにだってなかなかいないぞー。

06.Relax Oneself

これはねー、サビがすごい!同じリリックの繰り返しなんだけど、実は全然リズムが違うのに、同じ歌詞で繰り返してるんですね。これ、めっちゃカッコいいと思います。このキャラが立った2MCあなどれないです。そして、バックでは最高に気持ちがいい演奏が繰り返されるんですね・・・BASSの音がいいんだなー。マジでライブ見てみたい。

☆☆☆☆☆☆

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