Allure / Sunny Day
02.Kool Wit Me
03.Wore Out You Welcome
04.Enjoy Yourself
05.Lady
06.Never Let You Go
08.The Shore (Wanna Be Your Lady)
09.Earn My Trust
10.Only For A While- Interlude
11.Sunny Day
12.Simon Sez
(総評)
Allureの2ndアルバム!かなりいいです!前作は、マライヤキャリーの息がかかったレーベルからの発売で、マライヤキャリーとオーバーラップさせたれて形だったので、一般ウケはしたけど、R&B好きな人には、そっぽを向かれ、しまいに、レーベル倒産、移籍もうまくいかず、結局2作目を出すのに、4年もかかってしまい、本当にかわいそうだったのですが、その4年の歳月は、彼女達を2ランクも、3ランクも、ランクアップさせました。なんとも、UPの出来が素晴らしいのである。
まず、UPの出来が素晴らしい。グループ物でこれほどアップの出来がいいのは、久々である。1曲目「Bump」などいい感じです。
そして、コーラスとは、こうあるべきだというのを示している。デスチャのように一人と楽しい仲間たちみたいな歌になったりしてないし(笑)
4人で出すときの厚み、そして、4人が複雑に立ち代りするコーラスは、すばらしいの一言!リードの立ちもかなりいい感じである。ちょっと高音すぎる(押しが強すぎると、バックのコーラス消えてしまうのだ)ときもあるが、それほど気にならない。
コーラスを目指す人は、このアルバムは絶対聞くこと。非常にためになります。前半のFUNKYさも素晴らしいし、このアルバムは長いこと聞けそうである。
ほぼ駄作ナシのこのアルバム一聴の価値はありますよ。フェイスエバンスや、デスチャのアルバムよりは、断然こっちだなー。最近コーラスグループモノでいいのは少ないので聞くべきですよ〜。
(曲解説)
01.Bump
このドラム音に跳ねながら歌う4人は、かっこいいです。RAPPERの出番もあって、こう飽きのこない曲作りになっています。かっこいいっすねー、特に、最後のパーカッション音だけで、終わるのなんて、最高です。
02.Kool Wit Me
跳ね具合が、1,2曲目繋げて聞くと完全にノックアウトされます。そして、この曲のサビでの、跳ねも心地よい。聞いてて、すんなり音が耳に入ってくる。途中での男性との絡みは、やらしさ出てて好きですねー。跳ね具合が素晴らしい、いやー、この2曲目だけでも聞いてみましょう〜!1、2曲目、すげーFUNKYです。
03.Wore Out You Welcome
でも、あまり有名なアーティストじゃないが、結構いい具合のUPであり、決めのフレーズの言い方も、力強くそろってて、すばらしい。4人の出入りの多い曲だが、それがまた魅力的な曲である。
04.Enjoy Yourself
ちょっとCoolなトラックへと変わるが、歌のFUNKYな部分や、跳ね具合はそのままである。ノーティーバイネイチャーのKay-Geeの作品だが、前3曲の雰囲気を崩さずに、Coolに仕上げているのが、絶妙である。最後の方の「Ha,Ha」というコーラスが、リズミカルで曲を盛り上げる。この曲には、インタールードも入っているが、ここまでのUP物で熱くなった体を休ませるのに丁度良い、美しいコーラスワークを聞かせてくれる。コーラスグループのインタールードは、こうでなくては!
05.Lady
一転して、ジックリと歌いこむ感じの曲。後半にかけての盛り上がり時のシャウトがいい雰囲気である。
06.Never Let You Go
爽やかな曲に、綺麗なコーラスを載せた曲を聞かせる正統派な曲。
08.The Shore (Wanna Be Your Lady)
最初の指を鳴らすのが、ちょっとコーラスグループっぽくておもしろいが、この辺からちょっと暗めのイントロの曲が多くなる。でも、この曲は、サビでのフレーズの押しの強さがカッコいい!
09.Earn My Trust
このスローでは、華やかなコーラスワークを聞かせてくれる!この曲はAllureの実力を存分に発揮していて、彼女らの実力を再認識させてくれる。この曲のリードとコーラスのバランス、最後に向けての盛り上がり方は、絶妙である。
11.Sunny Day
タイトル曲で、ミドルバラードだが、この曲の出来が素晴らしいのである!かなりこのグループに合った歌であり、こういう歌が一曲しか入ってないのは、もったいないとしかいいようがない。それほど、この曲は1番いい!リードの人の声がこういうちょっと押さえ気味に歌うミドルバラードが合っているのである。そして、それをサポートするようにしっかりと入るコーラスがまたいい!本当に心地よい一曲!必聴!
12.Simon Sez
実は、日本盤には、ボーナストラックがあるのだが、それがまた最高にFUNKYな仕上がりで、じつは、その曲が1番好きだったりする。日本盤を買うことをオススメする。