G'ANE / Can You Say?

(概説)

2002年要注目のコーラスグループアーティストがこのG'ANE！この一枚もインディーズ！(最近インディーズに凝ってるのです、すいません・・・)すばらしい！まだまだボーカルの技術とトラック的にいまいちかなと思うところもあるのですが、それを補って余りあるほどのすばらしいコーラスワーク！声の素晴らしさを堪能させてくれます。なんといってもテナーの歌声が渋すぎます！いやー、こんないい声で歌われたら、クラってきてしまいますねー。コーラスワークも斬新でカッコいいと思います。
後半ちょっと同じような曲が続くので飽きがくるかもしれませんが、非常に前半は好UPが続きます！前半を中心に聞くべきっすね。ちょっと声に癖があるコーラスワークがたまにありますが、リリース枚数を重ねていけば、改善されるところですね。インディーズにしては、非常に完成度の高い一枚だと思います。
はっきりって通販のみです！しかもマイナー系を扱ってるある種の通しか知らないところいかないと難しいと思いますね。購入は。

(曲解説)

01.all the things

テナーの歌声が素晴らしい一曲で、彼らの代表曲！流れるようなコーラスワークと地味に力強いテナーボイスとの絡み合いが最高のメロディーを作り出している！後半出てくるファルセットボイスもいいタイミングでアクセントになっています〜。この疾走感とSexyな濃密さのバランスが聞くものの耳を引付けます。夜ドライブしながら聞きたい曲！

02.krazy

「ひゅるるる〜」っていう電子音がちょっと邪魔なんだけど、濃圧なコーラスワークは絶品！曲全体としての雰囲気は最高に盛り上がるBalladに仕上がっています。コーラスとバリトンとの絶妙な駆け引きが聞き所な一曲です！

03.so sweet

バックトラックも切なく仕上げて、テナーが引っ張る。サビでのコーラスワークは、せつなさを増していて心に刺さってくる。最後のアカペラが映えます！

04.y.e.s

暗めのピアノサウンドで始まるどんどんコーラスが厚くなっていく素晴らしい楽曲！このコーラスがメロディーにのって走るように乗っていく感じがすごい好きなんですよねー。その疾走感溢れるコーラスワークに絡むように歌うテナーの声の良さが光ります！めちゃめちゃいい声してます、このテナーは！オススメな一曲！

05.promises

112のような重苦しいサウンドで始まる一曲。そして、サビでの転調が最高です！一気に盛り上がります。このコーラスの盛り上がり方はかっこいいですわー。バリトンががんばって吼えています。

06.how can u leave

今までと違って、爽やかな雰囲気の曲で、ゆったりとした歌い方を披露しています。アルバムの中の一曲としては外せない曲です。徐々に熱を帯びていきます。

07.don't b late

Jagged EdgeやProfyleのような濃密なサウンドを意識した一曲。マッタリとしたコーラスワークと、Mainの歌いっぷりが沁みるBallad。

08.never will I

ゆったりと聞かせるBalladです。ちょっとここら辺で変化がほしかったなー。

09.everything is all right

ちょっとコーラスがおかしいかなと思いますが、ねっとりまったりとしたSexyな一曲。ファルセットボイスがいい雰囲気を出しています。ファルセットってSexyだよなー。

10.Get Up

後にUPくるのか！と思ったのも事実ですが、これが結構FUNKYな楽曲で今までと違ってなかなか聞けます。こういう感じの曲がもう一曲あってもよかったですねー。サビでの盛り上がり方なんて、コーラスと、テナーとの掛け合いが見事です。