Retro G-Style / Freeman

(概説)

1stアルバムのころから段々とPOPSな雰囲気へと移行しているRetro G-Styleですが、ここではそのPOPS志向を一層推し進めつつ、それだけじゃない面白い明るい雰囲気も持っているシングルです。『Freeman』では、Scratchを多用しつつ、MASAYAの歌声はあくまでPOPSな雰囲気を大事にしているのが、心地よいです。たまにはこんな気持ちがいい曲も面白い。そして、このシングル注目は2曲目『One Voice』!久々にRetroらしい切ない雰囲気を全面に押し出していて、かなりいい感じです!なんともギターの音が切なく響きます。
そして気がついたのですが、IGORのRapは無理に日本語をはめるようなことはなくなって、英語Onlyになりつつあります。そして、MASAYAも1stアルバムの頃の難解な日本語の詞は影を潜め徐々にわかりやすく聞き手に伝わる言葉を選んでいっています。この辺は彼らの成長の後ですね。
今後もゆっくり見つめていけたいアーティストだなと思いました。

曲紹介

1曲目『Freeman』

なんとも明るいいい加減な雰囲気が心地よい一曲です。たまに~こういうPOPな感じの曲を聞くと和みます。それに、このMASAYAの歌声って不思議で曲によってR&BっぽくもなりPOPSな感じにもなれるいい声です。ホント。

2曲目『One Voice』

HOOKでのメロディーがなんとも切ない!いやーいい曲です。こういう感じのRetroさを残している彼らの曲はたまりませんね。好きな曲です。やっぱり、少し詞が全体として何を伝えたいかはわかるのですが、細かいところはわからないのですけどね。まあ、音がいいから!大丈夫!