Charlie Wilson / BRIDGING THE GAP

(概説)

『Without You』この曲に限りますよ！めちゃめちゃカッコいい！このアルバム自体は2000年発売で古いのですが、この名曲は色あせない。もう、ベテラン中のベテラン！Charlie Wilsonのソロデビューの最新作です。うん？聞いた事ある名前だなと思うかもしれません。そう、あのCaseの隠れた名曲『No Regrets』で、Caseと絶妙の掛け合いをしている人物こそこのCharlie Wilsonなのです。彼は、ファンクバンド”ギャップバンド”のリードヴォーカルとして、70年代に活躍しており、92年ソロデビューしているという、ベテラン。決してこのアルバム古いなどと感じることはないのです！
むしろ今でも十分に通用するほどの新し目の音の中、臆することなく吼えまくるCharlie Wilsonは、カッコいいです。ベテランだとかそういうのは抜きで、十分に熱く胸に迫ってくる、男気溢れるアルバムです。
Funkyな歌声で、ゴリゴリと押してくるその姿には、感動すら覚えます！男気溢れるアルバムに仕上がっていると思います。温度を直に感じることができるボーカルを聞いてみてはどうですか？

(曲解説)

01.Absolutely

まさにFunkチューン！今聞いても十分に新しい！後半熱を帯びてくるシャウトや、彼本来のFUNKさを十二分に引き出している好楽曲！ごりごりのカッコよさが味わえますよ！ビートの効いたサウンドもいいが、Charlieの味のある歌声にノックアウトされてしまう！後半のBeat Boxの味のある音がなんとも、いい具合に盛り上げます！

02.Another Man featuring Case

この曲では、あのCaseとのデュエット！どちらも、力強いヴォーカルスタイルの対決という感じで、深いバラードを聞かせてくれる。この二人にかかれば、ステキなバラッドになるに、決まってます！ステキだわー。最高！

03.Without You

名曲中の名曲！深く深遠なバラードです。心に深く入ってきます。広い愛で包んでくれるようなそんな温かみに溢れた楽曲です。すばらしいとしかいいようがない・・・後半になっていくについて、Charlieの歌声も、徐々に熱を帯びていき、最後のシャウトなんて感動が体を突き抜けます。

04.Would You Mind

ちょっと暗めのFunkチューン。切なげにシャウトする彼の歌声が耳を刺激します。ビートにあわせて体が動いて

05.Big Pimpin' featuring Snoop & Nate Dogg

SnoopやNateを招き、HIPHOPが強くなるのかと思えば、さすがベテランFunkチューンの中に取り込んでしまいました！Snoopと、Nateの声がいい具合にアクセントになり、渋いFUNKチューンに仕上がっています。ゆっくりゆっくりと、染み込んでくるナンバー。

06.Can I Take You Home

ボトムの音がカッコいいのスローバラッド。Charlie Wilsonの歌声も、ベテランの味を出していて、しっとりと聞かせてくれます。サビへの向けて徐々に盛り上がっていく様がカッコいい！ブリブリにカッコいいFUNKチューンです！

07.For Your Love featuring Marc Nelson

なんとも壮大な一曲である・・・Marc Nelsonとは、ソロデビューもしていて、Boyz�UMenのインディーズ自体のメンバーでもあり、AzYetのリード・ボーカルも勤めた人物であるが、無論、Charlie Wilsonとは、逆の可憐で繊細な歌い方をするのであるが、この相性が抜群である、彼らの掛け合いは美しい。また、彼の作った楽曲も壮大なイメージを持っており、奥行きを感じる楽曲に仕上がっている。なんとも、綺麗で壮大な楽曲である。ひたすら感動を覚えます。

08.Now Ya Sayin' Bye

軽快なミディアムFunkチューン！かっこええ〜。思わず体が左右に動いちゃいます。バックコーラスとの掛け合いが疾走感を出していて、心躍ります。さすがとしか言いようがないFUNKYな歌い方には、驚嘆するしかありません・・・すばらしい、FUNKな曲はいつ聞いてもカッコよさが色褪せないですね。

09.Him Or Me

ミディアムチューン。じわじわと、聞かせていきます。こういうビートが効いた曲にこの人の声というのは、ホントあいますねー！ステキだわー！

10.Sweet Love featuring Marc Nelson

また、Marc Nelsonのバックボーカルがサビのバックボーカルでは、MarcNelsonがひたすら華麗に流れるように歌い、それに答えるように力強いCharlieのボーカルが栄えます！そうです、サビのバックボーカルでは、Charlieの声が一切はいってないのが、また彼の声の力強い温かみ、温度を伝えてくれます。流れるようなサウンドとバックコーラスがすばらしい楽曲です。このMarc Nelson只者じゃないですわ。いまさらですが。買わなくては。

11.Come Back My Way

10曲目の雰囲気をそのままに、しんみりと聞かせてくれるバラッド!

12.A Wonderful One featuring Angie Stone

そう！あのAngie Stoneのプロデュース。一曲この曲のみ、ちょっと変わった曲調になっています。Funkというか、ClassicalなSOULっぽい音です。その中でも、Charlie Wilsonの歌声は、熱くシャウトしてしまいます。押さえ気味に歌うAngie Stoneとの掛け合いも、逆に味があって、おもしろいです。味があるもの同士の掛け合いは、静かに、熱く燃えてます。

13.Charlie's Angel

・・・文字ったんでしょうかね？まー、あまりドラマとは、関係ないと思いますが。ミドルチューンで、じんわりと聞かせてくれます。最後の方のシャウトの連続で昇天してしまうでしょう。

14.Absolutely (REMIX)

最初の曲のリミックスですが、ミドルテンポにテンポダウンしての曲。これも、またじっくりと聞かせつつ、ボトムの音がカッコよく仕上がってるので、カッコいい！こちらは、夕方に聞くと、ちょっと切なくなれちゃうかも。