Melanie Fiona / Bridge
02.Bang Bang
03.Monday Morning
04.Please Don’t Go (Cry Baby)
05.Ay Yo
06.Walk On By
08.Johnny
09.Sad Songs
10.Priceless
11.It Kills Me
12.Teach Him
(総評)
2009年突如現れたソウルフルな女性ボーカリスト!JazzyでFunkyなそのスタイルがとてもかっこいいのです!とにかく音楽性が面白くて、独自なスタイルのFUNKY MUSICを聞かせてくれます!どの曲も渋さとFUNKYさを持っていて、女性でここまでファンキーに歌えるアーティストにはなかなかお目にかかれません!Joss Stoneよりも泥臭くて、FUNKNESSをも理解している独自の解釈をもったFUNKを展開しています。
何よりも勢いを感じるのが、2曲目「Bang Bang」!一緒に歌いたくなるほどに印象的なサビのキャッチーなフレーズにはやられます!本当にこの曲には惚れました!ここまでパワフルにファンキーに盛り上がれる女性アーティストがいたことに驚きを覚えました。そして、もうひとつ印象的なのが、知る人は知っている女性シンガーソングライターAndre Martinプロデュースの1曲目「Give It To Me Right」も生バンドを従えてFUNKYに盛り上がりを見せつつも、しっかりと歌のうまさを感じさせる歌唱力の高さをみせてくれます!そのままの勢いで、疾走感を感じさせるFUNKY MUSIC「Monday Morning」(こちらもAndre Martin Produce)が誰もが歌える素敵な一曲に仕上がっています!さらに明るさ満点な「Please Don't Go」などで幅の広さを感じさせてくれます。どす黒さも感じさえる「Ay Yo」などでは、どことなく面白いフレーズが胸に残ります。
疾走感がいい感じのアップテンポな軽快なFUNK8曲目「Johnny」もいい味を出しています。11曲目「It Kills Me」で見せるサビでの力強い歌いっぷりが、こういう渋いソウルフルな楽曲でこそこのMelanie Fionaというアーティストがイキイキと歌い上げれるのを改めて、感じさせてくれます。こういうド派手な楽曲でこそ面白く歌い上げてくれます!
実に水準の高い渋いけどかっこいい楽曲が多く収められており、それでいて多彩な雰囲気の楽曲も多くて、このMelanie Fionaというアーティスト性を確固とするオリジナリティーを示してくれています。渋くてソウルフルというFUNKとJazzという根本の違いはありながらも、初期のLedisiなどにも通じる面白さをもった人材であり、今後の活躍も期待できるすばらしいデビュー作品になっています。
ぜひ、ファンキーな女性シンガーが好きな人にはたまらない作品ですよー!
(Producer)
Andre Martin:(1),(3),(6),(7),(9),(11),(12)Stereotypes:(8)
Dan Strong and JK:(10)
Jay Fenix:(11)
Rob Fusari:(2)
Cada Nobles and Bill Blast:(4)
Future Cut:(5),(7)
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