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Keith Sweat / Just Me

01.Somebody featuring Chris "F.L.O." Conner
02.The Flor
03.Girl Of My Dream
04.Sexiest Girl
05.Butterscotch featuring Athena Cage
06.Me And My Girl
07.Suga Suga Suga featuringPaisley Bettis
08.Never Had A Lover
09.Love You Better featuring Keyshi Cole
10.Juest Wanna Sex You
11.What's A Man To Do
12.Teach Me
13.Git At U featuring Slim (112), Jazze Pha & R.L. Huggar
14.SSSHHH (Here We Go Again)
15.Some More feat.Akon
Keith Sweat / Just Me

(総評)

Keith Sweatのでるでると言われ続けていた新譜が去年のライブアルバム発売を経てついにリリースとなりましたー!!!先行シングル「Suga Suga Suga」から、期待をしていましたが、期待以上のKieth節と、現行シーンのいいところが混ざり合ったかっこいいアルバムに仕上がっています。女性とのデュエットも忘れずにいれながらも、アップテンポな曲でもかっこよく聞かせてくれています。特に2曲目「The Flor」、3曲目「Girl Of My Dream」あたりから、R&Bアルバムとしてのトータルとしての完成度の高さを見せてくれるアップソングの素晴らしさを感じさせつつ、個人的にはKeisha Coleとか、先行シングルなどの話題曲よりも脇役の曲たちの完成度の高さに圧倒されます。どれも味わいがあって何度も聞きたくなるような中毒性の高いこれぞKeith Sweatだよなーっていう楽曲全体が癖になる感覚をもっています。きちんと今風のメロディーをなぞりつつも、Keith Sweatらしいねちっこいフェイクがたくさん聞けるからでしょう。
特にやっぱり最高なのは、12曲目「Tease Me」と、6曲目「Me And My Girl」でしょう、この2曲の見事なメロディーラインとそれにのるKeith Sweatの歌声とバックのハーモニーの絶妙な絡み具合は最高です!聞くほどに引きつけられていきます!この曲ように、メロディーと歌のバランスで魅せてくれるんですよねー。さらに、Athena Cageとの「Butterscotch」も見事です!やっぱりAthena Cageとの愛称は抜群ですね。もちろんKeishia Coleとの9曲目もよかったのですが、それ以上のデュエットソングでした。
さらに、なんと日本版では、112のSlimと、R.LにJazze PhaというR&B好きなら泣いて喜ぶような組み合わせの一曲があるんですよ!しかも他の2曲もかっこいいし、特にAkonとの曲では今までのKeith Sweatとのかっこよさをより引き立てるようなかっこよさがあります!まさに充実した一枚といえるでしょう〜!強烈な曲はないながらも、丁寧で、Keith Sweatらしさを前面に出した曲作りは、Keith Sweatが今でも現役であることを証明していて、彼の素晴らしい歌唱のマジックを堪能できる一品に仕上がっています!彼のフェイク一つで、どんどん魅力的な楽曲へと変貌を遂げていきます。
2008年抑えておくべき一枚であることは確かでしょう!

オススメ:(2),(3),(4),(5),(6),(7),(10),(11),(12),(13),(15)

(曲解説)

01.Somebody featuring Chris "F.L.O." Conner

Keith Sweatとの盟友のProducerでもあるRoy Hamiltonとの一曲!よくわかってらっしゃりますねー。Keith Sweatらしいねちっこさがよく出た一曲になっていますよー!本当にKeith Sweatも、いろんな歌声ができるようになったなーと感じます。ここでは、いつもよりも声高に歌っていきます。そして、Rapperも雰囲気を崩さすに、入ってくることで、適度なストリート感を出していて、やっぱりKeith Sweatはいつまでたっても、現役のR&Bシンガーなんだということを強く印象付けてくれます。

02.The Flor

こういうヘンテコなサウンドと、バックの低音ボイスを作り出すTeddy Rileyもすごいですが、それを歌いこなし、かっこよく聞かせるKeith Sweatも素晴らしい!コーラスワークもうまくつって、かっこよくサビまで纏め上げて、そして、サビでの面白い低音のボイスと、うまくかっこよく絡み合っていく様にはまさに、天晴れといいたくなります。そして、1曲目よりもよりねちっこさを増したKeith Sweatの歌いっぷりには悶絶させられますねー。本当にこういう風に本当の意味でエロくセクシーに歌い上げれるシンガーは早々いませんよ!

03.Girl Of My Dream

語りから入ってくる一曲。昔ではなかったまっすぐな力強い歌がここでは感じられます!メロディーラインが絶妙で、かっこいいんですわー!徐々にサビで入り込んで複雑さを増していくメロディーラインにぐいぐい引き込まれます。メロディーラインが本当にかっこよくて、それだけで聞き入っちゃいますが、最後にさらにフェイクで畳み掛けてくれるんですよねー。

04.Sexiest Girl

ちょっとダークな雰囲気のミッドテンポ曲で、ここでは思いっきりシャウトを堪能できます。この辺が90年代のKeith Sweatと違うところで、本当に歌力がついているので、以前はなかなかシャウトしている曲って少ないのですが、適度にエロさを崩さない程度に素敵なシャウトやフェイクでも素敵に盛り上げてくれて、この曲でも思わず聞き入ってしまうほどに素敵な曲に仕上がっています。

05.Butterscotch featuring Athena Cage

Kut Closeから、ここ最近もよく一緒に仕事をしているAthena Cageが登場!やっぱりKeith Sweatとの相性は最高ですね、独特のロリっぽくもありセクシーでもある女性らしい歌声で、ぐいっと自分の方に歌を持ってきたかと思うと、Keith Sweatと絡むと途端に相乗効果を生み出して、お互いに本当にセクシーに歌が絡み合い見事なフェイク合戦をかましてくれるのです!最後にお互いに、掛け合いながらも盛り上がっていくところなんて最高ですね!この二人はデュエットさせたらこれに適う人たちはいないですわ!

06.Me And My Girl

ねちっこさ満開!でも最高!Keith Sweatの曲は、この曲に代表されるように、トラックとコーラスが本当に素晴らしいそれだけでも、見事な歌を構成していて、特にそのメロディーラインに一発でKOされます!さらにKeith Sweatの歌やフェイクが絡むことで、2重にも3重にも魅力的な歌へと変化していきます!本当に見事ですわー!この曲では、サビでのコーラスの歌うメインのメロディーが本当に魅力的思わず一緒に口ずさんでしまいます、そしてそのサビと絡むKeith Sweatのフェイクやシャウトがもうたまら〜〜ん。このアルバム随一の名曲ですね!

07.Suga Suga Suga featuring Paisley Bettis

Paisley Bettisというかわいい歌声のシンガーを招いての先行シングルになった一曲で、ここでも魅力的なコーラスと絡み合うKeith Sweatの歌いっぷりが堪能できます。先行シングルに選ばれただけあって、かなり面白いつくりで一度聞くと忘れられないフレーズが入っています!

08.Never Had A Lover

スローテンポな一曲!最初はまったりと聞かせてくれていますが、後半に進むほどに熱唱していき、その力強い歌いっぷりにうっとりと聞きほれてしまいます。今のR&Bアーティストが失っている本当の意味でのメロディーのよさと、その素晴らしいメロディーを活かす歌いっぷりを見せてくれます。

09.Love You Better featuring Keyshia Cole

力強い歌姫Keyshia Coleとの一曲!どうしてもこの二人が絡めば、見事な掛け合いのシャウト合戦を想像しますが、それは少し肩透かしを食らうわけですが、その力強さを少し抑えながら、もっとデュエットとしての美しさをゆったりと見せてくれる構成になっています!シャウト合戦というよりは、もっとしっかりお互いに聞かせるって感じですね、もう少しシャウトの応酬とかも聞いてみたかったかなー。

10.Juest Wanna Sex You

ねっとりと、緩やかに歌って、聞かせます。本当にこの曲でも、魅力的な歌を聞かせてくれています。ほとんどProducerはしらないような人が多いのですが、かっこよく聞かせられるのは、Keith Sweatのセンスによるところが多いんでしょうね。歌のメロディーも、歌いだしよりも、どんどん歌いこんでいくにつれて、フェイクをかぶせていって魅力的に見せていくところなんてすごすぎます!さすが!

11.What's A Man To Do

切なげなシンプルなメロディーの一曲で、メロディーのループを重ねる毎に悲しみを増すように、激しくシャウトしていきます。やっぱりこういう感じの切なげなシャウトも鬼気迫るほどに、迫力があります!シンプルでいながらも、魅力的な一曲です。

12.Teach Me

本当に素晴らしい一曲です!メロディーが本当に魅力的でいて、シャウトの見事さは、このアルバムの中でも随一です!思わず踊りたくなるような心地よいメロディーとそれを盛り上げるKeith Sweatの見事な吼えっぷりは、聞いている人の心を話しません!この歌のメロディーラインはもうたまりません!特にサビには居るときの変化の仕方が最高ですね!

13.Git At U featuring Slim (112), Jazze Pha & R.L. Huggar

一時期よく聞いたJazze Phaらしいサウンドの上で、112のSlimと、NextのR.Lという素晴らしいシンガー二人を率いて、アップソングを聞かせてくれます!それぞれの歌声に個性があるメンバーなので、それぞれの歌になっていて、本当に面白いですよ。Slimの歌声はひさびさに聞いたのでうれしかったです!本当に豪華なマイクリレーで、ここ最近ではなかなか見ない男性シンガー同士の見事な掛け合いです!

14.SSSHHH (Here We Go Again)

日本語版のボートラの1曲。このアルバムの中では、一番ストレートな感じの歌になっています。どうしてもKeith Sweatにはねちっこさを求めてしまうので、ちょっといつも違うなーって思ってしまいますが、でも美しいメロディーが引き立っていて、いい感じにまとっていました。最後にはやっぱりいい感じで力強い歌を聞かせてくれています。

15.Some More feat.Akon

Sweat Hotelでも突然一緒に歌ったAkonを招いた一曲です。最初にAkonの独特の歌唱がありますが、後半はとてもKeith Sweatらしいかっこいい曲に仕上がっています。Akonのレゲエ調な歌い方も、サビでのKeith SweatのかっこいいR&Bの歌い方で、素晴らしい曲へと変貌を遂げています。やっぱりこれほどかっこよいR&Bを歌えるのは、Keith Sweatぐらいですね。バラードを歌えるシンガーは居ても、こういういなたさも持ったかっこいいアップソングを見事にスマートにかっこよく歌えるのはやっぱり彼しかいませんね!

(Producer)

Roy "Royalty" Hamilton:(1),(8),(10),(11)
Keith Sweat:(1),(4),(5),(6),(9),(11),(15)
Teddy Riley:(2)
THE AMBASSADORZ:(3),(12),(14)
e Roy:(4)
Big Veezy:(5)
Jared Barnes:(6)
Nathan Mooring:(6)
Wirlie "WYL-E" Morris:(7),(15)
Anthony M.Jones:(8),(10)
NITE & DAY:(13)
AKON:(15)

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