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LITTLE / MR.COMPACT

01.Mr.COMPACT
02.MC〜殺人マイクを持つ男〜
03.ワックマン
04.灯
05.ライムライト
06.不純異性交遊
07.不純異性交遊Part.2
08.レスキュー
09.WAR ZONE
10.西TOKYO TRIBE
11.いいの
12.BE-BOP NEW SCHOOL
13.中央自由WAY
14.剣と楯〜re-construction of "いいの"〜
LITTLE / MR.COMPACT

(概説)

KICK THE CAN CREWのLITTLEのソロアルバム。カッコいい!マジでこれはいいぞ!
LITTLEは、インディーズの頃からソロ活動をしていて、その集大成的なアルバムです。インディーズ時代には、MINIALBUM『いいの』、SINGLE『CHILD PLAY』などの楽曲を出しています。どちらも手に入れたくなりました!それぐらい今作はいいんです!
KICK THE CAN CREWでは出来ないような曲もあるし、なりよりLITTLEのスキルの高さが良くわかります。そして、Lyricの素晴らしさ韻の踏み方の上手さ全てに驚嘆してしまいます。LITTLEのRAPはとてもレゲエのMCに近い滑舌がいいRAPなんです。だから、カッコいい!Lyric最高!
さらに、今作品では様々なアーティストがFeat.されており、KREVA、AZZURRO、M.A.S、Mummy-D、TAICHI MASTER、DJ SEIJI、DJ TATSUTA、INNOSENCE、FUMAKILLA、童子−T、GM-KAZ、DJ BASS、FREGRANCE、柚木 隆一郎(EL-MALO)、坂本 美雨、DJ SHUHO、GANXSTA D-X、FREGRANCE、オチ、meg、DJ OASIS
え?この人がって人から、おーやっぱりっていう人まで、有名な方から、無名な方までいろいろ参加しています。つまりどの曲もオリジナリティーに溢れていて飽きないぞ!ってことです。特に、DさんとFREGRANCE、INNOSENCE、DJ TATSUTA、DJ OASIS、童子−Tは注目!かんなりいい感じでLITTLEと絡んでいます。バイキングレストランみたいなゲスト欄っす!
本当にこれが本物のLITTLE!おちゃらけた面もあり、マジメな面もあり、仲間を思う気持ちもあり、上り詰めたいっていう野心も持ってる、そんなLITTLEの気持ちがつまった、LITTLEそのものを詰め込んだ、まさにMR.COMPACT!COMPACT DISC MANです!KICKに興味を持ったなら、絶対聴くべきだ!間違いない!来年出るKICKのアルバムを聞く前にこれは聴いとくべき!3000円出して買って間違いないアルバムだ!健やかなる時、病める時、肌身はなさず、通勤、通学バックにつめて、どこに行くにもMR.COMPCTことLITTLEを連れまわせ!。これは、長く付き合える名盤だ。
この一枚にLITTLEの気持ちがすべて詰まってる。昔の自分や、今の自分。そして、これからやりたいことが。全部の曲が聞けます。リリックにも十分耳を貸すべきです、最後に、ジャケットも、かっこよくて、かわいらしい。裏ジャケットは、そうとう面白いです。

オススメ:(1),(2),(3),(5),(6),(7),(9),(10)(11),(13)

(曲解説)

01.Mr.COMPACT

もう、最初の「俺は3千円〜チャリ〜ン、消費税込み3千円〜チャリ〜ン」というので、はまりました。1曲目を飾るに相応しいキャッチーでノリがいい曲!いやーLITTLE、CDになっちゃのかい!という面白〜いLyricなんです。こんな楽しげなLyricが書けることが、僕としては尊敬しちゃいます。それでいて、無理が無いというか、難しいLyricだと思うんだけど、RAPにまるで無理がなくすごいスムーズなんです。同じKICK THE CAN CERWのKREVAと組んで作ったお互いを知り尽くした二人による曲。かんなりいいです!そして、はい35回聴きなおします。はい。こんなにノリがいい曲が最初にきたら、最初から上げてくしかないでしょう〜!この曲は、マジでいい!この曲だけで語れます。

02.MC〜殺人マイクを持つ男〜

これは、もう、Lyricを載せたくないのもわかります。めちゃくちゃRapが早くて、滑らか!リズムも上げ目。「ライムでリバティー」っていうところが、なんか可愛くてお気に入り。最後の拍手も、リリックの内容がシリアルな割には、遊び心があっていい!

03.ワックマン

ライムスターのMammy-DがGuestに招いた DJ OASISによるカッコいいトラックとリリック。絶対にKICKでは、やらないリリックです。今の音楽界にいるものなら誰もが感じる違和感もろ書いたリリック。そりゃーHIPHOPをずっとやってきた人たちならだれだってこういうことを考えないわけが無い内容。LITTLEの内の一面を感じれた気がします。Mummy−Dとの相性もバッチリです!

04.灯

TAICHI MASTERによるトラックは、マジで疾走感があって、気持ちよくてカッコいい。最後のLITTLEの流れるようなRapも心地よい!

05.ライムライト

S.P.CのDJ SEIJIによる一曲。ある意味KICKぽいといわれれば、そうだけど、それはそれでいいじゃない。だって、LITTLE=KICKなんだもん。すごい共感できるリリックです。美辞麗句っていう言い方がすごいなーと思っちゃう。切ないが、なんか頑張れる力をくれる曲です

06.不純異性交遊

これは、切ない。マジ、切ない。なんか、胸が痛い思いが・・・誰もが感じたこと。それをとてもREALに、そうまるでLITTLEの実体験のように、かたります・・・これ、本当にいい歌です。泣けます。男なら泣けるでしょ。

07.不純異性交遊Part.2

あー、6曲目があんないいリリックなのに、この曲ではすっかり大人です。まあ、確かに、「いけるなら絶対いっとけ!」ってことです。INNOSENCEの声も高音と低音で両極端なんだけど、すごいLITTLEとの絡みがすごいいい感じです。3人とも凄い特徴のある声なので、聴いてて印象に残ります。CLUBで是非かけたい一曲ですね。LITTLEいっとけ!あと、ツルコーって・・・なに?

08.レスキュー

これは、インディーズの頃からずっと続いている曲。スケボーキングのシゲオをFeatしたり、シングル『いいの』から入ってる曲なんです。この曲ではLITTLEの仲間を大切に思う気持ちと、それぞれのオリジナルを尊重する気持ちが感じれる。すげー好きなリリック。FUMAKILLA

09.WAR ZONE

童子−T!LITTLEと童子の対決風になってるけど、そう、彼らは師弟関係みたいなもの。仲間だろうと、競い合う気持ちをなくしたら終わりだぜ!という思い。HIPHOPに対する強い思いが感じられて好きなんだよねー。常に自分の腕を磨くことが大事なんだ!これはHIPHOPだけじゃないぞ!人生そのものがそうなんだ!自分の腕を磨かなきゃ自分のやりたいことも出来ないんだ!それを感じ取って欲しい曲。そして、このWAR ZONEって有名な外国のHIPHOPもありますね。童子の声大好きです。かっこいい!最後のLITTLEとの競い合いは、単純におもしろい。

10.西TOKYO TRIBE

そして、FREGRANCEの声もカッコいいんですよ。こういうだみ声までになってないんだけど、低い声ってカッコいいと思う。すげーいいよ!この8〜10曲は本当にスピード感があって、かっこいい。この3曲にはあるのは、仲間も大事だし、競い合うことも大事だって事。最後のLITTLEのウチの住所みたいのは、かなりおもろい。いくらかっこよくても、ちょっとした遊び心が入ってるところが、一番好きなところ。カッコよく、こうするんだ!といってるだけじゃなくて、聴き手を楽しめようというリリックもあってそれが一番好きなところです。この曲でもLITTLEの倍速ライムが堪能できます。は・や・い。本当に、すごいです。

11.いいの

え?という人が歌で参加しています。そう坂本隆一の娘坂本美雨さんです。彼女の声のよさはちょっと特筆モノ。葛谷葉子さんの裏声並みに、なんか、やらしさを持った声。こういう声は好きです。息継ぎ一つでSEXYさを感じれる声です。LITTLEの「君がいいの 君だけがいいの 他の誰でもない 君がいいの」というリリックも好き。言ってみたいかも。独特の不思議な優しい雰囲気をもった曲。

12.BE-BOP NEW SCHOOL

なんか、いい感じの古さをもった曲。きもちいぞーこの曲。仲間と楽しくやってるころを思い出しながらRAPしてる感じっす。ここでも、LITTLEのリリックのうまさ、凄さが堪能できます。「東京の端っこの片田舎 仲間達とはいまだ固い仲」っていうのが一番凄いと思う。DJ SHUHOのお得意のスクラッチも決まってます。

13.中央自由WAY

FREE WAYじゃなくて、自由WAYっていうのが好きだな。megのSEXYな声もいい感じです。このトラックはそうMr.DrunkことMammy-D!音の使い方がやっぱり、うまいっすね。ホント。そう「俺達はどこへでもいけるさ」!自分で制約つけんじゃねー。自分で決めたらそこで終わりだ!

14.剣と楯〜re-construction of "いいの"〜

このリリック深いです。「始まりのための終わり、終わりのための始まり」それを考えたら、どうなるんだろう〜。全てはどうなってしまうのか、そんなこと考えつつも、剣で傷つけつつ、そして、楯で周りから目をそらしながら、いきていくのか・・・

☆☆☆☆☆☆

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