Keith Sweat / Live

(概説)

最高にFunkyでSOULFULでいてMoodyなアルバム！ここまでのカッコいいアルバムは久々です！涙モノです！
R&B Singerの大御所Keith Sweatの意外にも初のライブアルバムです。本当に、ライブの臨場感がバンバン伝わって来て、素晴らしい！最高！今まで聞いたライブアルバムの中でも、D'Angeloのライブアルバムに劣らないアーティストの色がうまくでたライブアルバムとなっています。ライブアルバムというのは、アーティストの本来の良さが出ているのが理想なのですが、その理想により近く、それでいてライブの場面が目を閉じれば想像できるほどRealな音と声で耳に迫ってきます。彼のしっとりとした曲も心地よく響き、UPな曲ではしっかりとFUNKYに盛りあげてくれる！聞いてるだけでそのライブ会場で見てるような気持ちにさせてくれます。Keith Sweatがお客を煽って盛り上げている場面とか、客の歓声とかがいっぱい入ってるので、その場にいるようなすごいRealに感じることが出来る雰囲気をもっています。Keith Sweatは、どちらかというと、マッタリした甘いR&Bを想像しがちですが、その内面に隠れている熱さやFUNKYさが非常によく出ています。
さらに、GUEST陣がすごい！SILKの「Freak Me」(もちろんProducerは、Keithの歌)では、SilkのLil' Gが参加し盛り上げ、「Nobody」では元Kut CloseのメンバーのAthena Cageが参加し、仕舞いに！LSGの曲「My Body」ではGerald LevertとJonny Gillが参加してLSGの大復活なんてすごいこともやってのけています。この曲が悩殺モノです・・・このアルバムのハイライト的な一曲。そりゃー盛り上がるしかないでしょうなー。アルバム全体としては前作「Re:birth」にも収録の「Twisted」でハイライトって感じです！しかも、コーラス隊や、Rapperも、うまい具合に絡み合い、盛り上がるところは盛り上がる最高のライブが堪能できます。この日のライブにいけた人は、幸せだったことでしょう。本当にうらやましい・・・しかも、選曲が見事で、どれもがKeith Sweatのライブで聞いてみたいって思うほどの、BEST盤みたいな内容なのです。MCの盛り上げ方がうまいのもあるのですが、原曲よりもどの曲も、トーキングモジュレーターや独特のキーボードのサウンド(キーボードが全曲通していい味出しています！)多用することで、Funkyさをうまく引き出しています。そして、コーラスがすごいしっかりしているので、Mainをコーラスが歌いフェイクやシャウトをKeithもしやすそうです。バックが本当に素晴らしいです、演奏も歌も！完璧ですね。
今年絶対に聞いて欲しいアルバムの一枚です！これを聞かずに今年のR&Bシーンを語るべからずです！つーか、このライブいきたいよー！絶対あまりの素晴らしさに泣いてることでしょう。

オススメ！全曲！

(曲解説)

01.Don't Stop Your Love

最初の勢いのいいMCの掛け声から、一気にこの名曲へキーボードのカッコいいサウンドへ。このキーボードがアルバム全体を通してカッコよく曲をまとめています。一緒に「Somethin',Somethin'」と踊りたくなりますよー！気持ちがいいぐらいの勢いがある爽やかな感じに仕上がっています。

02.Something Just Ain't Right

トーキングモジュレーターのバックとKeith Sweatの歌声が絡み合う！Funkyに盛り上がっていきます。Keithが熱く熱く熱唱している様が、目に浮かぶようです。最後にかけて、コーラスとともに、盛り上がっていく様が凄まじい！文句なしの盛り上げ曲です！この時点で、Keithの意外なFunkyなカッコよさにノックアウトされてしまいます・・・

03.Freak Me (Interlude) (feat. Lil' G)

そう！あのSilkに提供した曲を本人が歌ったのです！ここまでカッコいい曲だったっけ？と思うほどSOULFULでMoodyでいてしっとりと耳に残る素晴らしい曲になっています。Silkが歌ってるバージョンよりも夜向きでカッコいいんですわー。しかも、SilkのメンバーGARY JENKINS(GARY兄弟の弟ですね)ことLil' Gが参加して曲を盛り上げています。Lil' Gのシャウトや歌声もたまりません。この曲では、参加のコーラスの頑張りも耳を引きます！最後のGood Night〜！っていうKeithの叫びに思わずうなずいちゃいます。

04.Make It Last Forever

最初の女性コーラスでやられ、そしてコーラスに入ってさらにやられます。そう！この最高傑作の悩殺デュエットバラードですよ！もう、ここまで立て続けにやられたら・・・たまりません。腰砕けです。Keithが作った中でも、名曲中の名曲でしょう。このデュエットでは、ちょっと名前がわかりませんが、女性ボーカルの歌声が最高にSOULFULです！Keithのちょっとしゃがれた声とマッチして最高の濡れ濡れな一曲に仕上がっています。これ・・・生で聞きたいわー。もう、たまりせんよ、こんな風にやられたら。絶対泣きます。間違いなく、落ちます。

05.Right And Wrong Way

4曲目から立て続けに、名曲続きですよ・・・。ピアノの音色が、切なく盛り上げます。サビでのコーラスの力が、Keithの歌を最高に盛り上げてくれます。Mainメロディーを歌うコーラスがしっかりしているので、Keith Sweatも、自由にフェイクを効かせて歌いこんでいきます！

06.How Deep Is Your Love

Get Up!っていわれちゃー、盛り上がるわなー・・・たまりませんよなーこの始まり方。客をあおる感じがめちゃくちゃわかって楽しくなります。そして、そこから一気にしっとりとバラード歌い上げる。こんなの黙って聞けません、体を揺らして聞き入りますねー。伸びやかなコーラスと、熱唱するKeith Sweat・・・たまらん図です。きっと客席に向かって歌っているんでしょうねー。

07.Merry Go Round

もう、また名曲ですよ。心地よい歌声に身を任せていると、徐々に盛り上げって行きます。そしてサビで一気にコーラスが入ってきて、SOULFULに歌い上げます！全部がカッコいい！ライブならではのオリジナルな歌い方なんかもあって、それがまたカッコいい！たまりませんね。客もすごい盛り上がっていて、Keithもメチャメチャ煽るんですよね、こんな風にライブやられたらただただ時間が過ぎるのを惜しく感じるだけでしょう。

08.I Want Her

ここから、一気にUPPERな曲になっていきます！MC Rapperが煽る煽る！これがFunkyなんですねー。演奏もメリハリがあってうまくネットリトしたKeithの歌い方とマッチしてるんです。そして、コーラスやRapperが盛り上げていく・・・体も自然と踊り狂いますよ。最後は、コール＆レスポンスなんかもあって、カッコいい〜。最後の終わり方までカッコいいわ〜！このアルバム一番の盛り上げ曲です！

09.Show Me The Way (Revival)

MCがいろいろ喋りながら、始まり、ゆっくりと始まります。艶やかに歌うコーラスと、客席にアピールしながら語り歌うKeith！キーボードの人のさりげないうまさがすごいんですが。ホント楽しいライブなんだなーっていうのは、CDを通して伝わってきます。この曲の最初の方は。こういう地味な曲がライブを引き締めるんですねー。語りっぽいのがメインで歌がMainじゃないにもかかわらずカッコいいのがすごいです。

10.I'll Give All My Love To You

Keithのフェイクから一気にしっとりと歌いこんでいきます。サビにくれば誰もが一度は聴いたことあるような有名な曲です。しっとりとしっとりと歌い聞き手を引き込んでいきます。コーラスも、先ほどまでのFunkyな曲でもいいし、こういうバラードでもやはりいい味だしていますねー。最後の終わり方も、客への対応がさりげなくていいんだよねー。

11.Interlude

たぶん、次の曲に出てくるGeraldやJonny Gillの紹介もかねているところ。Push Your Handsなどといって客を煽ってますね。Ladies〜？とかいってコール＆レスポンスさせていたり、ライブの臨場感がたっぷり味わえるInterludeです。

12.My Body (feat. Gerald Levert & Jonny Gill.)

なんと、LSG(Gerald Levert&Keith Sweat&Jonny Gill)の再結成！(しかも、今年の夏に2枚目を出す予定らしいです！)3人のいやでも濃いエキスがたっぷり詰まった一曲ですよ。3人とも凄すぎます。もう・・・なんっていっていいんだか・・・この3人をライブで一遍に見れたら失神ものですよ。歌がうまいとか言う時限はすでに飛び越えて、雰囲気だけでやられてしまいす。Moodyな空間を作り出しています。こんな組み合わせライブで見るなんてありえません！カッコよすぎ！評価なんてできるかっちゅーの！最後のフェイクの応酬は圧巻です。

13.Nobody (feat. Athena Cage)

元Kut CloseのAthena Cage(今年ソロデビュー予定)を迎えた一曲。またまたボイスモジュレーターっぽい音がいい味出しております。しっとりと歌い上げるKeith Sweat。そして、Hookでコーラスがいい具合に絡んできます。一緒にNobodyと歌いたくなります。Athena Cageも艶やかでSOULFULな声で歌い上げていきます。Keithとの絡み具合も程よくちょうどいいです。最後もグッとしまっていていい感じです。最後のMCで、客がどれだけ盛り上がっているのが、手に取るようにわかりますよ。

14.Twisted

このアルバム最高のハイライト！前のアルバム「Re:birth」にも、収録されていた曲を再度！もう、この曲のライブバージョンはカッコよすぎです！本来なら、12曲目がハイライトなんですが、この曲のカッコよさには追いついていませんね〜。このアルバムで一番をあげるなら、絶対にこの曲ですね！MC Rapperとの相性も最高にいい曲なので、バラードでありながら、カッコいい曲に仕上がっています。この適度なMiddleテンポな曲調の中、FUNKYなカッコよさが出ています。一緒に手を振って歌いたくなること必死です！PUSH YOUR HANDS UPってMCの声がしたときが最高にカッコよくて、それにあわせて手を上げちゃいます！かっこええ〜っす。

15.There You Go Telling Me No

最後の一曲は、しっとりとこの歌で締めます・・・しっとりと、月を見ながら聞きたい・・・そんな優しい雰囲気をもった一曲で締めです。客の盛り上がりもハンパじゃないんです。しっとりと歌い上げるサビでは、手を Throw して見入っていることでしょう。最後を締めくくるに相応しい美しい曲です。

(Producer)

all song producer Keith Sweat (Expect for (12))
(2),(4),(5),(6),(8)Edward riley
(7)Robert Douglas
(9)Allan "Grip" Smith
(10)Robert Wooten.Jr
(12)Darrell Allamby, Lincoln Browder, Antionette Roberson(2000 WATTS MUSIC)
(13)Fitzgerald Scott
(14)Eric McCaine,Lavonn Battle, Tabitha Duncan, Athena Cage
Background Vocals Darrell Adams
Music Performer David Evans, Robert Douglas, Andre Harris, Randy Hutchinson, Keith Robinson

(LINK)

www.elektra.com
www.musicinformation.com