三浦大知君の新曲は、Nao’ymtと作り出す力強くもどこか切なく繊細さが同居する衝動を掻き立てるPixelated Worldです。タイトルが表す現実が荒く無音でダンスだけを先に公開するという手法をとってどんな音がハマるのかとリスナーをそわそわさせてくれましたが、その音がハマった時のカッコよさは何倍にもさせてくれます。特に最後の靴音だけでリズムをとるところはそこまでのダンスのカッコよさもあって、その音だけに集中して聞いてしまいます。たくさんのダンサーと織り成すダンスも、見ているだけで楽曲に没頭しています。
Nao’ymtさんの作り出す音は繊細で居て、途中で鳥の鳴き声のような音や一音一音が自然な音を組み合わせたりしていて、多様さや情緒的な雰囲気がより深くなっています。大知君の歌うメロディーの力強さにも負けない丁寧な楽曲の繊細さを持つつつも芯の強さを感じさせます。
やっぱりNao’ymtさんと三浦大知君が作り出す楽曲は常に新たな可能性を感じさせる最強の布陣ですね。