Junear / Plat Home 発売!


Junear / Plat Home
1. 君といれば
2. Crazy Girl
3. amazing love
4. Groly Days
5. say goodbye
6. episode feat.meajyu
7. answer
既発曲もしっかり歌から作り直したJunearさんの本当に心のこもったアルバムです!
ぜひぜひ、皆さん聞いてみてねー!
日本のR&Bシーンを根底から覆すシンガーのデビュー!
今までのR&Bには足りないソウルが詰まった歌声を届けてくれます。
僕がレビューで書いた、Junearさんのプロフィールにある、「オールドソウルを思い浮かばせるクラシカルな歌声を持つ、無類のソウルボーカリスト」ていうのは僕が最初にレビューで書かせてもらって、ずっとそれを形は変わりつつも、本当にずっと使ってくれててうれしく思います~。レビュアーとしてこれ以上にうれしいことはないですね♪
レビューの言葉をこういう風に使ってくれた方って初めてなので、うれしい限りです。

Steven Russell / So Random

01.Work It
02.Bring It Back
03.D.A.N. (Dance All Night)
04.Rock With You
05.Hot Mess
06.Disappear
07. I’ll Never Hurt You
08. Never Feel That Feeling Again
09. Gots Ta Be
10. I Wanna Give It To You (feat. Kandi Burruss)
11. Not In A Million Years
12. Thank God For You

(総評)

Underdogsと共にProduceをしていた元TROOPのボーカリストSteven Russellがついにソロアルバムをリリースしました。まさにProducerとしてもボーカルグループの良さも両方持ったすばらしい作品を届けてくれました。ボーカリストとしては、TROOPという90年代を代表するグループで活動していただけあって、美メロからダンスナンバーなものまで実に多彩に歌い上げますが、やっぱり美メロの美しさとそれを歌い上げるすばらしさは、特筆すべきものがあります。さらには、Producer業が長いだけあって、アルバムとしてのトータルのアップサウンド、スローそして、奇抜なROCKテイストのサウンドまで実に聞き手をあきさせない工夫を狙っている感じではなくごく普通にやってのけてしまいます。さすが、Steven Russellというところを随所に見せてくれる2010年の傑作アルバムのひとつでしょう!
やっぱりなんといっても7曲目「I’ll Never Hurt You」の切なげなミッドバラッド!この切なさっぷりったらたまりません、美メロメイカーの本領発揮といったところです!一度耳にすると、もうメロディーが焼き付いて離れません!最後のシャウトっぷりったらたまらないですよ!そして、8曲目「Never Feel That Feeling Again」ここでは本当にTROOPの一員らしい美しいピアノのバラッドを歌い上げます!本当にこういう美しい曲でしっかりとシャウトできたり、聞かせられるのは、ボーカルグループとしての経験と実力があるかでしょうね!見事な名曲です!最後にかけての盛り上がり方がたまりませんね!3曲目「D.A.N」も定番なメロディー展開ながらも、心に残るフレーズが多く使われています!定番のカバー「Rock With You」など曲の水準や面白さもワンランク上のものをもっていますね!ダンサブルな2曲目「Bring It Back」など挑発的なサウンドもあったりして、より面白い作品に仕上げているのはさすがプロデューサーといったところですね。まったく広範まで飽きが来ないで聞き続けれちゃいます。11曲目「Not In A Million Years」ではボーカルグループの一員だったことを思い起こさせる見事なバラッディアっぷりを見せてくれます!本当に多彩なんですよねー。第一線のProducerで活動できるのがよくわかりますね!
5曲目みたいな蛇足もありますが、なかなかここ数年味わえない見事なR&Bの90年代っぽいサウンドを聞かせてくれています!今年絶対もっておくべき一枚です!
オススメ:(7),(1),(2),(3),(4),(8)

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Junear / Plat Home

01.君といれば
02.Crazy Girl
03.amazing love
04.Groly Days
05.say goodbye
06.episode
07.answer

(総評)

多くの人が待ち望み、多くの人に驚きを与えるCDがリリース!数多くの客演を経験し、世界的に有名な舞台RENTのソリストを勤め上げ、その実力と知名度を確固たるものとした、オールドソウルを思い浮かばせるクラシカルな歌声を持つ、無類のソウルボーカリストJunearのデビューCDアルバムが登場!
数多くのミュージシャンそしてSOUL, R&Bリスナーから根強く支持され続ける実力派ボーカリストであり、iTunesでのデジタルアルバムをリリースしながらも、CDリリースを待ち望まれてきたアーティストなのです。今回は、iTunesアルバムと同じ曲もありながら、しっかりと歌そのものを歌いなおし、よりリスナーに伝わる歌を考えながら歌い上げたソウルフルだけじゃない気持ちの詰まった歌を聞かせてくれています。
このアルバムの1曲目「君といれば」から早々に見せてくれる始まるシャウトに悶絶させられる人も多いはず、ストレートに響く歌声が心を突き抜けていきます。まっすぐに歌い上げる爽やかな詞の世界観も、この曲をよりストレートな男性の気持ちを歌うラブソングとしての良さをさらに感じさせてくれます。そして、今回はiTunesのバージョンとは違い、歌い直してまで、曲を作りこんでいるので、また新たしい曲として聞くことができるし、Junearさん独特の味のあるスモーキーなボイスを生かしながらも、しっかりと歌詞が心に届くように歌いこんでいます!それは3曲目「Amazing Love」でとても現れていて、よりまっすぐに丁寧に歌い上げるJunearの歌声と、曲の雰囲気が絶妙にマッチしていて、本当に稀代の名曲といえるすばらしい仕上がりになっています!まるで前作と違う曲に聞こえるのですから不思議です。さらに、こういう丁寧な歌い込みが4曲目「Groly Days」でもうまく功を奏していて、曲の良さをより引き出しています。スモーキーなソウルフルさや、R&Bっぽさを堪能できる2曲目「Crazy Girl」や、名曲「say goodbye」での、切なげな歌と、その詞の世界観と、いろいろな魅力を見せてくれています。さらには、音源として初収録の盟友meajyuとのバラッド「episode」での実力者二人の見事な掛け合いは、このアルバムの聞きどころの一つでもあります!7曲目「answer」では、BU-NIのpianoをバックにその歌声も良さを改めて感じさせてくれたりと、アルバム全体を通して、Juenarというアーティストの魅力を改めて感じさせてくれるし、初めて聞く人にもすんなりとその魅力を受け入れられるような聞きやすさがあるアルバムに仕上がっています!
Junearというアーティストの見せる魅力は、このアルバムでしっかりと感じ取ることができます。さらに彼の本当の実力を知るものにとっては、その生の歌声を聴いたときさらに驚きをもって受け入れられるという、余裕もしっかりもってアルバムを作っていて、まさに実力者だからこそ出せるアルバムっていうのを見せてくれています。2010年を代表するR&Bアルバムの登場です!オススメ:(1),(3),(5),(2),(6)

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