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2006年1月 LIVE REPORTS

1月21日
SAPPORO KLASSIC 2006 〜1st ROUND〜
NORTH COAST BAD BOYZ/DS455/S-WORD/SUIKEN/DELI/565/札幌スーパーギャグメッセンジャーズ/HI-D 他
in Zepp Sapporo

曲順(AK-69)
Natural Nine
?
Staaaand Up!
曲順(HI-D)
Baby Girl
Cna I Getta
PROCEED

N.C.B.Bの新しいミニアルバムの発売を記念したイベントSapporo Kalssicは、以前のキングムーからさらに大きなZepp Sapporoに場所を移して、開催!
まず、会場に入って驚いたのが、そのセット!
MTVが入っているとはいえ、北海道のHIPHOPのライブでこれだけきちんとセットを組んだのは初めてみました。背の高いセットで見上げるようなところでDJがまわしているという凄いものでした。
そうして、DJがまわしながら徐々にあっためていきます。ただ、やっぱり彼らのファンはクラブに行く人が多いので、なんとなく最初は人の集まりも悪くスカスカな感じで寂しかったですね〜。
ようやくライブが始まる時間になって、隙間が徐々に埋まっていく感じでした。最初は関西から、ちょっと名前は忘れたけど、結構聞きやすい感じのHIPHOPの二人組みが登場!最初はみんな様子見って感じでした。
そうして、次に出てきたのが以外にもS-WORD&SUIKENの二人組み!これにはびっくり早いわ〜!と思わず思ってしまいました。メインともいえるメンツなのですが、4曲ほど披露していました。
このあと全てのアーティストが3,4曲のみの披露をしてステージを降りていきました。 この頃になると会場も徐々に込んできて、盛り上がりを見せていました。やっぱりベテランが出てくると、一味違うステージを見せてくれます。短い時間でしたがたっぷり楽しむことができました!
そして次々と出てくるアーティスト。どのアーティストもしっかり短い時間ながら存在感を見せていました。ちょっと曲が少なかったけど
そして個人的にも楽しみなAK-69の登場!やっぱり彼のRapはいいな〜カッコイイです。最初は去年でたアルバムから
「Natural Nine」
を披露!かなりUPテンポなこの曲で勢いよく会場を盛り上げます。前きたときよりも確実に認知度が上がってて、反応もよくて僕もうれしくなりました。
一曲挟んで、
「Staaaand Up!」
を披露!5曲程度でしたが、AK-69は、結構短めにサビだけをつなげてライブするので、かなり今までの中でも密度の濃いライブをして一番印象に残りました。最後は今度出るアルバムからのHI-Dとの新譜を流しながら会場をあとにするという次のHI-Dを守り立てる演出をしていったのも、仲間思いな彼らしいなと感じましたね。そうして、MCを挟んでHI-Dの登場!
HI-Dのシャウトが会場にこだまする!そうこの曲は
「Baby Girl」
最新アルバムで一番UPテンポでカッコイイ曲のイントロ!シャウトが終わったとたんHI-Dがステージ上に駆け上がります!そして、会場を揺らしていきます。このときの歓声がこの日一番大きかったな〜!一気に会場を魅了していました。そのまま会場を躍らせたまま、また新しいアルバムから
「Cna I Getta」
MIHO BROWNとのこの曲はその途中まででしたが、新しいアルバムも披露してくれるし、しっかりとこのHIPHOPファンが多めな会場にあわせて、UPテンポな曲で攻めてくるあたりがやっぱりHI-Dはライブがうまいなと感じさせてくれました。そうして、N.C.B.Bへおめでとうを言った後に、次で最後になるんだけどといって
「PROCEED」
へ。本当に3曲でおっちゃうの?と思ったけど、歌物はHIPHOPよりも一曲が長いからしかたないですよね。ちょっと物足りなくも感じましたが、この最後の曲も新しいアルバムからで、一番最後でバラードとしてアルバムの構成の中で目立つ曲じゃなかったんですが、しっかりと前を見据えてがんばってほしいというお客さんとN.C.B.Bへのメッセージ性もあって、最後を締めるのに素晴らしい選曲でした!いい雰囲気でライブも終わり。
そうして、次はN.C.B.BのHOKTの先輩にもあたる、GANGSTA D.Xが出てきます。さすがベテランといえる安定した歌を聞かせつつ、彼はあまりアーティストぶることがない人で、突然去年離婚したんだよ!といってきたこきにはびっくりしました。そういう意味ですごい聞き手に近くていいアーティストだと思います。最後には、今日はごっついHIPHOPばっかりであきちゃうだろ?っていって、HI-Dとの
「One 4 Me」
をやってくれたのはうれしかったな〜。
その後はDELIが出てきて、ここで少し休憩のために外に出ました。
そうして、戻ると、DS455が終わってすぐに、N.C.B.Bの出番!突然スクリーンに何かが写ったと思うと、なんと彼らが演じだドラマが!これにはちょっとびっくり!知り合いとかの子もいて笑ってみていたりして、こういう演出も彼らできるんだな〜とエンターテイメント性があがっていい感じでした。そして、ライブもソロあり、新曲ありって感じで、何度か彼らのライブを見ていましたが、一番楽しめるライブでしたよ!アンダーグラウンドさが抜けたといっては語弊がありますが、エンターテイメントなところがだせるようになってきたので、本当にごついHIPHOP好きだけじゃなくて、普通にHIPOHOPやR&Bを聞く人にも徐々に浸透していけるんじゃないかな〜と思ったのでした。それにしてもMTVとやったり札幌なのにやることが毎回でかくてびっくりしますわ。楽しめました、ありがとう!

1月28日
街おこし 6th Anniversary Party
Amazing, その他
in Acid Room

今年Amazing一発目!ということで、北海道を代表するイベント街おこしの6周年を祝うPartyにいってきました。今回はオリジナルトラックでの新曲があるこということで、心配半分、期待半分って感じで会場に彼女と二人でいくことに。
6年という月日を過ごしている街おこしは、6周年ってことがあるのか、年月が過ぎたからか、結構いつもよりも、年齢層が割りと高めに感じました。あ、でも僕よりも全然↓ですが(笑)
最初はダンスのショーケースがあって、R&Bで踊っていたのが、すごいかっこよかったです。うーん、やっぱり、あのスローなテンポに切れのいいダンスが合わさるほうが、見せ場が多くてダンスもカッコイイと思うんだけどな〜。スピード感に溢れたダンスも好きだけど。
さて、会場も適度に暖まってきたところで、DJプレイを挟んで、ライブの時間!
最初は、札幌でがんばっている4人組のシンガーグループSymphonyのライブでした、1曲だけでしたが、以前に見たときよりも、4人の声のバランスがよくなっていたし、歌が聞き取りやすくなってきてて、少しずつ育っていってるなーと微笑ましく思っていました。4人組は日本でも少ないので、しっかりと4人のバランスを大事にしながらがんばってほしいな〜。
そして、同じWild Styleクルーから3人組のHIPHOPグループが次にライブをしていました。その中の一人の声が非常に個性的な高音でRapしてて、おもしろかったのです、これはある意味武器になるよな〜と思いながら見ていました。
そうして、いよいよ、Amazingの出番!最初はいつもの、UPビートにのって歌っていきます。この日は、二人とも声のバランスがよくて、力強さもましていて、会場も一気につかんでました。彼らは結構掛け声が個性的なのですが、しっかり会場もやってくれてのは面白かったです。
そうして、2曲目は、初めてとなるオリジナルトラックでの歌を披露!内心大丈夫かなと思いつつ見ていると、やっぱり彼らのメロディーラインを造る能力は素晴らしく、HOOKではしっかりとのせてくれる曲に仕上げていました。ただ、サビの終わりがちょっとあやふやな感じになっているのが、直るとすごくいい曲になりそうな感じでした!オリジナルは大変とはいってたけど、これからもいいもの作れると思うのでがんばってほしい!オリジナルはいろいろトラックごと弄れるからどんどん良く出来るのも強みだし。
そうして、次ぎはしっとりとバラードで聞かせます!丁寧に歌っていて、ちゃんと言葉が聞き手に届くいていて、よかったです。
最後は、やっぱり彼らはUP Beatにのった曲が本人達も好きなんだろうな〜と思わせる感じで、上げ目で、会場を盛り上げます。二人とも声のパワフルさが増して、こういう雰囲気の曲が似合う感じになってきたな〜と思います。 ここ最近のライブでも、かなり充実した内容のライブになりました。
その後は、ちょっとおしゃべりしたり、遊んだりして楽しい時間をすごしました。よく考えたらメインゲストを見てませんでした(笑)

1月30日
FM NORTHWAVE NEXT BREAKER LIVE
松田亮治

曲順
(PV:くつずれ)
my girl
夢の中
サスピシャス
Super Star
湿性の迷路
MC(即興で歌うお題時計台&FUNK)
通り雨
くつずれ

久々に、NORTHWAVEのライブアーティストで興味がもてる人が着たのでいってきました。友人から彼の噂は以前から聞いていたので、楽しみにしていたのですが、意外にも人は少なかったです。開演の時間になると結構人もきましたが。そうして、MCが入り、最初はステージのスクリーンにメジャーデビューシングル「くつずれ」のPVが流れます。結構インディーズの曲と違って、思い切りバラッドであっさりした曲だな〜と思いながら見ていました。
そうして、ギターとピアノのバックが出てきて、いよいよライブ!最初は勢いよく歌い上げるインディーズシングルのカップリングでもある
「my girl」
最初はゆっくりと歌っていくのですが、徐々に荒々しく歌い上げていくのが、かっこよかった〜!ライブならでは躍動感っていうのが、伝わってくるボーカルでした。Kenny Lattimoreとかに非常に近い雰囲気をもった素敵なアーティストだな〜と思って見ていました。
そしてお次はネットの試聴だけで、早く全部聞きたかった
「夢の中」
を披露!やっぱりカッコイイ!そしてCDで聞いていたよりも、激しく歌い上げたりSOULを感じさせる歌いっぷりが見事でした、そういう力強くも歌えるんだけどあえて抑えて歌っているところがアーバンソウルっぽい雰囲気をだしているんだな〜と。そうして、ここでMC!なんか、いかにも好青年!って雰囲気なのがまた面白かったのですが、しゃべることも面白い!MCも絶妙にうまくて、たどたどしいのかな?と思いきや、つっこんだりとかして、そういう面でもこの人のライブは楽しめるかもと思わせてくれました。「さっきの曲は横須賀アーバンソウルとして横須賀!だけでしかうっていないのですが、今日は特別にしかも500円で、この会場で買えてしまうんです!しかも先着50名様!」と営業トークも忘れないところが素敵でした(笑)歌もすごいアーバンなんだけど躍動的で魅力的だし、さらに、なんとなく、その気さくで面白い雰囲気に会場も引き込まれていきます。そして、次ぎが
「サスピシャス」
という、まだCDに収録されていない一曲を披露してくれました。この曲はちょっとFUNKな雰囲気も持っていて、また違った彼の一面を感じさせてくれる曲でした、まだまだ引き出しはたくさんあるんだろうな〜と期待させてくれます。この辺から徐々にお客さんも、彼も会場に馴染み始めて、いい感じのMCがテンポよく進んでいきます。そうして、ここで「僕の大好きなアーティストでLuther Vandrossっていう方がいるんですが、去年なくなってしまったんですけどね。その方に届け!って気持ちで彼もカバーしていたSuper Starって曲を歌います。この曲は今度でるメジャーデビューシングルの「くつずれ」にも収録されています」
「Super Star」
このカバーがこの日の一番の絶品の一曲でした!いやーこれほどこのカバーをソウルフルに心地よく歌い上げる日本人は聞いたことがありませんでした。正直Ruben Staddardもカバーしていましたが、それよりもよりシンプルなバックで歌い上げるので、素晴らしかったと思います。より忠実にLuther Vandrossのカバーに近づけて歌っていたのもよかったな〜最後の女性コーラスがあれば完璧でした。素敵な一曲でしたよ。そして、また次でるシングルから
「湿性の迷路」
アーバンソウルらしいメローでちょっとエッチな歌詞がいい感じでしたね〜、ちょっと湿り気を帯びたような歌声でしっとりと歌い上げる彼に会場も引き込まれていきます。
「はい、これが今度のシングルのカップリングになる曲で、ちょっとエッチな歌詞でお送りしました。」 とちゃんと笑いもとってくれるのもおもしろかったな〜また彼らのライブを見てみたいな〜と思わせる演出もしっかりしてくれていました。
そうして、ここでいつも横須賀のCLUBでやっているときの状況を交えて話しながら、そこでやっている即興でお代を出してもらって歌うというのをやることに。それに、拍手でこたえる客席!それがうれしかったのか、「札幌のみなさん反応がいいですね〜うれしいです。横須賀のそのクラブなんて酔っ払いばっかりで全然だま〜ってって聞いているだけで反応ないですからね〜。」なんか彼独自のなんか諭すようなしゃべり方が妙に面白くなってきて会場も笑いに包まれていきます。そうして、お題は、「時計台」ってことになったのですが、難しそうな顔をしつつも、「FUNKバージョン、ボサノババージョン、ブルースバージョンの三つのブレンドがありますが、どれになさいますか?」
ってことで、FUNKバージョンに決定!
FUNKな時計台・・・?って感じでしたが、なんとかやり始める!これが結構面白かったのです、途中で歌詞が思い浮かばなくてここで時計台っていったら、もう先がつづかない〜って歌っていのがうけました。
そんなたった40分程度なのに、すごい密度の濃い楽しい時間が過ぎていきます。そうして、曲に戻って
「通り雨」
へ。この曲がこの日Super Starの次に素晴らしかったです、かなり激しくシャウトしたりもして、かっこよかったです。この曲聞いたときにこの人はいい!っと確信させられました。結構スウィートなメロディーの中にも躍動感を持たせたSOULFULな歌を展開してくれます。この曲ききたいな〜CDで。そうして最後は
「くつずれ」
今度のシングル曲でもあるこの一曲を。最初のPVではちょっと線が細いというか綺麗過ぎる歌かなと思ったのですが、ライブで聴くとまた違って、聞こえてきました。歌で力んだときに見せるセクシーさがたまらなかったですね〜!最後はNorth WaveのDJと絡んで終わりでしたが、そういうときのちょっと面白い雰囲気と歌のかっこよさのギャップも面白い人でした。
誰に近いというと失礼なのかもしれないのですが、本当の意味で本格派だって意味を込めて言うと、Kenny LattimoreやLeon Wareなどの雰囲気にとても近い人で、まさにアーバンという言葉が似合うアーティストなのです!こういうアーティストってここ最近いなかったので、うれしい新人アーティストの出現です。またライブみたいな〜!

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