MYA / Moodring

(概説)

どっちかというと、影が薄いアイドルMYAの新譜です。でも、Blackstreetと一緒にやったり、歌唱力という点では申し分ない、シンガーです。もう出たのは、7月なのでかなり前ですが、地味にいいアルバムです。Beyonceや、Ashatiがでて話題になりましたが、Ashanti、Beyonceよりは、個人的にはこっちの方が好きかなー。アルバムの完成度がいいですもん！Beyonceは、あのサントラの曲が入ってたら、ぜんぜん評価違ったのなーと思っている今日この頃です。
このアルバム、全体的にもProducerが多彩でありながら、マトマリがあって、完成度高いです。現在のR&B界の女性アーティストとしては成功といえる作品でしょう。軽めな最新のR&BにPOPS要素を混ぜたものが聞きたかったら、彼女の作品をオススメします。

(曲解説)

01.My Love Is Like Woman

シングルカットされた曲です。サウンド的にはMissy作品らしく、かなり革新的で奇想天外！それでいて、聞いていくうちに馴染んでいくのが不思議です。この奇想天外なトラックと激しいWow〜！っていうサビの掛け声に、Myaのかわいい歌声が絡むと自然と聞ける曲になっていくのが、面白いです。最後にかけてフランクにシャウトしていき、盛り上がって終わっているのが、最初を飾るに相応しい！

02.Fallen

この曲やばいです！特にシングルカットされるのに入ってるRemixはすごいカッコいい、是非下のOfficialで試聴できるので、聞いてみてねー！この曲は、暗めのトラックに爽やかで、透き通るMYAの歌声が溶け合いDarkでいて美しい曲に仕上がっています。曲全体として疾走感があって、爽やかでオススメです！ネタは、ファーサイドと一緒！です！本当にオススメトラックです！

03.Why You Gotta Look So Good?

実にFunkな雰囲気を持つ一曲。ビートが主体のサウンドに、うまく彼女が絡んでいっています。自分の声を重ねることで、曲としての厚みをだしていますね。

04.Step

こちらも、MISSYらしいダウンビートにのって、ガッツリとFUNKに歌いこんでいきます。MISSYとの相性がココ最近じゃ〜一番いいアーティストかもしれませんねー。なんか、MISSYの灰汁の強さをうまく爽やかさで相殺して聞きやすい曲に替えてくれています。面白い一曲ですね。

05.Sophisticated Lady

テンポのいいリズムにのって、FUNKでいて、明るい曲が始まります。なんだろうなーこういう感じ・・・一昔前に流行ったFUNKっぽいPOPSのかわいげのある曲です。Myaらしいといえば、らしいですね！

06.No Sleep

Jazzっぽいピアノサウンドが、バックでなる中、ゆったりとMyaが歌っていきます。メロディーラインがかなり綺麗で、このアルバムの中でも、美しさの面ではずば抜けている、ミドルバラッド。男女混成コーラスと絡み合っていく感じがとても美しいです。

07.Anatomy 1 on 1

サビのメロディーがいいのです、サビが延々とループしていく感じは好きですね。最初は単調なサウンドにちょっとと思うのですが、徐々にサビのメロディーが体にしみこんでいきます。メロディーがいいんだなーと思ったら、Jam&Lewisでした。

08.Hurry Up

UPテンポな刻むビートとRapperのMCから始まり、ビートにのって軽く〜遊んでいく一曲。DJ CLUEのProduceで、跳ねる感じが心地よいです。

09.Things Come And Go feat.Sean Paul

レゲエサウンドをここで取り入れています。もちろん、DJはあのSean Paul！最近のSean Paul作品のなかでは唯一対等に新しいサウンドに向かったといえるほど、二人の声のバランスが取れてます。どのアーティストでも、Sean Paulに主役を奪われてしまうのですが、ここでは、あくまで彼は脇役に徹しているのが、素晴らしい！レゲエというよりも歌モノとして聴いていて楽しいですよ。

10.You

温かみ溢れるバラードです。ずば抜けていいというところはないのですが、普通にいい曲ですね。HOOKでの、Mainメロディーとコーラスとの絡み合いが素晴らしいですわ！

11.Agter The Rain

ゆったりとしたリズムで進むスローバラッド！！美しいメロディーが印象的なバラードです。たぶん、サンプリングでしょう。かわいいだけじゃなくて、SEXYさも持った歌声になったなと、改めて感じさせてくれます。

12.Late

HOOKでのLateって囁きににたVoiceが、ウェットな感覚を持たせてくれています。ただ、こういうビート主体なサウンドはあまりあわないかなーこの人に。Blu Cantrellとかに任せて、メロディー主体の方が、輝くと思います。でも、いい曲だとはおもいます。

13.Whatever Bitch

いきなり激しい転調で、曲が始まります。こういう作りがフランクな曲って最近きかなかったので、新鮮。かなりビートで踊れる一曲に仕上がっていますよ。面白い一曲です！

14.Taste This

ピアノと、暗めなMyaの歌声が、印象的ですね。このピアノいいですねー。曲全体として、さりげない〜なかにも、しっかり芯が通っている感じが！

15.Take A Picture

ここで、ほっと一息つくように、まったりホッコリソングです。

16.Free Fallin'

とっても、明るいLovers Songです。とても明るい雰囲気が気持ちがいい一曲です！最後にMCが入っています。

17.Real Compared To What

FunkyなピアノサウンドにFunkな歌唱で絡んでいくMya！それをサポートする、Rapperもいい感じです。

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