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2003年5月 LIVE REPORTS

5月11日 SOUL'd OUT CLUB TOUR
SOUL'd OUT

曲順
・MINE
・LUCO

SOUL'd OUT
Diggy Diggy Diggy
ウェカピポ
HUNTER
S.O Magic
Fly Time
(EC)
曲名がわかりませんでした・・・

 2年前に今井大介さんと一緒に北海道に来て以来のライブとなる彼らがどれだけ成長したのか見るチャンス!
ってことで、いってまいりましたー。もうすでに、売れに売れているアーティストですから、当然会場入りすると、人人人!
どこの誰とかはあまり覚えてないんですが、3組のDJがまわして、全員にサイドMCがついていたのには、ちょっとびっくり。
なかなかR&Bが多めでいい感じでした。レゲエが少なめだったのが、逆に盛り上がりすぎずにいい感じでした。
で、まずは、地元勢!ってことで、レゲエシンガーのMINEから女性のDJをいつも従えていますね。
実は、MINEさんみるのは、3回目でした。彼女ホント段々うまくなっていってますねー。3曲ほど披露して、いきました。
徐々にうまくなっていってるように感じました。
次は、LUCOというはじめてみる女の子。初めてのライブということで、ちょっと緊張気味でしたが、結構本格的にトラックも作って歌ってたのには、ビックリ。札幌でもここまでトラック作りこんで歌ってる人って少ない気がします。それにアゲメな歌でこれだけ歌えればうまいほうだと思います。あとは、じっくり聞かせる曲が歌えたらもっといい感じがします(前座なので盛り上げないとダメなので難しいですが、バラードじゃなくて聴かせる曲ができると前座は一番盛り上がると思います)。

 いよいよ、SOUL'd OUTの登場!会場一気にももりあがる!
まずはTrack MasterのShinnosukeが登場!一気に歓声があがり、最初はこの曲から、1stに収められていたこの曲「Diggy Diggy Diggy」!
Bro.HiとDiggy−Moがゆっくりとステージに現われる。会場はいきなり立てノリで、大盛り上がり。
彼らは自ら手を上げて、客に手を振らせる!それにしても、Diggy-MoのRapの速さに会場も舌を巻く。
彼らの歌ってすごいノリ易いです!
 連続で、代表曲「ウェカピポ」へ!!!会場もこれには大盛り上がり!でも、一緒には歌えない(笑)むずかしい〜!
でも、みんなで手をふって楽しく楽しめました。ホント、楽しいし!彼らのラップの凸凹感というか、2MCの声の違いが絶妙に気持ちいい!
会場全体が揺れ動いてるような心地よさ!しかも、Bro.HiのHuman Beat Boxは絶好調!キレがあってカッコいいです。こんな音までやってるのかーと思うと驚きでした。会場の客も、体を思う存分揺らしてノッていました。
Diggy-Mo「SOUL'd OUTですー。なんかホント北海道は久々なんだけど、今日はまずは、何はともあれ札幌についたらラーメン食いました。」
Bro.Hi「うまかったねー。」いきなり、食の話か、おまえらは!面白かったです。
Diggy-Mo「今日は楽しんでいってください〜」
ってことで、お次は、「HUNTER」!
会場も、かなり熱くなっています。Bro.HiのRapがシャープでカッコいいんですわー。そして、この曲の途中でいきなり、
「しゃがめーーーーー!」
という号令が!みんなしゃがんでましたが・・・僕は狭くてあまりしゃがめず。
みんなをしばらくしゃがませていました。
たたせようかなーというそぶりをみせて、なんもいわなかったり、このときが一番楽しかった!
しかも、そのあと、客も吹っ切れたように、ノリがよくなったし、のせるのが、最高にうまいやつらだなーと感じました。
そして、ここで、またMC
Diggy-Mo「まずは自己紹介ってことで、後ろにいるのが、Track Master Shinnosuke!そして、こっちが、(Bro Hiの紹介なんだけど、Human Beat Boxを織り交ぜてめっちゃカッコいい!しかも、その後)」
Bro.Hi「こっちが、Diggy-Mo」こちらも、Rapを織り交ぜて、自己紹介し、そして、Bro Hiの超絶Human Beat Boxが炸裂する!
ホントすごいんです!口がどうなって、こんな音がでてるんだー!って思うほど、物凄い・・・言葉になりません。
あれは、見たものしかわからない、すごさです!
そして、Diggy-MoのRapが加わる・・・これも、物凄い高速Rap!なんで、かまないんだー!って思うほどすごい!
楽しい、カッコいい!惚れましたねー。かっこええわ。そのまま一気に「S.O.Magic」へ!
会場は一気にBounce、Bounce!飛び跳ねて最高に盛り上がって、ライブは終了へ。

ここまでの魅せられて、おさまるわけなく、アンコールの声が鳴り響く。
そうすると、また3人がでてくる!
Diggy-Mo「このツアーで札幌が初のアンコールですー!」とうれしいことを言ってくれる!
Diggy-Mo「なんか、やっぱり、札幌がラジオやってるからか、一番盛り上がってるよ!」
Bro.Hi「うん、ホント他よりも断然盛り上がってます。」
なんか、この二人の会話はすごいかわいらしいところもあったりして、それを表現できないのが悔しいのですが、彼らのトークも面白いので、必聴です!是非彼らのライブはあじわってほしいなー。
そして、アンコール!この曲は最近、ピースじゃないことが多いので、ってことで、愛あふれる曲をってことで、リリースされていない彼らの曲をやってくれました。なので、名前はわかりません。
でも、最高に楽しかったです。

SOUL'd OUT以外も見ようによっては楽しかったですし、進んで楽しまないとね。公式HPにはそれっぽいこと書いてるけど・・・当たり前ですがCLUBのライブなので、前座というか地元勢がライブをするのは、当然です!あれでも早いほうだと僕は思ってます。それも楽しめてこそ、CLUBでライブを聞く価値アリー。つーか、DJ PLAYとかも楽しまないとー!

5月24日 mo' bounce to the ounce tour
久保田利伸

曲順

01.SOUL BUNGIN'
02.Shake It Paradise
03.Indigo Waltz
04.My Bad
05.無常
06.北風と太陽
07.Cymbals
08.What's Going on
「FaceFace」 - Felicia Graham
09.What's The Wonder?
10.In The Mood
11.Missing
12.永遠の翼
13.AHHHHH!
14.LA・LA・LA LOVE SONG
15.Never Turn Back

(EC)
16.TIMEシャワーに射たれて
17.TAWAWAヒットパレード


 ついに2年ぶりの久保田のツアーです!まあ、前は4年ぶりとかもあったので、早いほう!
でも、やっぱり、UNITED FLOWや、Nothing But Your Loveなどの名作アルバムや、Baddest 3やIn The Moodなどのベスト盤の発売があり、自ずとこのツアーの完成度の高さも、始まる前からある程度期待できるものでした。
 やっぱり、彼のライブは、バックが素晴らしいこともあり、期待できる!そんな興奮状態の中、彼女(久保田は初らしい〜)と一緒に、会場の真駒内アイスアリーナへ。
すると・・・会場横の芝生で、バックのラルフや、フェリシア、スティーブDなどが、フリスビーやら、ベースボールやらをやりながら、遊んでる・・・しかも柿崎さんまでいる!なんか、こういうラフな感じが、いかにも外国人のツアーメンバーだな〜と思いました。こういうリラックス方法なんでしょうが、こういうラフさが、本番でもいい意味でのラフさ加減にでているんだなーと思います。
たぶん、ラルフは、フリスビー投げたら、割ってました(笑)。みんな、早めに来た方は、芝生の横の土手みたいなところで座ってその風景を眺めているのどかな感じでした!うーん、長閑〜。ステキだわ!ライブ前にこういうのも素な彼らがみれていいかも!

して、会場入りのために並んで、いよいよ、アリーナに入場〜!A5とかいう場所だったので、どの変だろう〜5だからうしろかなーと思ってたのですが、なんと一番前のブロック〜(ブロックの中では後ろのほうだけど、3回目にしてやっとこんなに前で見れましたよ!)!久保田のライブでこんな前なんて、始めてー!(なぜか、ファンクラブに入っているときはライブがないという状態が続いていたので、現在はファンクラブには入会しておりません〜今度また入ろうかなー・・・)この時点で、テンションは鰻上り!くぅ〜、たのしみだぜー!と心で思いながら、彼女と話をしたりしておりました。
して、いよいよ、時間になると、前の方もみんな席が埋まり始める・・・
そして、照明がステージにつくと、スティーブ・DがDJで、回し始める。
古いSOULやR&Bを中心に、それに、久保田のUSでのリリース曲などを織り交ぜつつ、流していきます。うーん、つなぎがうまいです。しかも、久保田の曲ってやっぱクオリティー高いよー!全然SOUL Classicとかに見劣りとかしないですもの!と改めて、久保田はいいなーと思いつつ、みんな座りながら、スティーブの皿の回しをみている。(若干何名かは立っていましたが・・・正直立ちたかったけど、ちょい我慢(笑))
 そして、ついに、ステージのメンバーが全員ステージ横から、出てくる!そして、それぞれの位置に移動すると、歓声が上がりいよいよ久保田の登場!すると一気に会場のお客さんが立ち始める!
 いきなり最初はこの曲で、ブリブリにFUNKYにいきます!
『SOUL BANGIN' (Body Bounce)』
会場も最初からテンション一段階上げて乗っていきます!久保田も、腰をフリフリ歌っております。やっぱ、この曲は絶妙な盛り上がりを与えてくれます。盛り上げすぎず、徐々に盛り上げていくようなじわじわと体が動き出していきます。
照明もステキで、明るくパッとした感じが、一気に気持ちを盛り上げてくれます、バックの演奏も、コーラスの4人の声も顔も、全てが華やかに耳に目に入ってきます。
そして、そのまま一気に懐かしい一曲
『Shake It Paradise』
へと!最初懐かしすぎて、曲名がわかりませんでしたー(爆)。
あはは。この2曲で、あっという間に体に火がついたように、ほてります。心地いい〜。
会場のみなさんも、年代関係なく、FUNKYな人が多いのか、踊る踊る(笑)。少なくともみんな体は揺らしてて、すごい自由に曲を聞いている感じがして気持ちよかったです。
そして、スポットライトが久保田に当たり、MCへ。バックはリズム音のみ残しつつ、久保田はRap調でMCをしていく。
「2年ぶりだーねー、2年前はもっと寒くて、凍えそうな季節だったけど、今日は、今日の北海道は、今日の札幌は、一年の中でも、一番気持ちがいい〜季節だ〜ねー。」(この独特のMC+RAP+歌を表現できないのが、くやしい〜!面白いんですよー!) 
「2年前は、ここアイスアリーナじゃなくて、月寒のグリーンドームだったけども〜、今日は〜右の方も〜左の方も〜そしてありなーの方も、そして後ろのあの奥の小さくて見えないかなーって方も、ぱっつんぱっつん(ウケタ)に一杯入ってくれてありがとう〜。今日はいっぱいいっぱい楽しんで行ってね〜。」ぱっつんぱっつんって、何じゃー!(爆笑)
「ここ札幌のお客さんは、2年前もFUNKYな道産子ばっかりだったけど〜、今日もバッチリ、”ド”FUNKYなんで、自由に見てもらってかまわないけど〜、立って見て貰っても、座ってみてもらっても〜、かわなまいけどー。立ったり座ったり、座ったり立ったりしてもかまわないけど〜。自由に見たもらってかまわないけど〜、前の人が立って、後ろの人が、どっこいしょって座っちゃうと、後ろの人は、全然みえないか〜ら〜、それは困るから〜、みんな、すわろうか〜な〜。こんな細かいこといってうるさいかもしれないけど、次の曲はそんな座って聞くような曲なんだよ〜」これが傑作!面白いし、ちゃんとお客さんの心理にまで気をつけてくれている優しい久保ちゃんが素晴らしかった!!でも、なんか一杯一杯になりながらRapする姿はかわいくもありました。
そして、懐かしい曲は続き、切なげなピアノの伴奏から僕が大好きな一曲
『Indigo Waltz』
へと・・・うーん、泣けます。しっとりと艶やかに歌い上げていく久保田・・・もう、うっとりと聞きほれるしかありません・・・
僕が好きな久保田の曲でもかなり上位の一曲で、心にしっとりと入り込んできます。
やっぱり、この曲の出だしはグッと来ます・・・久保田も切なげに歌い上げ、バックがそれを盛り立てます。やっぱり、演奏がいい感じに響きますねー。最後のLalalala〜ってメロディーをコーラスと掛け合いながら歌うところは最高に迫力がありました。
 ここでやっと普通のMCへと移ります。
「えーと、今日は、こんな会場の右から左までぱっつんぱっつんにホントぱっつんぱっつんに集まってもらえてありがとうございます。2年前の冬ですか?ここじゃなくて、向こうの月寒の方のグリーンドームでライブをしたのが、ちょうど2年と半年前の寒い冬でしたが、今は、こんなステキな北海道らしい季節で、よかったです。」
「ちょうど、1?日前?ぐらいに来て、ラーメン屋さんで、ラーメン食べたんですが、あれですよね、札幌はみそっていわれてますけど、実は醤油ですよねー。」(確かに、みそは濃すぎるところもあるしなー・・・)
会場から教えてーという声がでますが
「いや、教えれないんですよ。教えると大変なことになっちゃうでしょ。」
「今日は、できるだけ、曲を多くやろうかなとおもいます。(会場から拍手)だから、トークは短めで、二年待った分思い切り歌いたいと思っています。」
「そういえば、この会場の少し前から、アリーナ級の会場でライブなんですよ、っていやアリーナなんですけどね、ここは。で、だいたい、こういう端の方ってあるじゃないですか?」2階席の端のスピーカーよりの方を指差す
「こういうところって、普通はスピーカーとかがあるので、見えないんですよ。だから、関係者とかの席になって、それなりのノリで見てる人・・・ようは、腕組んでみてるような人が多いんですけどね、今日は、一般のお客さんも入ってるので、よく見えるんで、よかったです。あ、僕の場所見えますか?(手を振る)あ、見えるんですねー。」
後ろに少しさがる・・・
「ここでも見えますか?!あ、見えるんですか!じゃー」
とドラムのラルフのところまで下がる・・・
「ここでも見えますか?!」会場から見えるよーって声があがる!
「すごいねー、もうバッチリですね。ラルフの見えちゃう?へー。」というと、ライフに向かって「Could You See Everyone・・・」みたいなことをいうと、ラルフが嬉しそうに手を振ってました。
「と!こんなことしてるから、歌う時間がなくなるんですね。では、早速!このツアーのメンバーはこういう感じなんですが、えーと、紹介はあとでちゃんとします。で、次に歌う曲は、ツアーのメンバーはなんでToshiは、この曲をシングルとして売らないんだ?っていうぐらい気にってる曲です。僕には、ちょっと日本で売るにはサウンドが硬いというか、渋すぎるかなーと思っているんですが、(そんなことなーい!!!!俺も好きな曲でした)そんな曲を聴いてください。」
という曲紹介で始まったのは、『My Bad』
そう!この曲の始まりはドラムの打ちつける音が乾いたような感じで心地いいんです!この曲United Flowの中でも相当好きな一曲です!跳ねるようなメロディーラインがCoolだし、やっぱりR&B好きには嬉しいところです。そして、途中でHuman Beat BoxをDJがやりながら、グッとカッコよさを増しています。バラードなんだけど、最高にCoolな一曲でした。
そのまま、Smoothなキーボードのメロディーから
『無常』
Mos Defがきてくれればなーと思うほど、よかったです(Mos DefのRapはオケみたいでした)。完璧!MoodyにSmoothyなサウンドが繰り広げられます。Mos DefのRapの時は、コーラスの人たちを前によんだり、ダンサーと絡んだりして、つないでいました。
自然と腰が揺れるようなMoodyなサウンドでした。

そして、懐かしいこの一曲を!一気に、バックが盛り上がる!
『北風と太陽』
そうこのご時世だからこの歌なんだろうなー。と思いました。この歌は、リバイバルっぽくされて、昔「北風と太陽(Bro.HUSSEIN & Bro.BUSH)」という名前でKUBOJAHに収められていました。まさに、湾岸戦争時の歌なのですが、いまイラク戦争で、この名前の二人が争っていたのだから。結構久保田はそういう反戦的なイメージを歌うことが多いのですが、僕は大いに結構だと思います。アーティストって何かを表現する人なんだから、堂々と反戦なら反戦といえる人でいてほしいのです。こういう回りに消して流されないところも久保田の好きなところです。
そんな戦争話は置いておいて、すごいステキな軽快な歌でした。
心地いいリズムに乗りながら、バンドのメンバーもすごい楽しそうに演奏し、ダンスし、歌っていました。手を振りながら、体を揺らす。
そして、お次は、懐かしいこの一曲!
『Cymbals』
ホント久々に聞きました。この前のベスト版に収録された一曲ですが、爽やかな雰囲気でありながら、心を動かす力を持った一曲です。一気にバックも静かに雰囲気をだし(こういう切り替えがうまいのもさすが一流のバックミュージシャンたちだなーと思います。)久保田もステージ中央で、ライトを浴びながら歌っていきます。

ここで、MCが入ります。でも、MCの間もちゃんとバックのリズム隊がサウンドとつなげているのがいい感じでした。
「えーと、北風と太陽っていう曲とCymbalsでした。なんか、北風と太陽でも歌ってますが、最近Peathfulじゃない出来事が世界で起きています。そんなことは、やっぱりよくないと思います。テロだ、戦争だ、といやなことが多いです。
後ろの、このマーク(うしろのスクリーンにマークが映っている)は、?大陸をかたちどったものです。?大陸というのは、今の世界の大陸が分かれる前の、一つだったときの大陸です、このように世界は一つで、僕がよく言う言葉に、As Oneっていうことがありますが、一つに平和でいれたらなと思っています。みなさんは、平和だ戦争だと堅苦しく考えて今日のステージを見る必要はありません。ただ、久保田はこんなことが言いたかったんだなと心の奥に考えていてくれるだけでいいです。
そこで昔Marvin Gayaが歌った世界的に有名な一曲があります。この曲はよく聞くとわかるのですが、ちょうど出たのが、1970年代、つまりアメリカがベトナム戦争をした年にあたります。この歌も世界の平和を祈って書いた歌なんだと、おもって聞いてください」というと、久保田は、ステージを後にし、4人のコーラスがでてきて、この名曲
『What's Going On』
を歌う。すごいやっぱり迫力が違いました。こういう久保田の説明があって聴くとまたいままでのただの古いソウルの名曲という印象とは違った素晴らしい歌として響きました。
そのまま、4人は、コーラス隊で、歌をつなげていきます。そして、コーラス隊の中心的人物である。フェリシアが前にでてきます。そして、今度世界デビューを果すという彼女の歌が始まります。すごいバックサウンドのしっかりした今風なビートと、90年代風のしっかりしたメロディーがうまく融合した『FaceFace - Felicia Graham』を披露してくれます。(あとでしったのですが、この曲を買ったら、実は、カップリングは、あのMarc Dorcyと一緒にやってるじゃないですかー!びびった・・・)暗く反転したり照明の効果がうまくでたステージでカッコよく歌を披露してくれます!
そして、フェリシアの歌が終わると、なんとも懐かしい曲を!
『What's The Wonder?』
なんか、この辺から徐々に歌い方も、ダンサーもSexyな感じになっていきます!
グルーブ感たっぷりなこの楽曲ぐらいから徐々にMoodyなグルーブが会場を包んでいきます。ダンサー一緒に踊る久保田もかっこいい〜!いい絡みっぷりです。

そして、SOULFULな曲が流れ始める。そう、Whispersのカバー曲であるこの曲『In The Mood』を披露!
会場中が一気に久保田に引き込まれる。女性のダンサーが数人出てきて、ステージ中央で歌う久保田の周りで踊ります。
コーラスもしっとりとした香りを漂わせています。
そして、一人の女性ダンサー(かおりさん)が、ステージ右奥で、椅子を使ってSEXYに踊りだす・・・なんとなくそちらを見とれていると、今度は久保田が、その女性が踊っていた椅子をステージ中央にもっていき、腰をかける・・・
すると、女性ダンサーが、来て・・・足を開いて、久保田の上に、またがったのです!メチャメチャSEXYで、カッコよかったです!
思わず息呑むほど、カッコよくて、見とれてしまいました。女性の背中に手をまわし、女性も足を両方広げて、すごいいやらしいというか、セクシーでカッコいい格好でした。うんいいわー!
照明も赤くいい雰囲気を醸し出していました。本日のライブでのハイライトといっても言いぐらいステキな演出でした!
まさに「In The Mood」のタイトルに偽りないステージでした!

そして、一気に会場が暗転して・・・なんとあの名曲!ホントライブで聴くのは、ひさびさな、
『Missing』
を披露!この曲は本当にいいんですよねー。心を締め付ける何かがあります。
そして、素晴らしかったのが、照明!最後のLalalalala〜という歌声に合わせて、徐々にステージ中央の久保田への光の筋を増やしていき、最後の最後には、その筋を客席側にスーと向けていく・・・あの演出はすごかった!感動してしまいました。
みんな感動で、口あんぐりもしくは、涙がとまらないような状態の中、MCが始まる。
「へーと、今お送りしたのが、Missingでした。そして、その前に歌ったのが、カバー曲でもある、Baddest〜In The Moodに入ってる一曲です。この曲はすごい激しい歌詞なので、やるなら、ステージの方もあれぐらいにしたんですが、どうだったでしょう?そりゃーやりぎだろう?って感じですか?じゃー、そりゃーやりすぎだろ〜?って方は拍手(まばら)。じゃー、よかった、これぐらいがちょうどいいって人は?(大拍手!喝采!)」これには、久保田もうれしそうでした。
「おー、すごい、さすが、FUNKYな街札幌ですねー。めちゃめちゃ札幌の人ってドFUNKYですよねー。あれでやりすぎじゃない。ってことは自信もって、次の大阪でもやりたいとおもいます(拍手)。札幌のどさんこは、いいっていてくれたといっておきます。」
「で、僕のツアーっていうのは、こういう風に、外人のコーラスやバックが多いんですが、それは、僕自身がこういう外人のGrooveが大好きだから、徐々に徐々に、外人のコーラスを増やしていって、最後には、外人だけになっていったんですが、そういう中でどうしても、徐々にやらなくなったっていう曲もあります。で、その曲をこのツアーではやっているんです。ようは日本語のコーラスの曲なのですが、彼らカンがいいので、大体の日本語のコーラスは短ければできるのですが、長くなると、ちょっとできないってことで、がんばってもらってたんだけど。なんか無理にやってもらうよりも、こうやって紙を見てやってもらったほうがいいってことで、ここまでは、紙を見ながら、下においたりしてね、こうやって、すかしてみながらやってたんだけど、ここのようなスポーツアリーナのような大きな舞台なら(ここで、客からアイスアリーナだと突込みが入る・・・)・・・あ、いや、わかってますよ。ここは真駒内アイスアリーナね、それぐらいわかってますよ。いやそうじゃなくてね(このへん相当受けました)スポーツアリーナ系ってこと。で、こういう広いスポーツアリーナでやるからには、もう俺たちは大丈夫だと!彼らが、もうこんなのなくても大丈夫!絶対うまくできる!まかせてくれ!っていうので、今日はカンペなしてやってみることにします!」
ということで、次の歌はライブで聴くのは、はじめてなんじゃないかなー。
『永遠の翼』
全然久保田の心配なんかよそに、うまくコーラスの4人は歌いこなしていきます。うまく言えると、会場からも拍手が。
最後のコーラスなんて、熱唱してましたし。
会場も一緒になって歌っていました。ここで、会場とステージがすごい一体になった感じになれました。その勢いのまま、これも懐かしく、そして久保田の曲の中でも最高にカッコいい
『AHHHHH!』
を披露!会場十で、AHHHHH!と歌い盛り上げます!体を縦に!ジャンプしながら、心地いい!踊りも踊りながら、最高に盛り上がった瞬間です。
ステージ上も、ラルフやスティーブD、コーラス隊全員が楽しそうにしています。こういう雰囲気が外人の好きなところでもあります。本当に楽しそう。その楽しそうな雰囲気を見てるとこちらも楽しくなってしまいます。
そして、そのままなつかしの名曲
『La La La Love Song』
最初の抑えた感じから、はじけるようなそんな雰囲気で、この曲では、すごい華やかな感じがしました。本当に大好きでいい曲です!なんだかんだいって、一番好きだなー。
この歌では、お得意の3回手拍子するのも忘れず、やっておきました。この辺は、ダンサーのうまさの見せ所でしたね。どうやって、あれだけの客の体を動かしてやるか、そういうところがうまく出来ていました。個人的には実はこの曲、アコースティックのバラードバージョンがあるのですが、そちらも聞いてみたかったなー。
この3曲は、ホント駆け足で、時間を立つのも忘れるぐらい楽しかったです。久保田ワールドに完全に引き込まれてしまいました。
そして、ちょっとビートを落として、なんと、洋楽のアルバムから!
『Never Turn Back』
が披露!この曲も聞いてみたかった曲です、もちろん、FugeesのPrasは来てませんけどね、そのかわり、ドラムのラルフが、いい感じのRapを披露していました。カッコよかったですねー。トシ!,ラルフ!と掛け合いでRapしてるのは。
そして、乾いた空気感を持つこの曲らしい雰囲気が心地いい!そして、この曲では久保田お得意の、独特な手の動きが見れてすごい嬉しかったです。久保田の手の動きって昔すごいまねしたんですよねー。おかげで今でも歌歌うときその癖がでてしまいます・・・でも、手でリズム取ってる感じがカッコいいんですよねー。このライブではその場面が少なかったので、余計嬉しかったです。そして、コーラスとの絡みも一番よかったです!かっこえがったー!
洋楽のアルバムなので、聴けるか心配だったのですが、嬉しかった!最後はアドリブっぽく盛り上がって、終了!
 そして、札幌ありがとう〜という声と共に、会場を後にする久保田とメンバー・・・
 もちろん!アンコールの手拍子がなります。もちろんこのまま帰るなんてもったいない!まだまだ!って気持ちがありました。
すると、コーラス隊がまた出てきます。
そして、ラルフが会場に向かってToshiを呼ぶようにいいかけ、全員でToshiというと、久保田登場!
そして、なんともなんとも、懐かしすぎ!っていうぐらい懐かしいこの名曲が!
このままおわっていいのかーっていう声と共に、
『Timeシャワーに打たれて』
この曲聞いてみたかったんだー!あのRapが聞けるとは!生できけるとは!
ホント興奮でした。あのRapとも歌ともつかない、久保田しか歌えない歌詞が、やっぱり凄まじかったです。
歌もアーティストと共に進化するんだなーとつくづく感じた瞬間でした。
なんか、この曲の間に、コーラス隊と、久保田でお遊びで、道産子〜!とか歌わせていました。
最高に楽しい一瞬でしたねー。
そして、お次は、やっと来たか!っていうお決まりの一曲!始まったとたん、会場中が踊りまくってる感じでした。
『Tawawa ヒットパレード』
歌も楽しいんだけど、やっぱり、これ!Funky Dance!のコーナー!
これがないと久保田のライブに気が気がしない!って感じなんですが。
「これがなくちゃーはじまらない!みんな用意はいいかーFunkyFunkyDanceing!」
ってことで、ダンスコーナーです。
「まずは、みなさんに踊ってもらいます。まず、アリーナの奥のほう、えーと照明おねがいします。そうそうその奥の人手あげてー!で、その丁度真ん中ぐらいの方から、右側ー!と左側ーでわけます。あとは、アリーナと!で、その3組に分かれておどってもらいます。今回のツアーは、Mo'Bounceってタイトルなので、バウンスダンスをしたいと思います。」
「まずは、右側ー!準備はいいかー!じゃー、みなさんのダンスの先生を紹介します!」ということで、ダンサーが一人降りてきます。
「いいか〜い。いまから先生がお手本を見せてくれるから、しっかりみておくように。」
というと、ダンサーが軽快な音楽に乗って足と手をばたつかせる、そして、くるっと反転!
え、あれやるの?と個人的には思いつつも、やらせる!めちゃくちゃ難しいのですが、反転はさすがに無理なので、手とばたつかせたり、腰を落としたり、みんな恥ずかしいっていうよりも、全員が雰囲気に飲まれて楽しんで!やってる!
「はい、これが〜ばたばたしてるので、わかるとおり〜鳥!鳥ダンスだー。じゃー、一回先生の後についてやってみよう〜。」
ということで、ダンサーが踊るのに続いて会場が踊る!アリーナの二階席が全部同じ踊りをおどっているのは、壮観である!
すごかったです。そして、
「じゃー、次は〜こっちー、左側ー!」
「同じように先生がダンスをしてくれるから、それにつづいて踊ってください!」
ということで、馬にまたがったようなカッコウをして、馬のりダンス!
これも、全員でおどるのは、すごかったです!
そして、「最後に〜アリーナー!アリーナ席のみなさんの先生は〜〜〜〜僕です〜!」
そう、毎回アリーナ席の先生は久保田先生なんです。
「僕が講師なんですが、今回のダンスは今までやってきたなかでも、一番に!一番に恥ずかしい!いやいやいやでも、みんなならできるはずだ!今日のMo'Bounceツアーなので、バウンスってことですが、人間が最初にバウンス、ゆらり〜ゆらり〜っていうのを感じるのは何か!?といいますと、そう、みんなのおかあちゃんが、おんぶしてくれて、よしよしよしってやってくれるときのあの感じを思い出して作ってみました。」
というと、スローダウンとバックに指示をだし、曲のテンポがゆっくりとなる・・・
すると、「まずは、体を左右にゆーっくりと揺らして、おんぶするように、後ろで手を組んで、赤ちゃん落っことさないようにね!そして、お母さんも、こうずっと子供をおんぶしていると、腰がいたくなります。なので、腰をん〜〜〜と上に伸ばして、背筋を伸ばして〜。すると子供が落っこちちゃうので、急いで、すっととってください(いきなり腰を落として、子供をまたおんぶする感じ・・・せつめいできん!)」これには、会場大爆笑。子供落ちちゃうよそんなことやったら!
おもしろいわー、久保田さん!
「じゃー、やってみましょう〜」
ということで、アリーナ席全員がそのヘンテコなダンスをする・・・おもしろい図だったろうなー。
そして、3組あわせてやってみようということになり、演奏もついて開始!
楽しかったです。この楽しさは会場に来なければ味わえません!
「ありがとう〜!」
というと、Tawawaヒットパレードに戻っていき、最後は大盛り上がりのエンディングでした!
コーラスもすごい生き生きとしているし、演奏もカッコいい!
最後は盛大にもりあがりました。もう、最高な汗もかいたしおもしろかった!
そして、久保田に呼び出されて、ステージの前にでるメンバー!
ラルフたちの紹介をして、みんなで挨拶をして、ラルフたちを帰します。
そして、最後は久保田が会場の中央に残り少しMCを
「今日はありがとうございます。ホントこんな一杯のお客さんが、2年もたってるのに、きてくれて、非常に嬉しい限りです。つぎも、そして、これからもずっときてくれると嬉しいです。そして、札幌のみなさんは、このままのFunkyさ加減で、これ以上になってはダメですよ、これぐらいのFUNKYさ加減でいてください。また、今度お会いしましょう」
会場からは大拍手が!そして、去っていく久保田。
もう、満足!短いと感じることもないし、長いとも感じない、満足感と、充実感が感じられた素晴らしいライブでした。本当に心に残る、体に刻まれるライブでした。
このツアーが終わるとすぐに久保田さんはNYの方へ帰るそうです!「Nothing But Your Love」の続きとなるUSでの3rdアルバムの製作でしょうかねー。めちゃめちゃそちらが楽しみ!僕は久保田はやはり世界に通用する器をもったシンガーだと思っています。是非是非、ビルボード アーバンチャートランクインを目指して、クオリティーの高い音楽を作って欲しいです。
この際前作にも増して、D'Angeloや、もちAngie StoneとRaphael SaadiqとRootsも含め、向こうのデカイアーティストとたくさんコラボレーションして、いい音楽つくってほしいー!

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