こちらもドラマの挿入歌になっていた一曲「hikari」は、ギターリフからの美しいメロディーラインに酔いしれていきます。彼女の楽曲の幅の広さと等身大の女性の気持ちを表す言葉選びのうまさは、素敵なんです。HOOKに向けてのどこか儚げでいて愛で満たされてhikariを見つけて前に向かっていく詞の世界観と映像美にやられてしまいます。朱い眩しさと、滲む蒼さが綯い混じるような空を見上げて、まっすぐな眼差しをむけるような想いを届けてくれます。 Produced by eill Hayato Taknaka , Lyric : eill Music eill
そして、シティーポップの流れにのって、竹内まりや本人からも許可をもらった「プラスティック・ラブ」は、シンプルなカバーではなくてYaffleさんによるサウンドアレンジによって今な風を入れながらチルで心地よい雰囲気を作り出しています。彼女らしい切なく儚げでセクシーな歌声で艶やかに歌っていきます。どことなくビブラートがかなりながら、歌うところがR&B的な雰囲気も増してて心地よいです。 Lyrics and Music: Mariya Takeuchi Arranged by Yaffle
個人的にも大好きな「ただのギャル」!強烈なインパクトがある楽曲で歌詞もシンプルで忘れないパワフルな歌唱で、MVでもダンスもしっかりと見せてくれます、そして楽曲手には後半にかけてのどこか終末的な女性コーラスが入っているのも面白くて、歌い方も癖が強めでいてそれが逆にこの曲らしい。思いっきり、私たちそのまんまでいいじゃんっていう感じで世の中にぶつかっている楽曲になっています。ライブバージョンのアレンジも爆上がりでカッコよくて、ダンスもしびれるんですよ!こんなふり幅が大きい楽曲を味合わせてくれるのも、eill ちゃんの魅力ですね。 Lyrics : eill , Music eill , LYNN Arranged by eill ,LYNN
このアルバムの中でも随一の名曲!であり一番のR&Bソング「honey-cage」。個人的にはeillちゃんが自然と滲ませてくれるR&B的な雰囲気のグルーブや、歌い方も大好きで、この楽曲ではそのエッセンスを存分に感じさせてくれます。Rapでの語りも、雰囲気があって、口を開けて声を発するまでの間が感じられるところや歌い終わりの吐息までR&B的なセクシーさを感じるような楽曲になっていて、本当に名曲ですね!シンプルな楽曲の構成もUKのコンポーザーROMderfulが作り出すシンセが作る浮遊感とビートが作るグルーブがまじりあったような心地よさに酔いしれます。籠の鳥のように”きみ”という籠に閉じ込められながら、藻掻く心を見せる歌詞がサウンドと相まって、セクシーさを増しています。 Lyrics :eill , Music eill, ROMderful , Arranged by ROMderful