三浦大知 / Southern Cross

(概説)

シングル3作目となるこの作品は、今までのR&Bサウンドをより進化させたUPテンポな軽快な一曲!実は、復帰後最初に見たライブで披露されている曲なのですが、かなりかっこよかった記憶がありしたが、それ以上に完成度も高い一曲へと仕上がっていました。
もう、彼を歌謡曲の世界で語るのは無意味でしょう。まさに、日本のR&Bのシーンをしょって立つ、逸材の一人としての十分な成長を見せてくれます。それは、プロデューサー陣が決してR&BやSOULオンリーな人たちでないにもかかわらず、これほどに完成度の高いR&Bを聞かせてくれていることから、歌詞の一フレーズや、メロディーなど、節々にR&Bを感じさせる要素がいかに高いかを証明しています。
1曲目はUPテンポに躍動感溢れる曲で心躍らせてくれて、2曲目は、かわいらしい感じを残しつつ、軽快なステップを踏ましてくれる小気味いい一曲となっていて、2曲でありながら、違う良さが詰まっていて、楽しめます、そうして、最後には、Southern CorssのPVがEXTRAで見れるようになっています。このダンスがいいですよね!やっぱり、R&Bはダンスも出来ると、見栄えも相当違いますね。もちろんできなくてもいい味出せるシンガーもたくさんいますが、こういう本場のR&Bシーンを意識してる人たちは、ダンスもやってくれると盛り上がります。
アルバム単位で聞いたら相当面白いもの作ってくるだろうなというのが、今からわくわくさせてくれます。きっと来年出るであろう、1stアルバムが楽しみですね。

曲紹介

01.Southern Cross

K-Mutoによるプロデュースと、ZOOCOの作詞という三浦大知の作品では、常に登場するクリエーターに、さらにSteve Duberry, Ricki Wildeという本場のサウンドメイカーの色を加えた作品。今までの本場のサウンドを周到しつつ、華麗にステップを刻みダンスを踊る様は、かっこいいです!そして、突き抜けるような歌声が、こういう唸りをあげるような躍動感溢れるUPテンポなサウンドにぴったり合っていて、心躍らせてくれます。ZOOCOも、大知くんの若さをよく表している歌詞でしっくりきますね。

02.One Step Closer

JAMの作詞とゴスの黒沢氏による一曲で、爽やかに小気味よく歌いつないでいきます。軽めのダンスが似合いそうな心地よさがたまりません。思わず一緒にStep踏んでしまいそうなそんな気分にさせてくれます。三浦大知君がいかにR&BやSOULがすきかっていうのが、よくわかりますね、こういうさりげない英語の歌詞のフレーズの使い方とか、さりげない音への歌詞への乗せ方とかが、かなり工夫されています。単調なPOPに終わらないところがいいですね。貸しもなんか、かわいらしさもあって、微笑ましくなります。

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