01.Intro
02.Foolish
03.Happy – feat.Ja Rule
04.Leaving (Always On Time Part Ⅱ) – feat.Ja Rule
05.Narrative Call (Skit)
06.Call
07.Scared – feat.Irv Gotti
08.Rescue
09.Baby
10.Voodoo
11.Movies
12.Fight (Over Skit)
13.Over
14.Unfoolish
15.Shi Shi (Skit)
16.Dreams
17.Thank You

(総評)

とっても、かわいい容姿をしたAshanti！その容姿のせいで、アイドルや、曲を作れない人と思われがちですが、彼女は自作自演かというところが素晴らしい！あの大ヒットのFat Joeの「What’s Luv」も彼女が作った曲ですし。彼女の才能は素晴らしいものがあります。女性版BabyFaceというのが適当なのか、いや、女性版JOEか・・・という感じです。基本的にUPよりも切ない感じのバラードでその力を発揮します。彼女は、Ja Ruleとの一曲『Always On Time』が一番最初に有名になったFeat.ものですが、その後のFat Joeとの『What’s Love』でその強烈な楽曲センスで世間に知られるようになりました。そして、その美しい容姿も話題となって、売れていったのです。
そして、彼女の作る楽曲は一度聴くと耳から離れないほどのインパクトを持っているので、一度聞けば忘れません。なにより、HIPHOPのサンプリングのセンスを自然に身につけながら、R&Bを作れるという素晴らしい才能に恵まれています。
若干暗い感じをアルバム全体から受けますし、同じ暗く静かな曲調の曲が多いので、絶対飽きます・・・。まーもう少しUPでがんがん押してきてくれたほうが新鮮だったかなと思います。数曲いいのがありますが、アルバム全体で見ると平均点という感じですね。午後の気だるい時なんかに、気軽に聞ける一枚です！

(曲解説)

02.foolish

綺麗なシャラシャラという音と、ピアノの重圧な音が印象的な一曲で、せつなさが漂う一曲。一番好きな歌でもあります。

03.Happy

美しいコーラスで盛り上げつつ、ゆっくりと掛け合うような歌声がコダマする一曲。彼女の作り出す曲たちは本当に美しいですね。そして、ホーンの音が絶妙です。

04.Leaving (Always on Time Part Ⅱ feat. Ja Rule)

最初のAshantiのちょっとだるい感じの歌い方が絶妙な肌触りのいいUPです！Ja Ruleのアルバムで一際目立っていた『Always On Time』の続編ということで、ここでは、Ja Ruleがお返しとばかりに、Featuringされています。彼女と彼の出会いがなければ、どちらもココまで売れることはなかったでしょうね。

06.Call

琴のような音が印象的な一曲。そして、全体になんか気だるさが漂う曲です。サビでのRapとの絡みもさすが彼女らしいHIPHOPの絶妙な取り入れ方をしてると思います。なかなかの好楽曲です！

07.Scared Ft Irv Gotti

でも暗い気だるげな曲を披露します。ホントこういう感じの曲が好きなんですね。ギターっぽいサウンドが曲をピッと締めています。最後の終わり方もダル～な感じです。

08.Rescue

最初の音にビックリしますが、シンセの音が音に広がりを見せています。暗く、ダラーと続く曲です・・・Ashantiの渋いグッと抑えた歌いっぷりがカッコいいです。
若干暗い曲が多くてちょっと・・・飽きるかも。

09.Baby

最初のピアノの音がちょっぴりチープな感じです。そこからのリズム音への流れがおもしろい。サビでの重圧感がこの曲をグッと引き締めてくれます。この曲はカッコいいです！

10.Voodoo

ちょっとリズム音が変わっている一曲だが、メロディーラインは非常にカッコいい曲です。盛り上がるというサビではないが、Coolさがあって、スタイリッシュな感じに仕上がっています。

13.Over

ストレートに美しく優しくバラードを歌っています。スローな歌なのですが、Ashantiの微妙な転調や、歌い回しが絶妙です。この人の歌のうまさを実感できる一曲です。メロディーも素晴らしいです。

14.Unfoolish

あのP.DIDDYがトラックを作った一曲。2曲目のタイトルにかけて作った曲ですが、すごい綺麗な曲に仕上がってるし、曲として締まりがあります。やっぱり、P.DIDDYのセンスはすごいなーと改めて思わせられます。P.DIDDYのRapは、相変わらずですが、Rapと歌の割合がいい感じに仕上がっています。すごい無駄ながない曲です。

16.Dreams

子供の声がなんなの？って感じだが、サビでのメロディーは一番いいかもしれません。ギターのサウンドが非常に印象的です。最後子供と一緒にサビを歌うのは、常套手段ですが、なかなかアットホームに心を温めてくれます。

17.Thank You

後は予想外にアカペラで、ゴスペルっぽく仕上げています。歌こんなにうまかったっけ？というのは、最初のインパクトでしょうが、本アルバムではある種の統一感を出すためにこういう押しの強い歌い方をしなかったんでしょうね～。もう少しこういうストレートな歌い方で歌ってほしかったなー。

☆☆☆☆