R.I.P GURU

偉大なアーティストが一人世を去りました。
それにしても若すぎる・・・
HIPHOPとR&Bの距離を縮めた功労者でもありました。
彼の音楽が後世に語り継がれることを祈って。

Guru / Jazzmatazz Vol.4

01.Cuz I’m Jazzy feat.Slum Village
02.State Of Clarity feat.Common and Bob James
03.Stand Up (Some Thing’ll Never Change) feat.Damian “Jr Gong” Marley
04.Look To The Sun (Solar)
05.Connection feat.Kem
06.Fine And Free feat.Vivian Green
07.Wait On Me feat.Raheem DeVaughn
08.International feat.Bobby Vlalentino
09.This Is Art feat.Ronnie Laws
10.Fly Magnetic feat.Dionne Farris
11.The Jazz Style feat.Omar
12.Follow The Signs feat.Shelley Harland
13.Universal Struggle feat.Brownman
14.Infinine feat.Blackalicious
15.Kissed The World feat.Caron Wheeler
16.Living Legend feat.David Sanborn

(総評)

おぉ~4作目がでたのかーとふと視聴機を聴いてみて、15曲目「Kissed The World Feat.Caron Wheeler」で惚れました!この曲を聴くためだけにでも買うべき一枚でしょう!
GURUといえば、Gangstarrのメンバーであり、硬派でカッコいいHIPHOPをずっと引っ張り続ける、HIPHOP好きにとっては、永遠の一流Rapperですが、彼をさらにHIPHOPだけじゃなくBlack Musicの中での地位を確固たるものにしたのが、このJazzmatazzシリーズです。そんな4作目なので、いい作品なのは、違いないのですが、ココ最近は、あまりこういうJazz HIPHOPものをGURUがやることは少なくなっていたため、どんな感じにしあがるかな~とは思ってそのリリースを待っていました。
そんな心配はよそに、fankyに、今までのJazzmatazzシリーズの雰囲気をあまり壊さずに、でもしっかりと今風にJazzyだけじゃないレゲエだったりいろんな要素を取り入れて、新しい挑戦している意欲作に仕上がっています!15曲目のイメージが非常に強いのですが、その他の曲たちもいい曲が多く、特に女性ボーカルがいる12曲目や、David Sanbornとの15曲目など、いい曲がごろごろ転がっています。このJazzなクオリティーの高さは、さすがGURUだなと思えます!さまざまなゲスト Featuring アーティストどれもがいい味をだしていますよ!特に8曲目Bobby Valentinoなど、今までの自信の曲の雰囲気とはまったく違う魅力をこのアルバムでは見せてくれていて、彼の可能性をより広げることに成功しています。さらに、ネオソウル系のアーティストVivian Green(6曲目)、Raheem DeVaughn(7曲目)、Omar(11曲目)は、最高の相性のよさをみせて最高の曲を披露してくれていて、Jazz HiphopだけじゃないJazz R&Bともいえるしっとりとした曲調の気持ちよさを感じさせます。さらにMOTOWNのアーティストKEMなどは自身の作品では、絶対に見ることができないネチッコイファンクを聞かせてくれたりと、この企画ならではの曲というのも堪能できる面白さがあります!
ただ、どの曲もフェイドアウト調に曲が終わっていくのが、ちょっと残念なところですね。歌を方を招いているなら、しっかり歌をいかして、最後はきちっとおわらせてもよかったかなと思います。
オススメ:(15),(12),(6),(7),(8),(11),(5),(2),(16)

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GURU JAZZMATTAZZ Vol.3 / STREETSOUL

いや~、渋すぎ。かっこいい。こういう渋いのって聞き飽きちゃったりするんですが、そんなことは全然ないです。しっかりと、聞けます。このGURUはギャングスターと言うHIPHOPグループに在籍してますが、その音とはまた違うJAZZとHIPHOPの結合を銘打った企画物です。だか、その顔ぶれがすごいんです、今流行りの2STEPの帝王こと「Craig David」や、カリスマ「Erykah Badu」などいろいろな第一線級の方々を呼び込んで、完成されています。このGURUの人柄がそうさせたのでしょうか、ものすごい人選です。こんな1枚、車で流してたら、渋いですよ~!女性とのコラボートが一番いい感じを出してますね。
この一枚!何がすごいって、そのメンツです!
MARY J.BLIGEや、D’ANGELOなどをバックで歌った「ANGIE STONE」、注目の若手「DONNELL JONES」かの有名な「MACY GRAY」、もはやその存在がカリスマ的な「ERYKAH BADU」、異色のヒップポップグループ「THE ROOTS」、この方は良く知らないが有名らしいです「AMEL LARRIEUX」、そして、この前のジャケットが個性的だった若手の「KELIS」、そして、もう説明の必要がないくらい有名な今年バカ売れした「CRAIG DAVID」、JAZZの天才ピアニストであり、常に革新家の「HERBIE HANCOCK」などR&B界やJAZZ界の大物や注目の若手が数多く参加している。
このプロジェクト1~3までそろえたい一品です。そしてこれからも続いていくことを願います。

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