Be Who You Are featuring Jon Batiste, Camilo, J.I.D, Cat Burns, and NewJeans

John BatisteとNewJeansという組み合わせびっくりでしたね。John Batisteらしいどこか茶目っ気があるメロディーととことん明るい雰囲気が心地よくそこに、J.I.Dのフローが心地よいRapが流れていき、Cat Burnsのソウルフルな歌声で楽曲の色をより深めて、Cuteで淡い歌声のNewJeansはこの中でもいいアクセントになっていて、コロンビアのシンガーのCamiloのラテンな歌声のといいコントラストになっています。ごちゃまぜ感はすごいんだけど、どこか芯がとお茶ってるのがさすがJohn Batisteらしさというところでしょうか。最後にかけてみんなで歌うところも気分が上がる一曲です!最後にNewJeansが音を出しちゃうところも茶目っ気があって、結構NewJeansをFeat.していますよね。

NewJeans (뉴진스) ‘Super Shy’ Official MV

New Jeansの新しい楽曲はドラムンベースサウンドを取り込みながら、彼女たちらしい夏らしい爽やかさも感じさせながら、可愛らしさを前面に出した元気いっぱいの楽曲です。エアロビクスやチアを取り合えたダンスが見てて面白くなります。彼女たちのMVは常にまねしたくなるようなシンプルでいてかわいらしくちょっと難しそうなダンスが見てても面白いです。MVではバルセロナの街をバックにチアっぽい衣装で元気いっぱいに踊る姿はダンスに引き込まれますね。町全体をつかったフラッシュモブのような見ていて楽しくある仕掛けが詰まっているMVです。K-POPっぽくないかわいらしいRap調の歌い方やファルセットの使い方も魅力的で、何より彼女たちの歌声の美しさに何よりも引きこまれます。5人ともに自分の歌声の見せ方がうまくて、自身の見せ方もわかっていて、どこかレトロな雰囲気も感じさせるのも、彼女たちの魅力ですね。歌とダンスの見せ方が最高にうまいHAERINが一番歌い方も含めてR&Bらしくて好きなのですが、HANNIの歌唱力もほんとに高く彼女もベースはUKとかUSのメインストリームがベースなんだろうなと感じさせます。HYEINのファルセットの使い方は絶妙ですし、MINJIの透き通る歌声もアクセントになっていますし、DANIELLEのかわいらしい歌声も素敵で、ちょうど5人の調和がとれる形となっているのが素敵ですよね。

どのMVでも楽しませてくれる作りになっていて、何度もみたくなるMV です。

MOONCHILD / DELICIOUS POISON

RUANちゃんを追いかけてずっとテレビで見てましたが、ついにデビューを飾った注目のガールズグループです。5人の個性がうまく混ざり合ってより高い次元を目指せるような力強さを感じさせるデビューEPになっています。何よりも注目すべきは、「Photogenic」のクールでビューティーな雰囲気を盛り上げるサウンドのカッコ良さでしょう。この楽曲が彼女たちの女性としてのクールなカッコよさを前面に打ち出したビートも魅力的です。洗練されたMVで、Photogenicというタイトル通りに、5人のファッションもダンスも表情も映えるようにとられていて、引き込まれます。何よりサウンドのカッコよさに引き込まれます、ビートのエッジが効いていて、ダンスのクールさが光ります。5人とも表情の管理も完璧で、若さを感じさせないこの楽曲に合った強い女性を演じれているのが、すごいなと思わせてくれます。

こちらも、力強い歌声で、自分の存在を証明するようなパワフルさに溢れた楽曲で、彼女たちのデビューを飾るにふさわしい楽曲になっています。迫力あるサウンドに合わせて、激しく踊るMVで、耳でも目でも楽しませていて、一曲目としての衝撃をこれでもかと感じさせます。カラフルなファッションと力強いリリックもこの曲をより盛り上げています。5人がそれぞれに魅力的なボーカルやダンススキルをもっていて、5人それぞれの魅力がトータルとして相乗効果を発揮しています。

このほかにもEPには、一気に明るい曲調で、飛び上がるようなダンスがかわいらしく元気いっぱいなSkydiveや妖艶な雰囲気が漂うBzz Bzzなど個性的な楽曲が堪能でき、今後の活躍が楽しみになる一枚です。ぜひ、R&Bバラードなども聞いてみたいですね。

I Don’t Like Mondays. / Summer Ghost

爽やかな夏にぴったりなミッドテンポで軽快なサウンドと、どこか刹那的で夏の遠い思い出を切なげに歌う軽やかでスムーズなYUさんの歌声が心地よく響きます。YUさんもバルセロナの街並みが似合う絵になるMVです。どこか刹那的で退廃的に過ごした若い夏の日を思い出し、どこかの夏においていった後悔を歌うその歌声が、その誰もが思い起こすような夏の楽しかった日々に思い起こさせてくれます。強烈な青春の夏を思い返す自分をGhostのように懐かしむ気持ちと後悔する気持ちが入り混じるようなリリックも印象的で、Bob Dylanや、John&Yoko、なんて言葉がでてくるのも、クラシカルなRockへの敬愛も感じさせて、音楽的なアイドラのルーツも感じさせてくれます。
アイドラのサウンドはバンド的なサウンドに縛られなくて、心地よいときはとことん心地よく作り上げてくれていながら、バンドで演奏した時もしっかり映えるポイントや踊れるポイントも入っていて、ライブでも体揺らして聞きたくなります。