Full Of Harmony / Party Time

(概説)

Full Of Harmonyとしては久々のUpper Tuneとなるこの一曲!しかも1,2曲目はかなり爽やかな曲で、いかにも夏を連想させる曲で、非常にタイミングのいい時期のリリースとなっています。今回もTiny Voiceとh-wonderというかなり強力なサウンドプロデューサーを招いての一曲で、作詞作曲を本人達が勤めるという気合が入っている一枚で。バラードだけじゃない本来の彼らの味がうまく出た一枚になっていると思います。カップリングの「UTAKATA」も、「Party Time」のノリの良さとはまた違ったかっこよさがあって、カップリングとシングル曲とがうまくバランスされたシングルになっています。これからはFull Of Harmonyのうまく日本のPOPフィールドでもR&Bフィールドでも勝負できるという、素晴らしい立ち居地がよく出ている一枚だと思います。きっといろんな人が聞いてもいい曲だなと思える良さを持っています。

曲紹介

1曲目『Party Time』

まさに夏という感じの爽やかなイントロから、軽快に鳴り響くリズムトラックと3人の歌声が、体を揺らせてくれます。思わず手を振ってしまいそうな、のりやすいPOP調なリズムが彼らの歌の濃さと相まって面白いのです。ひさびさのYUTAKAによるリリックで、本人達の作詞作曲は久々で、とてもリアルで、彼らしい前向きなリリックに癒されます。無理すんなよっていう感じが、このゆるいアップテンポな曲調にあっています。最近の彼ららしさがよく出ている曲です。Tiny Voiceとしては、久々のコンビで、そこはかとないリズムトラックのかっこよさがさすが!と思わせてくれます。

2曲目『UTAKATA』

h-wonderによるR&Bトラックらしいダンサブルなバックトラックの上で、日本の祭りの情景を交えながら、一夜の出会いと愛を歌い上げるリリックが、とても不思議な感覚にさせてくれます。神楽とかこのビートで出てくると不思議な感じがします。でも、日本のR&B!って感じで好きですね。hiroの伸びやかな歌声が引き立っています!しかも、最近Full Of Harmonyが好きなとたんに始まる転調で、しっかりと盛り上げどころを作って、聞き手を楽しませてくれます。

3曲目『Just wanna… Justin Kase Remix』

前のアルバムの中でも、盛り上がること間違いない一曲のREMIX!以前のシングルのハウスリミックスより、こういうサウンドの迫力を増したREMIXの方が好きですが、ALL I WANTほどのREMIXはなかなかでてきませんね~。

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