Devante / Ready or Not
02.Beautiful
03.Can't Afford
04.Things You Like
05.Like I Do
06.Still
07.7 Days
08.Soul Sista
10.Assumptions(remix)
11.Unconditional (thankful part II)
12.Gonna Be Alright
13.After Tonight
14.Get Over You
15.Whenever You Call
(総評)
はい!洋楽の定番、ジャケ写で選んではいけません!シリーズです。こんなやる気のない顔写真のジャケして、めちゃめちゃMoodyでスムースで最高にいいアルバムなんですよー!めちゃめちゃ切なげなメロディーが心打たれます。いやーベッドで聞きたい!二人で聞いたら心も体も温まること間違いなしな、SweetでMoodyでエロエロなんですよー!もうやられちゃいますよ。全編通して、美しいシルキーボイスで切なげでありながら、トロトロな世界を展開していきます。こういうの大好き!もちろんすごい切ないバラードもあったり、バックも打ち込みのドラムの音が主体で歌声が引き立てられていて、もう心打つ楽曲ばっかりです。2003年インディーソウルのラブアルバムの名作です。全ての曲が、甘くも切なさを内包したどこか心の琴線に触れる曲たちでありながら、それぞれの曲がきちんと個性を持っていて、決して聞き飽きることがありません。
アルバム一枚を通して、すごい優しげでMoodyな世界観があって、聞いてると優しい気持ちになれる一枚です。本当にいい甘い声です!甘い声でいい声の人ってあまり少ないので貴重ですよ! さらに、その声でしっかりとシャウトかましてくれちゃったりして・・・たまらん。甘い声で切なげにシャウトされちゃうとねー、胸にぐっと来るんですよね。しかも彼は、ドラムも全てのProduceもこなすマルチプレイヤーでもあります。もちろんソングライティングもしていて、本当にマルチに活躍できる人物であり、特にこのソングライティングの能力は抜きん出ており、今後メジャーの方でも、裏方としても活躍していくのではないのかなと思わざる得ないほど、素晴らしいのです。ぜひぜひ手にしてほしい一枚です。長いこと隠れたカマDの愛聴盤として、週に一回はかならず聞いております。お勧め!ホントねー、ちょっと音楽やってて、ソングライティングする人に聞いてほしいかも。
ちなみに、JODECIのDEVANTEとは関係ない人物ですので、あしからず!インディーソウルでして、入手はちょっと難しいですが、つい先日まではAmazonにあったんですけどねー。下のBarringtonと同じところで買えます。どの曲もオススメ!じゃ!
iTune Music Storeで購入可能になりました!2006年!新譜予定!
(曲解説)
01.Enter-lude
切なげなピアノと語りが、これからのMoodyな世界を期待させてくれるIntro・・・
02.Beautiful
まさにSweet Uban Soul!もうこれ以上ないってぐらいのBed Time Music!優しいパーカッションの音とさりげないキーボードの音に合わせ、優しく語りかけるような歌い口からHOOKでやわらかいコーラスを交えつつマッタリネットリと聞かせてくれる名曲!いやーたまらん〜!マッタリだからといって、曲の展開的につまらないとかいうことなく、適材適所でアクセントをつけた歌い方で聞き手を飽きさせずに、じっくりと聞かせてくれるその歌唱法には参ります・・・また一人Urbanの天才が現れたことを見せ付けてくれます・・・しかも最後おしとやかながら、シャウトを絡めていくのが、にくいです!
03.Can't Afford
もう2曲目3曲目だけでも持ってかれちゃいますよ。今度はピアノのバックと、しっかりとしたメロディーラインでじっくりと歌い上げていきます。この人はホントサビの作り方が見事で、自分の歌声を重ねつつ、じっくりと作り上げていくサビが美しくも覚えやすく、ついつい癖になっていくのです・・・たらんですよー。こんな風に歌われたら。たまりませんわ・・・
04.Things You Like
ギターのつまはじく音から、ゆったりと歌い始めるDevante・・・サビのループするような心地のよいメロディーラインが本当に中毒性が高く、ず〜〜〜と聞いていたくなってしまいます。そんなにガーと盛り上がる曲ってこの人歌えないんだけど、じっくりじっくりと耳に残っていく感じがたまりません・・・しかも随所にフェイクを絡めつつ、単調じゃない曲調へと変化させる力は並じゃ〜ありません。
05.Like I Do
荘厳なストリングスのイントロから、暗く切ない雰囲気の曲が展開していきます・・・。そして、その中を優しく囁くかの如く歌っていきます。一言一言確かめるように、ゆったりと歌い上げていくのが、美しいとさえ感じてしまいます。すごいスローバラードなんだけど、そのスローさをあまり感じさせない見事なProductionです。
06.Still
ここでも、素敵なメロディーで聞き手を引っ張っていきます・・・自分の声に自分の声を重ねるという結構特徴的なコーラスの作り方で、あくまで全体が優しい感じが聞きごこちが素敵です。転調後に繰り返すフレーズのループからのシャウトがとても透き通っていて、美しいです!とてもSEXYな一曲ですよ。このフレーズの繰り返しが彼の特徴で、このループに耳がつかまると、もう彼の虜になってしまいます。いやーBedに合いそうな曲ですね。
07.7 Days
ちょっと雰囲気が変わって、特徴的な音のキーボードの演奏から、少しUPテンポな楽曲になります。といっても、あくまで全体のBallad路線を崩さない程度のわきまえたUPで、まったりした雰囲気ももった絶妙な楽曲です。彼のちょっと押さえ気味でいながら、味のあるシャウトがこの曲ではよく堪能できますよ。
08.Soul Sista
ウェットな雰囲気のイントロから、ちょっと今までよりも渇き気味な歌い方で、最初は入っていきます。サビで今までで一番の声を張り上げつつもウェットな雰囲気のサビを歌い上げていきます。う〜ん、メロディーラインがしっとりしてて気持ちがいいですなー。どの曲もSEXYでSweetな雰囲気をもちつつ、どの曲も特徴があるのが、この人の凄いところです。ソングライターとしての力量もかなりのものだと思いますよ。
09.Summer Love
リズムトラックに乗ってまたもやMoodyにしなやかに歌い上げていく名曲!サビでの転調後のメロディーがたまりません〜・・・クラッと来ますねー。優しくもしなやかに歌いこんでいきます。時に艶やかに歌い上げる彼の歌唱は見事としか言いようがありません。曲の転調の仕方や全体のバランスそして、彼の声の艶、全てのバランスがいいSummer Loveというちょっと切なげなタイトルに見事にハマル一曲に仕上がっています。曲のトータルプロデュース力には感服です。
10.Assumptions(remix)
REMIXとありますが、元はしりません。けど、REMIXされても素敵な曲は素敵です・・・ドラムがガッツリ入ってるトラックの上で、優しく歌い上げていく・・・歌い上げるときのフェイクの多彩さがかなり素晴らしい!しかも地味に語りが入っていたり、心憎い演出が多い曲です。
11.Unconditional (thankful part II)
最初からピアノと力強いDevanteの歌声にこういう風にも歌えるんだなーとまた感心しきりです。今までのSWEETでMOODYなのとまた違って、清らかで美しいメロディーラインが胸を打ちます!サビに入るまでも美しいのに、サビではさらに追い討ちをかけるように、淡い歌声での儚げなコーラスラインが入って美しさに磨きをかけます・・・とにかく聞いてほしい曲ですね。
12.Gonna Be Alright
一気に雰囲気はかわりちょっとFUNKYなサウンドが展開していきますが、やっぱりこの人の歌声が加わるとすっかりMoodyな雰囲気になってしまいます(笑)サビもコーラスの重ね具合がなんかやらしいです。徐々に熱く歌いシャウトをかましていくDevanteがカッコいいですよー!
13.After Tonight
シリアスな展開で、じっくりと歌い上げていきます。サビまでは押さえ気味でサビを美しく歌い上げていきます。うん、しっとりとした空気が周りを包んでいくのを感じられますよ・・・いい感じだ。
14.Get Over You
ピアノとフェイクで聞かせるIntroから、ピアノのメロディーがインパクトがある一曲です、しっかりとメインの歌声と絡みながらも自己主張をするピアノが印象的。そして、それを邪魔しないようにしながらも、きちんとメロディーラインを聞かせてくれるボーカル・・・うーん、この辺のバランス具合が最高です!そして最後しっかりと転調してからも聞かせてくれるのもこの人の特徴です!まったりねっとりとした、コーラス部分とフェイクを織り交ぜるメインの絡み合い具合が見事です!まったりねっとりの世界へようこそ!
15.Whenever You Call
最後はしっとりと荘厳な雰囲気のイントロで始まり、やっぱり甘めなメロディーラインで、もっていってしまいます・・・甘い・・・チョコレートを絡めてキスをしてるようなそんな素敵なLove Songです。最後の最後でもしっかりと聞かせてくれます。引きを心得ながらも、しっかりと主張するシャウトが見事!オススメ!