Ginuwine / LIFE
02.There It Is (Interlude)
03.2 Way
04.Differences
05.So Fine
06.Tribute to a Woman
07.Why Did You Go (Interlude)
08.How Deep Is Your Love
10.Show After the Show
11.Role Play
12.Open Arms
13.Superhuman
14.Two Reasons I Cry
15.Just Because
(概説)
今年の4月ごろに出た良質のR&Bアルバム!ティンバランドと組んでのデビュー盤が衝撃的だった、Ginuwineの3rdアルバム。この中から、今年の名曲が生まれました!4曲目「Differences」!この曲の良さと言ったら・・・もう、涙ものですよ。
彼の力強い声と、しっとり歌う声が重なり合ったサビを聴けば誰もが涙することでしょう。曲の最初のキーボードの音と、Ginuwineの細い高音の声が、もうグッと心を引き付けます。いきなり始まるサビでは、優しく囁くように歌う彼の声がすんなりと心に入って溶け込んできます。最後の方にかけての彼の力強いシャウト!これには、泣かされます。
本当に優しさを持った曲です。癒されます。
この曲のために買ってもいいですよ!マジで
アルバム全体としては、ちょっと奇抜さやだれたりする部分もあって、特に11〜14曲目はちょっとだれますね。でも、前半は、UPあり、バラードありで、かなり楽しめる内容です。ティンバランドらしい怪しさを求める人にも、かなり物足りないかもしれませんが、純粋にR&Bのアルバムとして聴けば、十分楽しめますよ。
ということで、いい曲と、あまり・・・たいしたことない曲が入り混じってる両極端なアルバムです。でも、いい曲はホント名曲といえるぐらいいいので、買う価値は十分にあると思います。
やっぱりシングル曲、「Differences」は本当に傑作です!
(曲解説)
01.Why Not Me
リズム音が印象的なUPテンポな曲!彼の声が跳ねる跳ねる、曲の中を飛び跳ねてます!
02.There It Is
彼のネチッコイ声が堪能できるスローで濃い曲。彼はフェイクを多用し、力強く叫ぶことが多いんですが、この曲ではそれを使いまくってますね。押しの強い歌い方が好きな人は好きな曲。バラード?なのかな? そして、この曲は最後にInterludeが入ってるのですが、これが、この作品の質を左右してしまうんです・・・どうしてか・・・それは、携帯の着信音見たいのを、思いっきり入れてるんです。LIVE感覚の強いInterludeの中でDJブースから携帯の着信音が聞こえるような状況なんですね、想像つきます?なんか変でしょ。これが嫌いな人には絶えられない・・・しかも次の曲までこれは引っ張られるわけです。僕も最初はこれに面食らいました。HIPHOPアルバムならありかな。って思うんですけどねー。ちょっと合ってないので、これは、入らないと思いました。
03.2 Way
着信音がキーボード音に変わって、曲が始まる。曲自体は非常にマッタリとしててますが、ドラムとストリングスが印象的であり、それに、彼の力強い声が絡んでいい味出しています!
04.Differences
さっきも書きましたが、本当に名曲です!これほど、グッと来る曲は一年に数曲だけです。!
05.So Fine
4曲目の後にこれですか・・・うーん、変わってる、やっぱり、ティンバランドが前面プロデュースで売り出していただけある(今作では、ティンバランドはほとんど加わってません、だから、このアルバムは彼本来の姿がかいま見れます)。震える声でサビの「She So Fine!」と歌うのは、なんか、中毒的な、感じするしてきます。ちょっと、気持ち悪い〜感じがティンバランドっぽい。印象に残るという点では印象に残るんですが、あまりいい曲とはいえないな。!
06.Tribute To A Woman
バラード!彼はバラードを歌わせると、力強いので、バリトンとか好きな人は好きかもしれませんね(UPものはティンバランドの影響なのか、アリーヤとかそういう感じ。)。今作での、バラードの出来は秀逸である。この曲も後半にかけての熱のこもったボーカルが好感が持てる。!
07.Why Did You Go
この曲は唯一のミドルバラード。サビがいいので、もってかれちゃいます。一緒に歌いたいぐらい。彼には珍しいSOUL臭い感じの曲。でも、これは、彼の新境地としてはいい感じだと思います。暖かい感じが曲の全体にあって、聴いてて、ほっこり出来ます。!
08.How Deep Is Your Love
バラードでの彼の声の立ちは素晴らしい!UPもので有名だった感がある彼ですが、バラードの方が断然聞ける。この曲でも最初から唸る唸る!最後の方の「ナナナナナナナナナナナナー」っていうのが、ちょっとクセになる。この人のバラードは、本当に心地がいい。!
09.Thats How I Get Down (f Ludacris)
あのLudacris(犬っぽい)をFeat.したHIPHOP色の強い作品。ちょっと変わったテンポだけど、まあまあの出来。でも、なんか押しが弱いし、乗り切れない・・・そして、彼の声が生かされてないなー・・・この曲は駄作か・・・あくまでつなぎの曲ですね。!
10.Show After The Show
1曲目に匹敵する良質のUPもの!スパニッシュな感じで、バウンシーな音が曲を盛り上げて、彼のちょっと押しの強い声にも合います!!
11.Role Play
スローバラード。まあまあですねー。パッとするものはないけど、やらしさがよく出ていて、バラードとしては、まあまあな感じです。そして、ここから、バラード攻めの始まりですー!!
12.Open Arms
珍しい歌い上げ系のさわやかなバラード!この人どちらかというと怪しげな感じのバラードが多いんだけど、この曲はさわやかです。!
13.Superhuman
なんか聴いたことある唄いまわしだなー。スーパーウーマンという曲に似ている・・・ま、いいんですが、これもバラードとしては、佳作です。歌い上げ系が好きな人は、絶対好きな出来です。!
14.Two Reasons I Cry
珍しい、ホント珍しい、素直に唄う切ない曲。いい意味で力が抜けていて、この人の売りは力強さだけど、こういう力が抜けたボーカルもいいかなっと思いました。最後の方は、力強く歌い上げてますけどね。そして、これが最終曲という感じの終わり方をします。!
15.Just Because
そして、これが、終わったかと思ったら始まる曲。しかもここにきてUPモノ。いい感じの曲ですよ。ギターサウンドが効果的で、思わず踊りだしたくなるほどノリがいい曲で、ちょっと怪しさもあります。シングルカットされるだけありますが・・・これで終わることはないでしょう〜。!